![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155292104/rectangle_large_type_2_6765e7e0d44d0f7b79486ae7ac23ab5b.png?width=1200)
生成AIを活用されている漫画家さんたち・漫画AIサービスまとめ
はじめに
AIにかかわる情報をいろいろあつめていたんですが、うめ氏の下記セッションをきっかけにどんな方がいるのか?を調べてみました。
AI×漫画に尽力されている方々
うめ氏
https://twitter.com/ume_nanminchamp
TOKYOトイボックスなどを描かれたうめ氏。
CEDEC2024の基調講演も対応された。
Rootport氏
2023/2/10, サイバーパンク桃太郎でAIを使用し漫画を制作。
野火 城氏
2023/8/23より、AI漫画実験の連載をnoteで行っている。
週間アスキーで連載されている。
842話氏
生成AI関連で有名な852話氏も、いろいろ漫画×AIを試されてますね。
こちらはcomfyUI×漫画
左下にコマ割り入れると自動的にコマに沿ったようにネーム画像を吐き出してくれる単純なAIのワークフローを作りました。
— 852話(hakoniwa) (@8co28) September 6, 2024
サンプルは8コマ割りと普通の割り方の2種だけど割とどんな枠でも対応できる。
AI漫画というよりも、漫画の補助に。#AI漫画 pic.twitter.com/nszfzUxk0u
まるひ@AI漫画氏
細かいところまで、エンジニアならではの視点でAI×漫画を試されてます。
AI×漫画ツール
漫画家以外でAI漫画を作成している方々。
漫画制作サポートツール:Comic Copilot(けんすう氏)
漫画家ではない起業家?資産家?であるけんすう氏が作ったサービスのようです。感度高く、早くもAIによる漫画制作サポートサイトをつくっちゃってますね。
漫画作成補助ツール:「Anifusion.AI」(fal.ai)
ちらっとやってみたんですが・・結構便利ですね!
![](https://assets.st-note.com/img/1727015438-ElXNCpW7e10MSj3RrdLBfYGg.png?width=1200)
そこそこいい出来になるみたい。簡単にAI漫画が出来る時代になってきたのを実感。Animazineやfluxなどモデルも選べ、Loraも使えるよう。100ptまでは無料で使え、さらには商業利用もOKのようだ。
開発しているfal.aiは2021年に設立されたサンフランシスコを拠点とするスタートアップ企業。生成AIメディアプラットフォームを提供しており、Perplexity、Photoroom、Freepikなど数多くの企業が利用している。
作家の絵を学習させるサービス:Pure Model AI(エンドルフィン株式会社)
作家に許諾を取り、作家の絵を学習させることで、自分の漫画をAIに描かせるサービス。WEBTOONの制作スタジオであるエンドルフィン株式会社が行っているサービス。韓国系企業。
しかし「里中満智子先生」や「倉田よしみ先生」などの絵を学習させたサンプルなども載っており、あたらしい方向性として面白そう。
KRITA
無料ペイントソフト「Krita」に追加されたLCMという(ほぼ)リアルタイムで行うラフから画像生成する機能。
・参考記事
・ダウンロードは下記から。
その他・番外編
名作リメイクプロジェクト:漫画王国(ビーグリー)
ビーグリーは「まんが王国」を運営しつつ、配信する新作タイトルとして、「名作リメイクプロジェクト」として、旧作タイトルの画像生成AIを使ったリメイク展開。「エイケン」「児童福祉司 一貫田逸子」など、作者に許可を取りリメイクを行っている。
手塚治虫「ぱいどん」
2020年と結構昔になったが、AIで手塚漫画を作っていたようだ。今と違って大変だったろうな…
手塚治虫「ブラックジャック」
こちらは2023年。更に色々出来るようになってきた。
秘密結社 鷹の爪団
秘密結社 鷹の爪団の吉田くんを声を含めて権利を獲得してAI化とのこと。(漫画ではなくアニメですが)
あとがき
今回気になって調べてたらあっというまに数時間が・・・。
感想なんですが、今回Gensparkで検索したり、twitterで検索したり・・・考えうるいろんな手を使って調べてみたんだけど、意外とAIを使って描いてるよ~!と公言している職業漫画家さんがすくないな、という印象。
まだAIを使っていることに対してのアレルギーがある方が多いのかな。
でもそんな中、各種AIを使った便利なツールがどんどん出てきてるし、ウメさんが言うにはプロでAIを活用している方は数百人以上はいると話されていた。
そんな事例がどんどん世の中に出てくると、雰囲気も変わってくるのかなと思ったので・・期待してる。
うめさんのセッションで面白かったのが、PCが普及した当時のデザイン雑誌は紙のデザインとPCのデザインの2つ分かれて雑誌が刊行されていたとのこと。AIも数年もたてばツールの1つとして市民権を得るようになると思うので、今後数年が楽しみ。