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#022 なぜ中小製造業は「設備一覧」を重要視するのか

22番めのWebサイトを見て、これまで感じてきた「なんとなくの違和感」が分かりました。海外の製造業Webサイトは、加工屋さんであっても、設備一覧のページがありません。

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hatchのWebサイトはとてもシンプルです。

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(https://www.hatchmfg.com/)

中国のメーカーですが、並んでいるメニューはブログ、ケーススタディ、問い合わせのみ。それから、トップページに「会社概要」へのリンクすらないのです。(リンクを忘れたのでなければ)

それで気付いたのですが、hatchは下請け加工メーカーではありませんが、これまで見てきたWebサイトは下請け加工メーカーであっても、「設備一覧」というページがないのです。hatchに至っては「会社概要」もないのですから…

「設備一覧さえあれば、そこが何できるか分かるから、説明しなくてもいいよ」という話もときどき聞くのですが、

これって、自分達の仕事に誇りを持っているのではなく、「機械がすごいでしょ」と言っているのと同じことなのだ、と思いました。アメリカや中国のWebサイトでは、会社概要よりも、人が出ています。

日本のように「会社に就職した」という意識ではないという、文化的違いもあると思いますが、自分たちがプロフェッショナルとして仕事を支えているという姿勢が良く見えてきます。

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トップページにあるメンバー紹介です。メンバー紹介の詳細ページに行っても、会社概要のページは見つかりませんでした。本当にないのかな?

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パソコンサイト右上の「問い合わせ」には、いくつかの方法が書かれてます。フォーム、メール、スカイプ、電話、そしてPass by to say hi! (挨拶に立ち寄る) ← クリックすると地図が表示されました。

この距離感の近くは中国企業らしさですね。

考察

機械が自分達の仕事を語ってくれる、という気持ちは、変えないといけないのかなと思いました。自分たちは、何のソリューションを提供しているのか?良い機械が高精度に加工をするメリット、というステージから、提供しているビジネスモデル全体が、顧客のどのような問題を解決するのかというステージへ。

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