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中国人が見た日本:気分が上がらないときは、 キティちゃんに癒してもらおう
島国である日本は、「小さくてかわいい」をいとも簡単に実現してしまう、洗練された文化で知られているが、多摩センター駅のサンリオピューロランドは、それを極限まで追求したものであろう。
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最近、多摩センター駅の近くで数日間過ごす機会があり、サンリオ文化の発祥の地を肌で感じることができた。 多摩市は東京の西に位置し、約50年前に誕生した小さな市だが、市の将来を位置づけるにあたり、多摩の人々はアニメキャラクターの一大ブランド、キティちゃんにその答えを求めた。
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多摩センター駅に入ると、駅の看板、改札、広告など、いたるところにキティちゃんの要素があり、キティちゃんのテーマパークに入ったような気分になる。 もちろん、キティちゃんを語るときには、大分県のテーマパーク「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」も外せない。
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多摩センター駅はキティちゃん好きにはたまらない場所となっており、大勢の乗客を乗せた観光バスを見かけることも少なくない。
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もちろん、アニメ好きにはたまらない。「とある魔術の禁書目録」の背景のいくつかのシーンが多摩センター駅周辺を舞台にしていることなども、その理由である。
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この若く可愛らしい小さな街は、自然の美しさと人間の建築物が見事に調和している。 桜が満開で春爛漫のこの時期、歩行者天国を散策すると、まるで絵画の中にいるような錯覚に陥り、世の中の勝手な思いが浄化されて、多くの人を悩ませる嫌な気分や鬱屈が治まるような気さえしてくる。 都会の喧騒から解放され、心穏やかになれる楽園のような場所だ。
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【出典】https://www.toutiao.com/article/7080299011416097315/
【翻訳】Teddy Ven Song