【黒羽麻璃央】「ACTORS☆LEAGUE 2021」 リリース記念インタビュー【Sparkle plus vol.7】
企画発表時、ファンの方に大きな衝撃を与えた『ACTORS☆LEAGUE 2021』。野球×エンターテインメントを掲げ、7月20日に東京ドームで開催された本イベントから、ファン待望の応援ソングが発売される。
『ACTORS☆LEAGUE 2021』の企画発案者である黒羽麻璃央に、改めてこの企画へかける思いについてインタビューした。
彼が歩んできた道の中で生まれた、様々な繋がりが一つの形となって、私たちに新たなエンターテインメントを届けてくれることだろう。
みんなに希望や勇気を与えることに繋がってくれていたら
ついにCDリリースが目前に迫っていますが、黒羽さんとしては今どんな心境ですか?
黒羽:「野球したい」という僕の一言からすごい発展の仕方をしたなとは思っていますけど、これまでも〝野球×エンターテインメント〟を掲げてきたので、まぁここまでしてくるだろうなと。想定内でございます(笑)。
https://twitter.com/m_kuroba/status/1303255073661661185
でも発起人としてこれだけの皆さんを率いていくのはかなりプレッシャーもあったんじゃないですか?
黒羽:こけたら自分のせいだなと思いながら挑んでいました(笑)。でも、本当にこれだけの方々が一緒になってやってくださったので、間違いなく楽しくなるだろうなという感覚もありまして。それに、やってる僕ら自身がすごく楽しかった、楽しみで楽しみで本当に仕方なかったので。もちろん当日を迎えるまではなかなか大変でしたけれども。本当に、人生において語り継がれる一日になったなっていうのが僕の中にはあります。というか、野球やってきた人だったらきっとそう思うんじゃないかな。少なくとも、何十人かの夢が叶えることが出来て非常に嬉しかったなと思いますね。
https://twitter.com/m_kuroba/status/1417490371618213898
チームメイトの皆さん、野球経験者の方も多くて「麻璃央くんに夢を叶えてもらった」と言っている方がすごく多かった印象です。
黒羽:もちろんお客様からのお声もすごくたくさん頂いてありがたかったんですけど、やっぱり同じ俳優から「ありがとう」とか、「夢が叶った」とかそういう言葉を貰ったのが自分の中で一番グッと来たところでもあって。やっぱり役者陣もここ1、2年は我慢の年であり、稽古しても本番が出来ないとか、もどかしい気持ちがすごくあったと思うんですけど。『ACTORS☆LEAGUE』というものが、役者にも観てくださってるお客さんにも、みんなに希望や勇気を与えることに繋がってくれていたらいいなとずっと思っていたので、それがちゃんと結果として出てくれたのが良かったですね。
実際観戦させていただいたんですけど、役者さんたちも観客も、それこそここ1、2年の鬱憤を晴らすような感覚がありました。
黒羽:みんな、ガス抜きしてましたよね。
ここまで解放的な役者さんたちを見られることってなかなか無いかも、とも。
黒羽:そうですね。役とは関係なくみんな一個人として、自分が役者だということも忘れるような空間だったのかなと。きっと役者になる前……学生時代に野球に夢中になっていた人とかは、童心に戻って、決してお芝居だけでは見れない表情を見ることが出来たんじゃないかと思います。
自分が熱中してきたものだからこそ〝野球離れ〟という言葉を聞くと寂しい
気心の知れたメンバーでの野球練習はいかがでしたか?
黒羽:大好きな野球が出来るということで、練習の段階からみんなテンション高かったです。マイグローブとかマイバットとか、学生時代には買えないであろうまぁまぁ値段するアイテムを買ってたりして(笑)。
それは大人になって野球をやるからこその楽しみ方でもありますね。
黒羽:そうなんですよね。きっと年に数回しか使わないだろうけど、でもそれが楽しかったりするんですよね。「バット何買おうかな……うわ、値段高っ! でもせっかくだから買っちゃおうかなぁ」とか(笑)。
本当にみなさん少年に戻ったような感じがしつつ。そして今回は野球に触れるのが初めての方も何人かいらっしゃって。そこも野球をあんまり知らない人たちにとって良い入り口になっていたような気がします。
黒羽:野球にエンタメをくっつけているイベントだったので、観てくださっている方の中にもいるであろう「野球なんて観たこと無いよ、触れたことも無いよ」という方々にも楽しんでもらいたい思いがありました。僕自身は野球をずっとやってきた人間なので、球技の中で一番のスポーツであってほしいし、野球に興味を持つ人も増やしたいんです。
イベントを通して、確実に増えたと思います。
黒羽:そうなんです。……そうなんですって自分で言うのもアレですけど(笑)。そうなってほしいなと思いながらこのイベントをやりました。自分が熱中してきたものだからこそ、〝野球離れ〟という言葉を聞くと寂しくて。
ただ、ダンスを混ぜたりエンタメの部分でもっとやれることはあったと思うんです。何人かチアリーダー的な男性陣にスタンバイしてもらったりとか。若い子たちを筆頭にエンタメ要素を強くしたい思いもあったんですけど、ご時世的になかなか難しい部分もあって。それでも、あの時やれることは全部やったかなと思います。
まさかのspiさんや染谷さんが助っ人として登場するというサプライズなワンシーンも。あれはまさにエンタメ的な要素の筆頭だったような気がします。
黒羽:染ちゃんを猫役にして、spiくんに助っ人外国人やってもらって(笑)。あんな贅沢な使い方していいのかな……すみませんって思いながらも、盛り上がっていただけて本当に良かったです。
解説の荒牧慶彦さんも、初めて野球に触れたそうですね。
黒羽:そうなんです。相方の(佐藤)流司は野球やってたから詳しかったんですけど。
初めて野球に触れる人に向けた荒牧さんの解説、野球経験者目線の佐藤さんの解説がダブルで聞ける、そこのバランスも良かったです。
黒羽:野球経験が無いから、その目線になって「これどういうことですか?」という聞き方をしてくれるし、流司や解説の方が説明してくれるから非常に分かりやすかったんじゃないかなと思います。
大成功の大会でしたね。
黒羽:大成功でいいのかな、分からないや(笑)。僕らが楽しかったので、きっと大成功ですよね!
今後『ACTORS☆LEAGUE』でどんな展開をしていきたいですか?
黒羽:舞台俳優さん以外の方々ともやっていきたいですね。例えば今度はアーティストの皆さんや、芸人さんチーム、元プロ野球OBチームとか! 色々出来ますよね。それにこれだけ俳優もいますから、いつか舞台を作れたらいいなとも思っています。
皆さんの生活の一部に寄り添ってくれるような楽曲となれば
今回、コミッショナーとして参加していた城田さんが「L・A・S・T」の作詞作曲もご担当されています。
黒羽:すごくオシャレに作っていただきました。イベントでは実際に歌っていただいた楽曲ですが、今回のCDには我々が歌ったバージョンが入っています。すごく難しかったです……(笑)。ただでさえ難しい歌なのにハモリとかもめちゃめちゃあって。すごく難しいなこの歌……って思いながら収録させていただきました。
CDのリリースを楽しみにされている方々へメッセージを。
黒羽:アクターズリーグを通して、すごく前向きな気持ちや明るい希望を僕自身頂きました。観に来てくださったり、ご視聴してくださった皆さまの何気ない日常に――通勤途中、寝る前、お風呂の中など色々な時に聴いて、あの時の前向きな気持ちや楽しかった気持ちを思い出して心の栄養となれるように。皆さんの生活の一部に寄り添ってくれるような楽曲となれば嬉しいです。是非聴いてください!
有料部分では、城田 優さん、山崎育三郎さん、尾上松也さんとの交流のお話や、
『テニミュ』同期の俳優たちと将来やってみたいこと、
2021年を振り返って、そして2022年の目標など幅広くお話し頂きました。
更に計11点の撮り下ろしグラビアを限定公開!
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