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こんねきlove回
1月某日
ダイナマイトBangBangZ@下北沢シアターミネルヴァ
・ふたりはリバース
・晴天の霹靂
・ちはる
・梅田元気よく
・わっきゃい
・ことぶき
・ヨットくん
・イザナミン
・ハートシード
・共犯者
・ボニータ
・未来の油田
・エアコンぶんぶんお姉さん
・ソルトレイク
・田中太郎
足腰げんき教室を見られると楽しみにしていたが、体調不良でお休み。
年末、恵比寿リキッドルームのライブで見たエアコンぶんぶんお姉さんが気になり、アルバムを聞いたら超好きな感じだったので、このライブの3日前、渋谷7th Flooreで行われた「装置メガネお誕生日ライブ」に出演した彼女を見に行った。
装置メガネは一人で活動するテクノポップアーティストで、その昔NHK「爆笑オンエアバトル」に出演したことがある。その頃からずっと活動していたんだなあと感慨深くなった。
出演者5組すべて、バキバキの打ち込み音を出す人たちだったので、全組踊れてめちゃくちゃ楽しかった。
エアコンぶんぶんお姉さん(以下こんねきと呼びます彼女の愛称です)はリキッドのライブでは絶叫的な歌唱をしていたが、今回は元合唱部だったらしい声の良さを生かしていて、しっかり歌聞いたなという内容だった。
DJタイムになった際、こんねきがフロアにひとりで立っていたので、かなり迷った末に話しかけた。
ライブがめっちゃ良かった、とどうしても伝えたくなってしまう気持ちは、本人を目の前にするとなかなか抑えることができない。
彼女はうれしい!と言って両手の人差し指と中指でハートを作ってくれて、私もとっさに指ハートを作った。指ハートを人に向けたことは初めてだったから、これってこういう時に使うんだな、と思ったりした。
差し入れで嬉しいものは、とたずねたら、人の好きなガチャガチャをもらうのが好き、みたいなことを言っていた。
少しお話しできたことで、私はドキドキしたまま電車に乗り、全く寝られず帰宅した。
その3日後の当日。
ライブの前、もつ焼きばんで飲むのが目的で、早めに下北沢に着いた。
すいていそうな15:30頃に着いたらお客さんはほとんどいなくて、店側からすると大変だなと思ったが、この時間に開いていることに感謝って感じで私は昼間から美味しく飲んだ。
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レバカツもおいしかった
お店を出て、酔いをさましつつ、こんねきに差し入れをするガチャを探そうと歩きだした。三叉路の庚申堂から本多劇場方面へ向かう途中にガラス張りのカフェがあり、ふと中を見たらテーブルの上にブルーの飲み物を置いた女の子が座っていた。それはこんねきだった。
こんねきはブルーが好きらしく、ブルーの偏光するアウターに、水色のスカート、バッグにはペネロペのぬいぐるみがぶら下がっていた。
急にテンションがぶち上がり、私はガチャを探して歩き回った。しかし付近のゲーセンにガチャはなく、ドン・キホーテには数台あったがあまりピンとくるアイテムもなかった。
見つからない場合、たばこと飲み物にしようと思っていたので、早々に切り替えてそれらを買おうとセブンイレブンへ入った。
レジにはまあまあの行列ができていたので最後尾へ向かうと、ブルーのアウターを着たこんねきが並んでいて、え!とまあまあ大きな声が出てしまい恥ずかしかった。
これはもう直接渡せるチャンスだと思い、こんにちはーと話しかけた。ガチャが見つからないので、たばことかどうですか、とたずねると、ありがとうございますってことだったので、メビウススーパーライトですよねたしか、と一応の確認を取り、3つ買った。
その時に感激したのは、こんねきは自身の買物(切手)のあと、私の隣でレジを待っていてくれたこと、そしてライブで少し話したことを覚えていてくれたことだ。
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人は、推しを目の前にすると興奮してしまい、落ち着いて何かを伝えようとすることが困難になる。
素晴らしいアルバムで毎日聞いていて、いろんなタイプの曲があって楽しいし、ストロベリー・スウィッチブレイドとシンディ・ローパーのカバー曲も最高だし、特にシンセウェーブぽい「亜美」が大好きだと言いたかった。
もしまたお会いできたとしたら、今度はもう少し落ち着いて話せるかと思う。
というかなぜ当然のように「また話せるかも」などと思ってるんだろう私は、、?
ライブ前に偶然遭遇したのをいいことに、芸人にいきなり話しかけたりするのはいいかげんもうやめようと思ってはいるが、差し入れなどをする際、ライブの受付に預けるよりは、できれば本人に直接お渡しできればという欲がつい出てきてしまう。あなたのことを好きな人は、ここにいますよと伝えたくなることに、疑問も抱かず実行してしまう。
だから私は、オタクのイキ告を笑えない。自分もそうしてしまう、してしまっている要素があるからだ。
しばらくはせめぎ合いになるかもしれない。
ライブは3組がお目当てだったが、初めて見る芸人も多くて超おもしろかった。
・共犯者
超好きで本当おもしろい。刺青を入れたい、ホットペッパービューティーでまずは予約しろ、90分彫り放題とかねえから、みたいなネタでクソ笑った。
・未来の油田
だいたいどのネタ見ても笑う。河合さんの声が特徴的で聞きやすい。
ユリイカの福田和也特集に寄稿しているそうだ。慶應大学出身のようなので、彼のゼミ生だったのだろうか?もともと買おうとしていたから、読むのがさらに楽しみになった。
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先日、マキタスポーツとスージー鈴木の番組ザ・カセットテープ・ミュージックの中で、こんねきのアルバム「AIR - CON BOOM BOOM ONESAN REPUBLIC」を紹介していた。
アルバムのこと調べてたら、電気グルーヴのメンバーだったCMJKがプロデュースしていた。いろんなテイストの曲があって、打ち込みベースのトラックがとても好きだしこんねきは軽々と歌い上げていた。こんなに好きだと思えるアルバムに、まだ巡り合えるんだ、としみじみ感激したほどだ。
マキタは「令和の戸川純」と紹介し、2曲目の「ソー」を、どこがいいのか全くわからないがとても気になる歌ということだった。ソーは歌詞が聞き取りにくいので空耳を楽しむ曲という感じだ。
本人かわいらしい見た目だが、ネタが狂気で未知数、今年来ると思います彼女は。と言っていた。
しばらくは気のすむまでアルバムを聞くことにします。
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