刑事がアパレルメーカー起業 1
Chapter1 Beginning of Beginning
第一章 始まりのはじまり。
何故、定年を待たずに早期退職したのか?
何故、全く畑違いのアパレルという商売で生計を立てようと無謀な試みをしているのか?
勝算はあるのか?そもそもオレにその能力はあるのか? よくカミさんも賛同したもんだ(笑)
クエッションマークが続く、徐々に底に向かう退職金、ボトムラインが見え隠れする。
人間は本当に底を突いたとき、底を突いた音を聞くのだろうか。
若かりし頃、渡豪した。
メルボルンに到着したとき所持金は日本円で約3万、不安ではあったが、時はバブルでどこも彼処も人手不足、一週間後には賄い付きの皿洗いにありついた。
端折って言うが、紆余曲折を経て4年後に帰国する際は、当時の彼女にエアチケットを買ってもらい、地元に着いた頃にはほぼ一文無しだった。
実家暮らしで適当にバイトした後、程なく警察官を拝命した。
つまりだ、オレはまだ底を突いたことがないのかも知れないな。
これからお話しするのは、何故か定年まで6年を残し早期退職、50の手習いで成功を夢見る男のノンフィクションです。
ここでは嘘を書きません。成功予定の中高年ビジネスマンの歩みをお楽しみあれ。
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正直に言います、生活費にします。グッスン。