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お台場ティフォニウム。VRがメタバースになるとき、必要なこと:note100日チャレンジ 10日目

メタバース実証実験フィールド17Campusのイベントで、お台場ティフォニウムでVRアトラクションを体験してきました。みなで行きたかった理由はいくつかあり、そのうちのひとつが「マルチプレイ」を楽しむこと。

みなでVRゴーグルをかぶると、バーチャル世界で、お互いがアバターとなって見えます。そして「歩いて」探検をします。VRアプリは一人でプレイするものも多いですが、HMDを被って、バーチャル世界でお互いがアバターとして見え、会話できるとき、そこにはソーシャル要素が加わり「メタバース」的になります。

ティフォニウム入口

VR施設というとゲームが多いですが、ティフォニウムはゲームではなくて、映画の世界などさまざまな美しいワールドを体験するための施設です。

わたしがいつもメタバースに感じることですが、「完成されすぎていて、自分が世界に関与することができない」と、面白くないということです。リアルタイムレンダリングの良さとは、アバターである自分が、その世界に「影響できる」ということです。それがない場合、「受け身で情報をうけとるだけ」ですので、いくらイマーシブでも「映画を見ているだけ」とあまり変わらなくなります。

そういう意味で、今回の3アトラクションは
コリドール:一番受け身要素が多かったです。映画を知っている人だと「あの世界に入れた」という感動があるかもしれません。

フラクタス:他の2つがスタンドアロンのQuest2だったのに対して、VIVEでした。やっぱり映像がきれい。船長さんとなる一人の舵取りで、皆が旅をする感じが体験できました。

IT:風船を追って歩くだけですが、風船が見えなくなったりするため、周りの友人とワイワイ言いながら探せました。これ面白かった。こういう要素が必要だなと思いました。

VRのメタバース的な体験というと、情報をうけとるだけではなく、そこに、「人と一緒に体験できる」価値をどこにつくるか、大切だなと改めて感じました。それは、単純に「わいわい」するだけでも良いのです。でもそのためには、提供される情報が「完璧」であってはだめで、ユーザーに自由な選択肢がある、という状態を作ることが重要だなと。

コリドールでは、歩く場所が決まっており、「ひたすらぐるぐるあるくだけ」という感じをうけました。

また、VR体験に入るための期待感をどうつくるか、も体験価値に影響しそうです。タブレットでストーリーを読みましたが、その時点で360度映像にするとか、HMDを被ったらまずストーリーのイントロがあるとか、そういった工夫も必要だなと思いました。


ガンダムも見ました!

そして、今日の体験を考えつつ、どんなVR体験を作ったらいいかなと案を練り、アイデアをひとつ得ました。MVPを探しているところですので、明日、これまでのアイデアを比較してみようと思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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