孤独は普通です
こ-どく【孤独】
仲間のいないこと。ひとりぼっち。
一人でいる時間が好きかという話題がたまに訪れて、自分は圧倒的に好きだと答える。
自分は人付き合いが苦手で、予定を立てて遊びに行くような友人は数えるほどしかいない。
ましてや自分から連絡することは稀である。
一人でいれば人に気を遣わなくていいし、他人に迷惑をかけまいと自分の行動に気を遣うこともない。
創作活動をしている人間は尚更、一人で没頭できる時間が必要だし、一人の時間あれば創作に充てることができる。
強がっているわけではないが、もちろん気を許した友人と過ごす時間の楽しさは何にも代え難い。
そんな友人をも自分から頻繁に誘うことは無いし、その相手も同じくらいの頻度で連絡をくれる。
予定がない休みの日があれば、誘いの連絡が来ない限り自分一人で過ごすことを選ぶ。
(誘われたら基本的に乗ってしまうので割と遊びに行きます。)
果たしてこれは孤独なのかとふと考える。
【孤独】は寂しさを含んだ言葉である。
しかし一人でいる時間が多くても、寂しいとは思わない。
逆に考えてみれば、時間さえあれば誰かと一緒にいることを選ぶ人が一人でいる時間を好まないのは、孤独を感じやすいからなのではないだろうか。
孤独の寂しさを埋めるために誰かと過ごしたり繋がったりすることを選ぶ。そうでない人もいると思うが、そうとも言えると思った。
人はみんな孤独である。
寂しさに慣れてしまった自分は孤独ではない。
一人でいることに寂しさを感じることはない。
ただ誰かと一緒にいても、どこの誰といても、"誰にも理解されない"という孤独を感じる時がある。
その瞬間はとてつもなく寂しい。
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