オタクが推しにフラスタ等を贈った話2023
2023年は高槻かなこさんにフラスタなどをお贈りしてきました。
実はこれまで人生で一度もフラスタお贈りしたことなんて無かったんですが、2023年中に自分が主催したやつ、主催じゃないけどアイデアとかで参加してたやつ、あとは異次元フェスののぼりとかもやったんで、気付けば1年で結構な数を出してました(笑)
いつも参加して下さる王族の皆さんには本当に感謝です。ちなみに自分が支援側のときの主催は、ぱーこさんです。いつも特大感謝です。
フラスタについて、知り合いのオタクから聴かれることも増えてきたので、つらつら書いていきたいと思います。
まずは出したフラスタ等のご紹介を。
次に手順と、裏でどんなことを考えてたかを語っていきます。
これから出す人、慣れてきたけど新しいアクセントが欲しいなって人にも、少しでも参考になれば幸いです。
自分が主催したもの
Aqours EXTRA LoveLive!2023 ~バレンタインコンサート~
人生初のフラスタ。
ライブコンセプトがバレンタインデーだったから、「恋の喜び咲かせます!」ということでトリコリコっぽさをイメージ。バレンタインだし、大好きの気持ちを込めてチョコ、花丸ちゃんの好物のおしるこを添えました。
イラストはごんたさんに描いて頂きました(特大感謝)
製作は感動フラワーFさんにお願いしました。
色々と相談に乗って下さる素晴らしいお花屋さんで、以後もずっとお世話になっています。
これが自分にとっても第一歩目だったので、フラスタを贈るにあたって参加者やお花屋さんとの調整とか、やらなければいけないものなど、たいへん勉強になりました。
Aqours EXTRA LoveLive!2023 ~ホワイトデーコンサート~
人生2回目のお花。
この時から、お花の出し方はもう分かってたので、自分なりの裏テーマを設定するようになりました。
表のコンセプトは、花丸ちゃんの誕生日直後であったということもあり、ハッピーバースデーがテーマ。
イラストはたぬきちさん、ケーキをイメージしたデザイン案はちぇるりむさんが作ってくれました。(特大感謝)
このロウソク型LEDの資材がなかなかなくて、「これどうっすか?」「長さが…」「これは?」「電池持つ?ああ、持たない…」などなどお花屋さんと打ち合わせしながら資材を物色しました(笑)
そして裏テーマは「お返し」。ライブコンセプトがホワイトデーなので、前月のバレンタインライブと、いつも元気をくれる推しへの感謝を込めて、お花だけじゃなくて企画を通じてできる恩返しをやろう!と思いました。
協賛パネルは本物のノートになっていて、みんなから集めた「感謝の気持ち・お返し」をテーマに集めたメッセージが貼ってあります。
バレンタインライブとホワイトデーライブはチケットの倍率がものすごく高く、外れて来れない人も多かったんですよね。現地に来れない人も企画に参加できるようにオンラインで集めたメッセージは印刷してノートに貼っています。
手書きで書きたい人には現地でお手紙を集めて、右上のハート型の箱(バレンタインライブで登場時に持ってた💛型チョコをイメージ)に入れて、ノートと一緒に届けました。
製作は感動フラワーFさんにお願いしました
アイドルマスター★♥︎ラブライブ!歌合戦
これはフラスタではなく、応援フラッグです。
アイマスはあんまり詳しくないので間違ってるかもだけど、あちらの文化で応援フラッグを出すというものがあるらしく。会場周辺のフラッグ設置枠を運営が買い取って、ファンに売る、というもの。
ファンは指定されたルール通りにデザインを提出して、運営で審査。数が多ければ審査・抽選の結果で落選することもある…。という感じのもの。
これは、ぱーこさんとの共同主催でした。お互い仕事が忙しかったので、前半に方針固めしたのが自分、後半の製作はぱーこさんにお任せしました。イラストはごんたさんに、フラッグデザインとミニイラストはちぇるりむさんにお願いしました(特大感謝)
こちらの製作は運営側で対応のため、デザイン提出のみです。
※このフラッグの作り方には一癖あったので、後述します。
幻日のヨハネ-The Story of the Sound of Heart
コンセプトが一番難しかったやつです。
幻日のヨハネの世界観と、ハナマルちゃんを自分なりに深堀りしたくて、アニメ全編20回以上は見ました。それでもアニメだけでは情報が足らなかったので、原作とか設定画とか色々と見て回って、お花のデザインを考えました。
お花を見た時にハナマルちゃんのパン屋さんに来たようなイメージになればなと思って作り上げたのがこちらです。
フラスタデザインは花カルロさんに、イラストははるちさんにお願いしました(特大感謝)
製作は感動フラワーFさんにお願いしました
主催ではないけど関わったもの
Aniera City Bash!! vol.2
デザインアイデアへの意見提出(祝ボード)で関わりました。
イベント主催者のアニエラへのリスペクトでを出そう!という感じで、タイトルロゴにちなんだ配色と、地域感を出していただきました。あとお花屋さんのFさんをご紹介したりなど。
製作は感動フラワーFさんだそうです
歌声喫茶かなこ
デザインアイデアの意見提出で関わりました。
この番組では投げ銭をすると投げたアイテムが上から落ちてくる(看板とか)んですが、きんちゃんがそれを結構喜んでくれていたので、そんなデザインで…という感じ。
歌声喫茶ということでスナックっぽく、ボトルキープだったり、ビールだったり、ペンライト(これも投げ銭モチーフのデザイン)だったり、小ネタがとにかく詰まっていてとても素敵なお花だなぁと思います。
製作された所は聞いてないので不明(Fさんではないです)
沼津地元愛まつり2023
デザインアイデア全般で参加しました。
沼津で行われるイベントだし、テーマソングも「SORA, FUJI, SUNSHINE!」なので、沼津の街を、海越しに富士山が見える風光明媚な風景を、ふわふわ雲に乗った高槻さんと花丸ちゃんがそれを眺めている感じで…というデザインです。
こちらは沼津の「ふうせんやさん」製作だそうです。Aqoursのライブに沼津の安田屋さん、松月さん、欧蘭陀館さん等から出されているのと同じお店です。
これは主催のぱーこさんが、「せっかく沼津でのイベントなんだから、この企画を通じて沼津にお金を落としたい、だから沼津のお店からお祝いを贈りたい」という企画趣旨を立てていたからなんですよね、、、
これ、すごく大切な論点だと思うんですよ。僕はとても感動しました。
手順・裏で考えていることなど
初めて出す人向け:手順など
応援の一環としてお花を出してみたい、とにかくフラスタをやってみたい、という人。ぜひ、そのまま突っ走ってください!
なぜなら一番大切なのは「気持ち」なので。
それがあるなら、絶対できます。
最低限、以下の3つくらいを肝に銘じておくといいんじゃないですかね。
お花屋さんって製作と搬送・回収を限られた人数でやられていて、忙しい日は1日でいくつも会場を回ったりしてます。搬送するにも1度に運べる数は限度があるので、当然対応できる数も決まっていたりする訳です。
なので、出そうと決めたら早めにお花屋さんに相談しましょう。
初めて出すなら、これくらいのスケジュール感でいいと思います。
1週間前に必要なものが全部揃うように、必要なものを準備しましょう。イラストを描いてもらっても、誰が印刷するのか、協賛者パネルを誰が作るか、などなど。スケジュールも逆算して立てていきましょう。
集金方法は、自分はPassMarketを使うことが多いです。理由はアンケートを仕込めるので。記入してほしい名前を必須回答の項目にしています。支払い手段にPayPayとクレカが使えるので、なかなか便利です。
ちょっと本音:裏で考えてることなど
初めて出す人とかはあんまり深く考えなくていいと思うので、この辺は気にしないでください。あくまで自分が出すときはこう考えてるよ~ってだけなので、ご参考程度に。
「何でわざわざフラスタ出すの?????」
だってフラスタを出す以外にも応援の手段はたくさんあります。その中でどうしてお金と時間をかけて今回わざわざフラスタ企画を選ぶんですか?
言っちゃあなんですが、フラスタってコスパに関しては最悪の応援手段だと思いますよ。お金はかかるし。時間もすごくかかる。
特に応援している本人や運営には1円もお金が落ちないし、そのお金あるならグッズ買った方が良くないですか?
…と、毎回そんな自問自答をしながら、やる意義をよーく考えて出すようにしてます。
そして自分なりの答えがこれなんですけど、フラスタでしか出来ないことをやるなら意義があるよねと。
フラスタじゃないと出来ない応援というのは、「本人以外にも見て貰えること」、「そして集団で応援ができること」の2つだと考えてます。
ここは、これが正解だ!というものないですけど。僕は、どちらかというと集団での応援にこだわっていて。例えばライブの前にみんなでフラスタを囲んで写真を撮ったりとか。ホワイトデーライブのは、フラスタ企画と一緒にみんなでメッセージを集めて送ったり。
あとは細かい所なんですけど、イラストを描いていただく絵師さんは毎回違う人に頼むようにしてます。高槻さんのファンって絵が上手な方が本当に多くて、なるべく色んな方にお願いしていきたいなぁというこだわりです。
つまるところせっかくフラスタ企画をするなら、推しにも、みんなにも、楽しんで欲しいなぁと思ってますし、外の人から見てもなんかあの界隈楽しそうだな~と思ってもらえるようにできたらいいなと考えています。
今後も企画するにあたって、どうすれば楽しんで貰えるか、色々考えながらやっていくと思います。
おまけ:異次元フェス応援フラッグの場合
今後もこういう企画があるかもしれないので、やったことを書いておきます。これはフラスタと違ってちょっと一工夫が必要でした。
まず、レギュレーションをちゃんと読むところからスタート。ふむふむ…多いな!!!
そして上のには書いてないんですが、「のぼりにタイトルロゴを必ず入れるようにしなさい、ロゴ位置は必ず上・真ん中・下の3箇所のうちいずれかにしてください」とのこと。あとはロゴに文字やイラストを重ねるな、などなど。結構細かいルールがありまして。
…なるほど。
「デザイン先に決めて提出」⇒「抽選で当落が決まる」か。
…つまり協賛者の名前を載せるならデザインに組み込む必要があるということで。
…あれ???じゃあ協賛者集めるならすぐ動かなきゃダメだし、さらに落選した場合、集金済なら返金が発生するじゃん!?
あ、、、これ今すぐやらなきゃだめだ!!!
という感じで、すぐ企画資料カキカキしていつものみんなに送りました。
ありがたいことに方針はささーーっとすぐ決まって、よしこれで行こう、という感じで進めることに。
のぼり企画の主催者さんはみんなこの悩みを抱えたのではないでしょうか。いや、当選して本当にラッキーでした。ありがたや。
結構バッタバタだったんですが「運営にお金を落とせる」というのがすごくありがたくて、個人的には、大変だけど今後もこの方式が増えてほしいなぁと思っています。
最後に:フラスタ出すようになって変わったこと
最後にちょっとだけ。自分が出すようになって変わったことを。
●オタクの知り合いが増えた
企画を通じて参加してくれる皆さんとのつながりができたり、あとは他所の現場に行っても自分のことを知ってくれてる人がいたりと、知り合いが増えました(ありがたや)
●ほかの人が出してるフラスタをめっちゃ見るようになった
このお花、ここ良い!とか。ライブ前はとにかく他人のフラスタ撮影。
●お花屋さんと仲良くなった
何度もお世話になっているので。お互いに次に出すお花の打ち合わせをしていてもツーカーでイメージが伝わるようになったと思います。
あと自分が出してるのを見て、同じお花屋さんからフラスタを出すオタク仲間もちょこちょこいるみたいで。
お花屋さん:…この辺はどうします?
オタク仲間:自分でやろうと思いますが、やり方がよくわかりません。
お花屋さん:じゃあその辺は、あるぴさんに聞いといてください。
オタク仲間:あるぴさんに聞けって言われたんだけど。
おい!!!いいけど!!!!!!!!!!!!!!笑
じゃあこちらも勝手に宣伝しときますねってことで。
いつもこちらにお世話になってます(↓)ありがとうございます。
おしまい。