社長が相談役から学んでいること。

相談役という立場の方を知っていると言う方はどのくらいいるのだろう。

ざっくり言うと、その名の通り、相談役は社長が困った時に相談する人。

相談役が取締役に入るケースも、入らないケースもありますが、基本的には顧問と言ったり、相談役と言ったりしています。

今日は私が相談役から指導をもらっている時に言われた強烈な一言を紹介したいと思います。

箇条書きにしちゃおうかな。　では、レッツゴー！

・お前は世襲しただけなんだよ、選ばれた社長じゃないんだよ、そこをわかっているか？学べ、勉強しろ！

・お前は何様だ？態度がでかい、目線を下げろ、相手に合わせろ

・この大バカものが！！

・言葉の使い分けも知らない若造が、社長なんて務まるはずがない。まあ、使い分けの意味もわかってないお前は、そんなもんなんだよ。

・お前は偉くないんだよ、社員や他の人と同じ人間なんだよ、ただ職務上、仕事の指示をしているだけ。その他は人間と人間、平等なんだよ。その考えを持ってないと社長になんてなれない。

・何度も言わせるな！　いい加減学べ！

・お前は、社員にも、私にも、家族にも同じ言葉を使ってるんだよ、その使い分けも知らないお前は、全然ダメ。わかるか？

・結論から言えよ、ぐだぐだ長いんだよ

・経験がないんだからしょうがないけど、ほんと、どうしようもないやつだね。

・仕事は、仕組みと中身なんだよ

・バタバタ忙しそうにしているだけ、あー、みっともない

・きちんと仕事をセットしろよ、ブレるな！

ちょっと、書いてるだけで当時を思い出してきて気分が悪くなりそうなのでこのぐらいにしておこうかな、まだまだありますが！

今思い出しても、結構強烈よね、こんな言葉言われたら怒る人や逃げちゃう人もいるんじゃない？

でも、こんな強烈なことを言われながらも、めげずに続けてきたおかげで、ある分野で日本一を取ることが出来ました。　目指してたわけじゃなくて、指導いただいたことをひたすらやっただけだから、ビックリしちゃった。

これ、一位ってなってるけど、この辺の地域で一位ってこと？　いえ、社長、これ全国です。　ええ？？

今だに忘れられない会話だよね。

会社のため、従業員のため、私の成長したい、という気持ちだけでがむしゃらにやってきたなぁと、走馬灯のように、処理した色々な問題が頭をよぎります。

1番私が辛かったのは、相談役がなぜ必要なんだ？と、家族や取り巻きの人に言われ続けたことです。従業員からも少しながら、いる意味がわからないと言われたり、冷ややかな目で見られていた時は辛かったですね。

私の会社は一族経営で、大きい会社じゃないので、経営判断をする人が少ないというのが問題で、かなり感情的に判断していたのを覚えています。

私は見ていられなくなり、これではダメだと改革をスタートしました。

その奮闘している時に、相談役と出会い、ダメなところは本気で叱ってもらい、会社として必要なシステムは導入するなど、たくさんのことを教えてもらいました。

最近はあまり連絡を取らなくても会社を進められるようになり、次のステップに向けて、相談をしているところです。

相談役も歳を重ねてきているので、体調に気をつけてもらいたいと思います。

早く借金返したいな！