「#舞台の力」キャンペーン(6.24『Sparkle vol.41』発売記念)詳細
2020年6月24日発売の『Sparkle vol.41』では「舞台の力」をメインテーマとし
俳優の皆様に、演じ手側からの“舞台の魅力”を語っていただきました。
ただ、舞台はやはり観客がいてこそ成り立つもの。
ならば舞台ファン、演劇ファン、観る側からこそ伝えられる
「舞台の力」もあるのではないか。
例えば、初めて舞台を観に行こうと思ったきっかけ。
印象に残っている舞台作品のステージレポ。
この人を観てほしい!推し俳優の魅力解説。
円盤や配信で観れる!オススメ作品紹介などなど。
あなたの思う「舞台の力」を
ツイートやテキスト、イラストやマンガで自由に表現してみてください。
短くても、ひと言でも構いません。
そして2020年6月24日0:00から2020年6月27日23:59の間に、
ハッシュタグ「 #舞台の力 」「 #Sparkle41 」を付けてツイートしてください。
優秀賞にはSparkle編集部よりiTunesカード1万円分を5名様に、
6月24日発売の最新刊『Sparkle vol.41』を20名様にプレゼント致します。
以下の募集要項、注意点をご確認の上、
お気軽に投稿してみてください!
Sparkle41「#舞台の力」キャンペーン 応募要項・注意点
募集内容:あなたの思う「舞台の力」を表現したツイート、テキスト、イラスト、マンガ作品
※オリジナル作品に限ります。
※商業作品でなければ、過去発表した作品でも構いません。
※写真素材(俳優・作品など)の使用は禁止とさせていただきます。
応募方法:「#舞台の力」「#Sparkle41」以上2点のハッシュタグを付けて作品をTwitterに投稿してください。
作品はツイートに直接書き込む・画像を貼る形でも、
noteやブログ、他SNS等にて公開しリンクをツイートする形でも構いません。
お一人さま1点から何点でもご応募いただけます。同一作品の重複投稿はお控えください。
応募期間:2020年6月24日0:00〜2020年6月27日23:59(日本時間)
結果発表:当選の方には応募締切終了後、TwitterのDMにて個別にご連絡差し上げます。
賞品:iTunesカード1万円分…5名様
最新刊『Sparkle vol.41』…20名様
注意点:
・作品はオリジナルのものに限らせていただきます。当選作品に盗用や著作権侵害等が認められた場合、当選は取り消させていただきます。
・あくまでも「舞台の好きなところ」を自由に表現していただく企画です。特定の作品/人物を誹謗、中傷する内容はお控えください。また、何かを褒めたいがために他の何かを貶す、比較するような投稿もご遠慮くださるようお願い申し上げます。
・ご投稿いただいた作品はSparkleのSNS、note等でご紹介させていただく場合がございます。
本当に短い文章でも、簡単なイラストでも構いません。
皆さんの投稿がきっかけで、
願わくばまだ舞台に触れたことのない人の、舞台に興味を持つきっかけになれば
こんなに嬉しいことはありません。
素敵なツイートを心よりお待ちしております。
Sparkle編集部
以下、ここからは蛇足の駄文です。
本企画を思いついたきっかけが、大きく二つあります。
一つは、F6 2nd LIVEツアー「FANTASTIC ECSTASY」。
「おそ松さん on STAGE」から派生したユニット・F6の2ndライブツアーは、初日・2日目の幕張公演こそ開催できたものの、
その後のスケジュールが全て中止となってしまいました。
しかし、本来なら千秋楽にあたる3月20日、幕張凱旋公演をYouTube無料生配信という形で行うことが決まり、
初日を取材させていただいた私は当日、画面の前で千秋楽を見届けました。
そこにいたのは、誰一人観客のいない幕張メッセイベントホールで
初日同様、あるいは初日以上の気合いを観せるF6のメンバーたちでした。
全力で歌い、全力で踊り、空っぽの客席に向け声の限り煽り、コール&レスポンスを要求するF6。
もちろん声が返ってくることはありません。
しかし、YouTube Liveでは視聴者がリアルタイムでコメントを書き込むことができ
そこには確かにメンバーに応える声、全力で声援を送る熱気、
追いきれないほどのスピードで次々と更新されてゆくコメントからは
最高のパフォーマンスに上がるオーディエンスの熱量がはっきりと存在していました。
それはきっと、ステージ上のメンバーの皆様にも伝わっていたのではないかと思います。
実際に会場で感じることのできるライブの魅力とは、やはりどうしても異なるものかもしれません。
ただ、演者と観客が生み出す「ライブの力」は、オンラインでも生まれるんだ。
例えばこれからもっと技術が進歩すれば、ライブ会場の熱気が家にいながらもダイレクトに伝わったり
観客の声援が電波を通じて会場を埋め尽くすようなこともできるかもしれない。
物理的な距離は遠くても、テクノロジーで演者と観客を繋げるようなライブ空間が出現するかもしれない。
F6のメンバー、そしてYouTube Liveで声援を送っていたファンの方々
どちらの熱も等しく大きかったからこそ、大きく心を揺さぶられた出来事でした。
折しも、その後『Sparkle vol.41』でインタビューさせていただいた佐藤流司さんも
このような言葉を仰っていました。一部抜粋します。
いろんな役者が集まって、画面越しとはいえ何かをお客様に伝えようとしたら、それも舞台になり得ると思うから。俺はそこにも舞台の力は生まれると思ったんですよね。(中略)会うことだけが舞台の力でもないのかなと今は思います。
もう一つは、舞台『刀剣乱舞』シリーズ一挙無料配信。
5月25日~31日、毎日20時よりライブ形式で配信された舞台『刀剣乱舞』は、
これまでの原作ファン、舞台ファンのみならず、
これを機に初めて作品に触れる人々をも巻き込み、大きなムーブメントとなりました。
そのムーブメントの一端を担ったのが、
舞台『刀剣乱舞』を支持するファンの方々の、Twitterでの拡散だったと思います。
毎日トレンドに「#刀ステ一挙無料配信」が入るほどの熱量に、
これまで舞台『刀剣乱舞』を知らなかった層も興味を惹かれ
作品を観る際のアドバイス、演じられる俳優の方々の素敵なエピソード、
伏線や残された謎への考察、そして美麗なファンアートの数々…
個人的にはTwitterの盛り上がりも含めての「#刀ステ一挙無料配信」という
一つの「祭」だったのではないかと思っています。
現実世界では人々は集うことすらできず、夏祭りや花火大会、大型フェス等が次々と中止されてゆく中、
TwitterというSNSを会場とした「祝祭」が、
舞台『刀剣乱舞』という素晴らしい作品を共有することにより顕現したように感じました。
賑やかなもの、楽しそうなものに、人々はつい惹きつけられてしまいます。
こんな鬱屈した世の中だから、なおさらです。
今号の『Sparkle vol.41』も、「舞台の力」をテーマにしつつも
現状を悲観するような、読んでいて辛くなってしまうような一冊にはしたくない、と思っていました。
舞台俳優のインタビュー誌として、演劇ファンの皆様には
読んでいて楽しくなる、希望が持てるものにしたい、と。
はっきり言ってその心配は杞憂でした。
インタビューに応えてくださった俳優の皆様は、全員が前を向き、力強い言葉を残してくださいました。
あとはその想いを待っていてくださる読者の皆様にお伝えするだけ。
でも今回は、もう少し多くの方々にその想いをお伝えできれば、と考えました。
できることなら、これまで演劇に、舞台に触れたことのない方々にまで
舞台の素晴らしさを届けたい。
再び幕が上がり、人々が劇場に足を運べるその日には
これまで以上に多くの方が舞台という最高の「祝祭」が開かれるのを心待ちにしている。
そのためには「舞台の力」を、もっともっと多くの人に知ってほしい。
そこで今回、舞台を愛する皆様の声を、言葉をお借りしたいと思いました。
『Sparkle vol.41』より、鈴木拡樹さんの言葉を一部抜粋します。
舞台が僕自身の人生や気持ちを豊かにしてくれた
求めている以上のものを僕は演劇から貰った気がします
当たり前のように在った「舞台」が当たり前でなくなってしまった今、
舞台から、演劇から貰ったものを少しでもお返ししたい。
今はそんな気持ちです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。