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当たり前を辞めて、出会えたこと

前の記事でもお話しましたが、この度、29歳、遅咲きにして、心地良すぎる実家を出ました。

今年の春ごろに転職をしたのですが、新しい会社では出社ベースの勤務体形となったため、ぼんやりと“ひとり暮らし”の文字が浮かんでおりました。
ただ、周りには「いつかはね〜」なんて言いながら、具体的には全く行動に起こさずの、完全に有言不実行な人として認識されていたと思います。

そんな私がようやく旅立ちます、!

きっかけはある友人との会話の中で。
例のごとく、完全なる有言不実行ポジションで、家探しにおいて見るべきポイントや、内見時に不動産屋さんに舐められないためのハウツーを教えてもらっている時のこと。「○○さんが、内見一緒について来てくれたら、心強いなぁ」と口からポロッと一言。
そして、有難いことに、その友人がこの話にかなり前のめり気味。「一緒にいいお家探しましょう」と名乗りを挙げてくださり、重たい腰をようやく上げることができました、、

いざ、内見2日前。
なんと、予定していた内見先2件が既に契約済みとなってしまい、わざわざ内見予約して見て回るには寂しいない件数に。
せっかくなら、色んな物件を見て、イメージを膨らませようと、絞り込みの条件間口を少し広げてみることに、方針転換。

「女子ひとり暮らしで1階は無いでしょ」という世間一般のセオリーからは一旦外れて、1階含みで物件を探してみることにしました。

すると、1階のお部屋ですが、今までの中で一番お部屋の雰囲気や、立地に満足いく物件が出現。
実物を見ても、やはり断トツでそこが良い!と思えるお部屋に出会うことができましたので、思わず即決。

世間一般のセオリーからすると、「1階は危ない」ですが、そこはセキュリティ面もしっかりしていて、かつバルコニーが道路に面していないので、ちゃんとプライバシーも守られる環境。想像していた1階暮らしのストレスを感じることが無さそうで、人が生活することをよく考えられたデザインが非常に気に入りました。

家選びにおいて、当初は自分の希望する家賃やスペックに加えて、世の中一般的に良しとされる条件(2階以上、追い焚き機能付きのような)を含めて、“当たり前”をガチガチにして、探し回っておりました。
けれど、今回の体験を通して、たまには自分の中の条件をふっと緩めてみる、それも大切なことかもしれないなぁ、と実感。
言うなれば、緩みによってできた隙間にハッピーが流れ込んでくる、そんな体験だった。

これは家探しだけではなく、パートナー探しにも通づるものがあるなぁ、なんて思ってみたり。

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