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AI活用で議事録作成が劇的に簡単に。わたしの議事録作成法

毎週金曜日に、中小ものづくり企業のAI活用実践塾として動画をあげる修行にでました。実際には、ものづくり企業以外も使えますので、どうぞ~

議事録作成の課題

従来の議事録作成では、議事録を取りながら会議に参加すると、会議に集中することが難しいですよね。また、他の人に議事録作成をお願いしても、「もうちょっと、マシなまとめ方してよ」とか思ったりしませんか?

AIツールを使おうとしても、ChatGPTのような一般的な文章生成ツールでは、議事録作成は、ちょっと不便な面があります。今回は、わたしの議事録作成方法をお伝えします。


ClovaNoteで音声を簡単に文字起こし!

まず最初に活躍するのが、LINEが提供する無料の音声文字起こしツール「ClovaNote」です。

主な特徴

  • 話者分離機能:複数の話者がいる会議でも、それぞれの発言を区別して文字起こし。

  • 高精度の音声認識:特に日本語に強く、背景音がある場合でも優れた精度を発揮。

  • 無料利用可能:最大600分/月まで無料で使用可能。

例えば、ZOOMで録音した音声データをClovaNoteにアップロードするだけで、正確な文字起こし結果を得ることができます。


NotebookLMで議事録を整理!

次に登場するのがGoogleの提供する「NotebookLM」です。このツールでは、ClovaNoteで文字起こししたデータをアップロードして、効率的に議事録を作成できます。

NotebookLMの特徴

  • 大量データの処理:1度に100万トークンまで処理可能。

  • アップロードデータ限定:インターネットから学習した情報ではなく、アップロードしたデータに基づいて情報を生成するため、信頼性が高い。

  • 無料利用可能:プライバシーにも配慮した設計。

これを使えば、「この会議で決定された重要事項を教えてください」といった質問にも瞬時に答えられる議事録を生成できます。


動画では、音声品質が低い場合や複数話者の会議データを使用して、ClovaNoteとNotebookLMをデモして紹介しました。

  • 時間短縮:手作業に比べて大幅に効率化。

  • 精度の高さ:背景音があっても正確に文字起こし。

  • 議事録作成の信頼性:不正確な生成がないため、安心して活用できる。


まとめ

議事録作成は、AIツールの活用でここまで簡単になります!特に中小企業では、人手不足の解消や業務効率化が重要な課題ですが、ClovaNoteとNotebookLMを組み合わせることで、会議の振り返りや情報整理が驚くほどスムーズに行えます。

※ClovaNoteは、今月末に正式リリースと名称変更が予定されています。LINE WORKS AiNoteとなるようです。

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