人で選ばれる時代
近年は、商品、技術が同質化していってます。
例えば、パソコンもアップルだろうがWindowsであろうと、値段に差があるにしろ、使う機能はほぼ同じですよね。
数年前にタピオカが流行った時も、すぐ他の人が真似をして、同じようなタピオカドリンクが店頭に並ぶようになりました。
いろんな商品が同質化していくと、メーカーにとって不利で、価格競争になってしまいます。
僕の働く酪農業界も牛の餌や子牛のミルクなど
とんでもない数の商品があるのですが
実はほとんどが似たり寄ったりです。
これからの時代は同じような商品からどう選ぶのかというと
「人」で選ばれる事が重要になります。
どんなにいい商品でも初めて会う胡散臭い人からは買いたいとは思いませんよね。
この人信頼出来るからとか、この人みたくなりたいから同じ商品を買うとか、今や主流になりつつあります。
この人から買いたいという判断材料は競争にはならないです。
むしろ青天井で価値は上がっていきます。
モノ消費からコト消費、そして今はヒト消費の時代とも呼ばれています。
ヒト消費はどんな業界でも起きてきます。
ヒトの価値を上げる。いわゆる自分の価値を上げること。
そのためには技術や知識より、人間の魅力度、マインドを磨く事が最優先だと思います。
この人なら安心。
この人に任せたい。
この人と仕事がしたい。
こう思われるように価値を高めていきたいです。