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新コラム、フィリピンの天然繊維アバカ

新しいコラムシリーズをスタートしました。フィリピンの天然繊維「アバカ」についてです。未だロックダウン中のフィリピン レガスピにいるLOUが書きます。英語の勉強かねて、ご興味あるかたはぜひご覧ください★ (日本語訳も作成中です)

昨年レガスピを訪れたときに、アバカ工場を見学させていただきました。工場といっても、長屋くらいの大きさの小屋です。

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ここでは、ヨーロッパのホテルに納められているというラグを編んでいました。オーナーは女性の方で、自分たちの賃金は安いのに、最終製品は何十倍にもなって販売されるということをしきりに訴えられていました。

フィリピンでは、ローカルな言語が100程度あると言われ、英語も公用語として使われています。でも、田舎の方にいくと、英語を使えない人にも多く出会うのですが、オーナーの女性の方は、英語をしっかり話してくださったので、コミュニケーションとれました。

日本では英語という第二言語を習得するのですら大変なのに、フィリピンでは3言語、4言語話せることが普通です。そうしないと国内でも会話がなりたたないからですね。

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アバカの繊維を使ってラグを編んでいます。アバカは、バナナのような木から取り出される繊維です。繊維を取り出している集落はもっと貧しい地域にありました。

いつかこの地でアバカを使って自社ブランドを立ち上げるサポートをしたい。いつか、と言ってしまうと実現できないですが、今はフィリピンとの関わりの中でも集中すべきことが他にありますので、それに目処をたてて。

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こちらは購入してきたアバカのバッグ。特長あるドーナッツ状のモチーフがかなりお気に入りです♪ 布や樹脂などのマテリアルは日本製には及びませんが、アバカ繊維で編まれたカゴ部分は質感もあって、日本でも籠バックとして人気ですね。

WANT ではなく NEED で生きる。

これは生き方。誰かの「欲しい WANT」に応えることもビジネスですが、「必要なこと NEED」が足りていない世界がたくさんあります。WANTはNEEDが満たされた上にあります。

わたしは、せっかく命を使って仕事するなら、NEEDに生きたいと思っています。毎日必死に行動しないと、自分の命が先に尽きてしまう。笑

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