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SPARKLE LEGAL サマー・インターン生 インタビュー(2024年度)

 スパークル法律事務所では、司法試験受験生を対象として、サマー・インターンを開催しております。

 最終日に、サマー・インターン生2名にお話を伺うことができました。

Q1 どのように、スパークル法律事務所のサマー・インターンを知ったのでしょうか。

Yさん(京都大学法科大学院3年)

Yさん:司法試験終了後に、ビジネス法務主催の「企業法務系法律事務所の合同説明会」があり、そこで、スパークル法律事務所のサマー・インターンの存在を知りました。私は、企業法務を取り扱う弁護士になりたいと考えておりますが、個人的な想いとしては、一緒に働くメンバーのお互いの考え方やキャラクターをしっかり理解しながら仕事のできる組織を探しておりました。

 前半部分の全体に向けての合同説明会で、スパークル法律事務所が気になったため、後半の小グループに分かれた個別説明会ではスパークル法律事務所の個別説明会に参加し、そこで小幡先生にいろいろ質問することができました。私は、スパークル法律事務所の「クライアント・フレンドリー」という理念、すなわち、小規模だからこそクライアントをより深く理解し、寄り添うという話を聞いて、大変魅力的に感じ、応募しました。

Oさん:私は、スパークル法律事務所の公式Xがサマー・インターンの告知をしていたのを見て、サマー・インターンの存在を知りました。noteの昨年のインタビュー記事でスパークル法律事務所のインターンの様子も分かりましたし、また、昨年のサマー・インターン生の方と個人的に知り合いであったこともあり、その方が行ったインターンシップなら間違いないだろうと思って応募を即決しました。

※公式Xでは、採用情報の他にも事務所の雰囲気や様子が分かる情報を発信しています。

Q2 サマー・インターンは、来る前の想像と違いましたか。想像通りでしたか。

Yさん:私自身は、どんな内容のインターンをするのだろうかとドキドキしながら参加しました。私たちは、サマー・インターン期間の4日間の間に、買収防衛策やアクティビスト対応といった2つの企業法務実務にかかわるテーマについて、リサーチをして、弁護士の先生方に発表するものでした。

 他の事務所のインターンにも参加したこともありますが、他のサマー・インターン生と協力しながら進めていくスパークル法律事務所のインターンシップ形式は、珍しいと思いますし、自分にはない視点を気づくことができ、学ぶことがとても多かったです。実際の仕事の際にも、おそらく、案件についてアソシエイト弁護士が、同僚やパートナー弁護士の先生に相談・議論しながら同じように進めることもあるのではないかと想像しており、ワクワクしました。

Oさん:スパークル法律事務所の弁護士の先生方の経歴を事前に拝見した際には、大規模な企業法務系事務所に所属された経験のある方が多かったので、最初は正直緊張していました。ただ、初日からずっと感じていたことですが、スパークル法律事務所では、弁護士の先生方だけでなくスタッフの方々と話す機会もあるなど事務所全体でサマー・インターン生を温かく迎えてくださる雰囲気があり、すぐに緊張は解けました。

 他のインターンシップでは、課題をこなすことが中心で弁護士の先生方とほとんど話す機会がない事務所もありましたが、スパークル法律事務所では、先生方とざっくばらんに話す機会がたくさんあって、とても贅沢なインターンシップでした。ランチやおやつの時間などもありますし、また、普段も気にかけてくれていて、気さくに話しかけてくれたのは、想像以上でした。

Oさん(司法試験予備試験合格)

Q3:4日間のサマー・インターンは、どのように進めましたか?

Yさん:私が主に担当したのは、買収防衛策についてクライアントである企業の法務部長から依頼があったという仮想事例でした。書籍や裁判例等を1日目や2日目に調べながら、資料を作成していきました。3日目に、インターン生同士でお互いの資料を確認し、不明点や改善点を指摘しあって資料を修正し、4日目に事務所のメンバーの皆さんの前で発表を行いました。

Oさん:私が主に担当したのは、アクティビストへの対応事例の整理資料の作成でした。私も同じような流れですが、私の場合は、書籍のみならず、各企業のプレスリリースに当たるなど、多くの情報を収集することを心掛けました。

 また、課題以外にも、興味がある分野などの実際の事件記録を見せていただきながらお話を伺うこともでき、実際の弁護士業務のイメージが膨らみました。

Q4:本日、最終日の発表が終わりましたが、感想を教えてください。

Yさん:課題は企業買収という司法試験の会社法分野の中でもなかなか勉強が進んでいなかった分野でしたし、「企業買収における行動指針」の存在も知らなかったので、最初は取っつきにくかったです。課題についてリサーチする中で、最近も興味深い事件があることが分かり、興味を持つことができました。ただ、発表会のフィードバックにおいても指摘されたのですが「クライアントが本当に求めていることは何かを考えて、必要十分な回答をする」意識が不足していたというのが反省点で、大変勉強になりました。

Oさん:私は、そもそも具体的な紛争が生じている事例ではなく、会社法の条文からスタートできるのか、悩みました。リサーチした内容の情報量もなかなか多くて、仮想クライアントにどのように整理して伝えるかを悩む4日間でした。大変でしたが、やりがいを感じるサマー・インターンとなりました。

最終日の発表会の風景

Q5:来年度以降の後輩に伝えることがあれば、是非教えてください。

恒例のおやつタイム

Oさん:何より、先生方や事務局の皆さんが温かく迎え入れてくれる雰囲気であることが、スパークル法律事務所のサマー・インターンの特徴だと思います。
 私が読んだ昨年のnote記事にも書いてあるように、ご飯やおやつがとても美味しかったのも強調して伝えたいです(笑)

Yさん:内容についても、弁護士の先生方に課題の講評・フィードバックを非常に丁寧にしていただいた点がとても勉強になりました。分からないことがあれば、誇張なしに何でも教えていただけます。私は関西から参加したのですが、本当に参加してよかったなと感じています。

 お二人とも、4日間お疲れさまでした!


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