中国人が見た日本:ウインカーに見る日本人の文明的な運転習慣
隔離されたホテルの窓の外には、2本の道路がT字型に交差しており、交差点には信号があるが、交通監視カメラはない。 隔離期間中、たまに窓の外を見ていたが、いつもの決まった風景に飽きてしまい、いつしか往来する車に目を向けるようになった。
上から見ると、道路を移動するすべての車が見える。 他の車はともかく、今日観察した自家用車は、ほとんど日本製だった。 これは中国と大きく異なる点である。 中国の道路を走るクルマは、ドイツ、アメリカ、日本、フランス、イギリスなど、世界の一流ブランドのほとんどが見られる、いわば世界の自動車博覧会だ。 日本人が自国ブランドの車を買いたがるのは、ブランド保護政策のほかに、日本車は小型で軽く、燃費がよく、丈夫なものが多いため、狭い道路事情や質素な生活習慣の日本に合っているからだろう。
道路を走る自家用車は、車種的には5人乗りの小型車が中心で、たまにアルファードのような7人乗りがある。 中国の道路では、一般的な長いセダンやSUVはあまり見かけない。 また、小型の5人乗りは排気量500ml以下の黄色ナンバーも多く見られる(500ml以上は白ナンバー)。今日は朝、昼、夕方の3つの時間帯で注意深く交通状況を観察したが、赤信号でも走る車は一台もなかった。
一番驚いたのは、これから曲がろうとする何百台もの車が、例外なくウインカーを出していたことだ。 私は10年以上のベテランドライバーで、中国で運転するときは、必ずウインカーを出す習慣を維持してるが、たまに出すのを怠ることもある。 ドライバーとして、他の車両や歩行者との情報交換の手段として最も基本的なものが、ウィンカーだ。 そのため、運転の過程におけるその重要性は言い尽くすことができない。 日本は1960年代から70年代にかけて車社会に突入し、この50〜60年の間に良い車文化が育ってきた。 曲がるときはウインカーを出すというのは、昔からすべてのドライバーの鉄則となっている。
中国では自家用車の激増に伴い、車文化も急速に形成されており、 近年、自動車が歩行者に道を譲ることは「標準的」である。 近い将来、すべてのドライバーが、曲がるときにはまずウインカーをつけようと考えるようになると思われる。 また、日本のドライバーの癖として、車線を勝手に変更しないことが挙げられる。 もちろん、片側1車線の道路が多いので、昔から片側1車線を走ることに慣れているのだろう。
【出典】
https://m.toutiao.com/is/F6cwejP/?=从转向灯看日本人文明驾车的习惯 - 今日头条
【翻訳】
Teddy Ven Song