『Sparkle vol.43』和田琢磨×校條拳太朗インタビュー【番外編】
本誌『Sparkle vol.43』に掲載しきれなかった、和田琢磨と校條拳太朗の対談インタビュー番外編をお届け。
お二人の出演ドラマ「CODE1515」に絡め、“もしも過去に戻れるなら?”という質問をしたところ、甘酢っぱい学生時代のお話をお伺いすることができました。皆さんも、昔の出来事に思いを馳せてみては……?
「CODE1515」の内容にちなみ、お二人は過去に戻れるなら、戻りたい日はありますか?
和田:これまで、特に後悔してるところは無いんですけど、強いて言えば小学生の頃の初恋の子に、あの時告白していたらどうなっていたんだろうとか……そういう淡い期待は持ってしまいますね(笑)。
告白できなかったし、学年で一番足が速いヤツに持っていかれちゃった。“足が速い”というのは、モテる要素ですからね(笑)。
子どもの頃はそうですよね。
和田:なんで足が速い子ってあんなにモテるんでしょう? 背が大きい子もそうだけど。
校條:小中まではそれだけでモテますからね。
和田:単純だなぁと思います(笑)。
後悔してることってそんなに無いんですけど、人生ってやっぱり選択の連続じゃないですか。だからあの時……もう俳優を辞めるか、このまま続けるか、みたいな時とか。もし途中で辞めるという決断をしていたら、どうなっていたんだろう……とか。そういうのは興味がありますね。
選ばなかった方の道に進んでいた場合のルートB、みたいな感じですよね。校條さんはいかがでしょう?
校條:僕は基本的に、“バタフライエフェクト”を信じているというか。
和田:なにそのかっこいい言葉!
校條:過去がちょっと変わるだけで、未来は全然変わってしまうという。
和田:あ、それをバタフライエフェクトって言うんだ。
校條:そうなんです。
蝶々の羽がもたらす小さい風でも、遠くの場所には大きな影響を与える、という。
校條:それが怖いので、変えたいとは思わないんですけど。
それを抜きにして考えていいなら、過去に戻って当たった宝くじを自分で買ってみたいです(笑)。当たった番号が今は分かってるじゃないですか。発表の前に戻って、大金持ちになってみたいなっていう感じですね。
和田:ずるいね、なんか(笑)。
校條:ははは!
和田:それ夢無いよ〜。“夢の宝くじ”なんだから。
校條:でもそれが本当にできたらやばいですよね(笑)。
でもやっぱり、僕は基本的に今を変えたくないっていうか。ちょっと怖いですもん、どうなっちゃうのか。もしかしたら死んじゃっているかもしれないし……って思うと、生きてる今が正解なんだろうなって。だから、過去を変えたくないなって思います。
和田さんがおっしゃったように、もしも分岐点のこっちを選んでいたら……という瞬間、校條さんにもありますか?
校條:琢磨さんと同じになっちゃうんですけど、僕も中学3年間ずっと片想いしてた女の子がいたんです。告白できずに卒業してしまったので、もしも告白していたらオッケーだったのかな?って。僕は結構、足速かったんです。
和田:チャンスじゃん!(笑)
校條:琢磨さん説で言ったら、もしかしたらオッケー貰えたのかもしれないなって(笑)。
それこそお二人が最初に出会った、初共演舞台(舞台「ダイヤのA The LIVEⅡ」)に戻れたら? 今ならこんなことが話せそう、という“もしも”はありますか?
校條:役的にあまり接点が無かったですもんね。
和田:そうそう、そんなに絡みが無かったんですよ。
校條:でも今の記憶持ったままあの現場にいたら、ちょっと楽しそう。
和田:楽しそうですね。すごく仲が良いカンパニーだったし。めんちゃんは途中から入ってきたんですよ。だからもうちょっとみんなに“めんちゃんの良さ”を知ってもらえるチャンスはあったんじゃないかなと思いますね。
校條:僕は途中合流だったので、琢磨さんのチームのレギュラーメンバーはすでに一体感があって。僕も同じ高校なんですけど、野球部のレギュラーではなくてサポート役だったのもあるし……。僕、あの現場でもかなり人見知りを発揮していたので、物静かで控えめな人という印象を持たれてしまって。でも時間が経つと変わっていくというか。
和田:だから僕もあの舞台の時には気付かなかったですね、めんちゃんが意外とお茶目なんだなっていうのを。だからこそ今回のドラマ「CODE1515」で気付けて嬉しい。(杉本 達)監督もめんちゃんのこと大好きだしね。
校條:はは、そうですね。本当に、毎日楽しかったです!
わだ・たくま
1986年1月4日生まれ、山形県出身。主な出演作に、舞台『刀剣乱舞』シリーズ 歌仙兼定役、「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」 嘉納火炉役、ドラマ「CODE1515」 星奈希望役など。
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めんじょう・けんたろう
1990年11月2日生まれ、岐阜県出身。最近の主な出演作に、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ シリーズ 睦月 始役、音楽劇「Zip&Candy」ステイ区長役、舞台『DARKNESS HEELS~ THE LIVE ~』ウルトラマンベリアル役、舞台『宇宙戦艦ティラミスⅡ』~蟹・自分でむけますか~ スバル・イチノセ役、舞台「炎炎ノ消防隊」 カリム・フラム役など多数。2021年3月に舞台「元号男子」の出演を控える。
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Blu-ray&DVD「CODE1515」
2021年1月6日(水)発売
【出演】和田琢磨 陳内 将 安里勇哉 赤澤 燈 校條拳太朗 佐奈宏紀 高佐一慈(ザ・ギース) 尾関高文(ザ・ギース) 内海大輔
【Blu-ray(3枚組)】14,400円+税 TCBD-1021
【DVD(3枚組)】価格:11,400円+税 TCED-5454
https://www.tc-ent.co.jp/products/search?keyword=CODE1515
Blu-ray&DVD収録、和田琢磨・安里勇哉が歌う「祈り」のMVを公開中!(期間限定)
和田琢磨×校條拳太朗インタビュー本編掲載『Sparkle vol.43』発売中!
テキスト:田中莉奈
写真:増田 慶
ヘアメイク:久慈真史
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