急転直下〜モヤモヤが終わった日〜
先日検査機関にて相談したところ、その物件にはフラット35の基準に満たない箇所があるかもしれないと指摘された。
まず基礎の高さが足りないんじゃないかい?
フラット35の基準では基礎の高さは40センチ以上。築10年を超えていれば30センチ以上が基準だ。
う〜む、どう見ても20センチぐらいのところがあるな。。
そうなると土を掘ったり、コンクリートをぶっ壊さなきゃならないのかなぁ。
いつものようにモヤモヤしていると、電話が鳴った。
「検査機関のものです」
「ああ、どうも」
「先日の件ですけど」
「はい」
「ウッドデッキの部分ですが、屋根がついてましたよね」
「はい」
「あれが建物側とくっついていると検査通りません」
「・・・えええ?・・まじですか?」
「まじです」
おわた・・・
だって、思いっきりくっついてるもの・・壁と屋根・・
検査が通らなければ、お金は借りられません。
くそう、こうなったらカードローンやらなんやらで金をかき集めなければ。
そう思って色々と作戦を練っていたら、月子が
「あたしが貸そうか?」
「え?なに?」
「あたしが貸すよ全部」
「ちょっと何言ってるかわかんない」
「前から言ってんじゃん」
「確かに150万ぐらいなら貸すとは聞いていたよ?」
「だからいいよ」
「・・・・・・・・・まじ?」
「まじ」
「じゃ、じゃあ、10年以内に返す!!」
ということで、なんと身近な人が貸してくれることになった。
そうなると話は簡単で、あとは契約してお金払って物件を引き渡してもらう。そんで法務局行って登記申請すれば良い。
しかも、どうやら個人でも登記ができるらしい。
知人の行政書士にも確認した。
ついでに法務局にも電話して確認した。
できる。
ものはついでで、個人同士で取引を進めていくことにした。
売主さんもそれでオーケーとのこと。
引き渡し日も決まった。
あとは必要な書類を揃えるだけだ。
この続きは、またの話。
↑猟期前の調整。この射撃場からも物件は近い。