HANDSOME 15th ANNIVERSARY × Sparkle 新人ハンサムインタビュー② 細田佳央太
芸能事務所「アミューズ」所属の若手俳優がファンの方々に直接感謝を伝えるべく、2005年より開催されてきた「ハンサムライブ」。2020年2月、2年ぶりとなるライブイベント「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE『JUMP↑with YOU』」が、ハンサム史上最大規模となる東京・両国国技館にて行われる。『Sparkle』では新たに参加が発表されている“新人ハンサム”より5名にフォーカスを当て、個別インタビューを実施。
2019年、映画初主演作となる『町田くんの世界』で鮮烈な印象を残した細田佳央太。2020年6月にも映画『子供はわかってあげない』の公開を控え、役者として着実なステップを刻む細田にとって、毛色の異なる「ハンサムライブ」への思いとは?
映画『もういちど 家族落語』でデビューされてから映像を中心に活躍されてきた細田さん。中でも昨年の映画『町田くんの世界』では見事オーディションで主役を勝ち取り、大きなステップになったかと思います。改めてこの作品を振り返ると?
細田:自分の全ての基盤になった作品ですね。まだ撮影現場の雰囲気も何も知らない状態から入り、その中で監督やスタッフの皆さんのいろいろな指示からいろんなことを学ばせていただきました。もちろんお芝居についても、他のキャストの方々から吸収できたことがすごく多かったので、自分の役者としての基盤になった作品だな、と。
共演で特に印象に残った方はいらっしゃいますか?
細田:池松壮亮さんに引っ張られてバスから降りて、2人がぶつかるシーンがあるんですけど、そこですごく池松さんに引き上げていただいたんです。熱量とか、エネルギーみたいなものを。そこで初めて、すごく「芝居が楽しい」って思って。カメラ位置が変わったりしている間もニヤケが止まらないくらい、自分の中の熱量もすごく上がっていったので、引き上げてくださった池松さんはすごく印象に残っています。
また今年6月には映画『子供はわかってあげない』も。
細田:こちらは高校生のひと夏を描いた作品で、主人公である女の子のお父さんを探しに行くお話です。夏休みの中で家族愛だったり、恋愛だったり、いろいろなものが動いていく、そんな作品です。
その前の2月には、これまでの活動とは随分テイストの異なる「ハンサムライブ」が控えています。メンバーに選ばれた時のお気持ちは?
細田:最初は信じられなかったですね。ずっとお客さんの1人として、先輩方が踊っているのを観ていたので、普通にファンだったんですよ。なので、そこに自分が立つということがまあ信じられなくて、日にちが経って落ち着いてきたら今度は、「先輩方の披露していたパフォーマンスのレベルの高さについていけるのかな?」という心配とか、「歌とかダンス大丈夫かな?」という不安があって。でも改めて今は、すごく楽しみだって気持ちが一番ですかね。最初は本当に信じられなかったです、はい(笑)。
レコーディングも初めての経験?
細田:そうです。あんなにガッツリ歌うっていうのも初めてでした。キーが高いんですよ、ハンサムの曲って。なのでもう、声が出なくて。そのたびに「もっと大きな声で歌っていいよ」って指示していただいたり、もっと高音が出るように「ここブレスして逆にここブレスしないで」って一から全部教えを受けて、汗だくになってやってましたね(笑)。終わった後は毎回汗かいてました。
MV撮影はいかがでしたか? 映画などの演技とはまた違う見せ方だと思うのですが…。
細田:トップバッターだったんですよ。「I Treasure You」MV撮影の。
そうだったんですね!?
細田:僕、体が全然動かなくて、ガッチガチで。神木(隆之介)さんが監督をされているので、「もっとこうした方がいいよ〜」と分かりやすく説明していただいたんですが、一番目に撮影が終わった後すごく悔しかったんですよ。その後にみんなの撮影を見て「ああ、自分もっとできたな……」と思ってたら、神木さんが「もう一回やる?」と言ってくださって。空き時間に先輩方の撮影を見て勉強して、もうとにかく頑張りました。神木さんも、僕がちょっと出し切れなかったの、役者だから分かるよみたいに言っていただけて、めちゃくちゃうれしかったですね。
神木さんならではの、監督としてのディレクションですね?
細田:やっぱり、とにかく分かりやすいんですよ。噛み砕いて説明してくださるので。迷ったりっていうのはあくまで自分の中だけで、神木さんからの指示で「どういうことだ?」っていうのはなかったですね。ただ、やり切れない、指示の通りにできない自分がちょっと嫌ではあったんですけど、そのたびに「もっとこうした方がいいと思うよ」とアドバイスの仕方を変えてくださったので、それは楽しかったですね。
完成したMVの見どころを教えてください。
細田:やっぱり個人個人で映るところはすごく観ていただきたいですね。同じ人がいないので。それだけ自分たちも含めて、ハンサムに出ている先輩方の個性が確立されているので、ぜひ注目してほしいと思います。
そしてアルバム内の楽曲「A(C)」で、“アクティブ”をテーマにした新ユニットにも選出されました。「A(C)」は読んだ時の音の通り、「ええかっこしい」という意味でよろしいのでしょうか?
細田:そうですね。僕は最初、意味が分からなくて(笑)。お母さんと家で話している時に「A(C)」って曲名と、歌詞のこともいろいろ話したんですよ。そしたら「『A(C)』って意味そのまま『ええかっこしい』なんだね」って言われて、え?みたいな(笑)。関西の方の言葉なんですよね? あ、“かっこつける”って意味なんだ、って。
まさにアクティブなイメージの曲で、ラップなども導入されていますね。
細田:そうなんですよ、アップテンポでノリやすくて。ライブでお客さんと一緒に楽しめる曲だなって、想像ができます。
他のメンバーの印象も伺えますか?
細田:僕の中では一応、甲斐(翔真)さん、石賀(和輝)さんが引っ張っていくっていう感じです。とにかくもう、先輩方に僕ら新人は引っ張っていただいて、でもその中で皆さんと一体感を出せればと思います。僕らのユニットとこの曲には、お客さんと一緒になって盛り上げるっていう役目、役割があると思うので、そこだけは忘れないように頑張りたいです。途中で甲斐さんのソロがあるんですけど声の伸びがすごいんですよ!(笑) 最初聴いた時鳥肌すごかったんで、あのレベルまでいけたらいいなって思ってます。
歌の方も今後もっと伸ばしていきたいということですか?
細田:そうですね、もっともっと上手くなりたいなって思います。「ハンサム」、特に昔からやっている小関(裕太)さんとか(松岡)広大さんとか、僕が言うのも失礼なんじゃないかと思いますが本当に素敵なので、それに負けないで何か一つ、お客さんに感謝を伝えるものとして、歌とかダンスとか、お芝居もそうですし、コメントとかフリートークとか、周りより何か一つ飛び抜けたいですね。
歌といえば新生「キミノリズム(2019 青春ver.)」、こちらも先輩方から受け継がれたものですね。
細田:ビジュアル撮影の時に、この衣装が着れるというのがすごくうれしかったですね。
こちらは同世代の新メンバーで構成されたユニットです。
細田:フレッシュ感みたいなものって、たぶん出そうとして出せるものじゃないので、何かキラキラしたものをお客さんに感じてもらいつつ……自分の中の勝手な野心ではありますけど、このメンバーの中では飛び抜けたいって思っているので、それはちょっと狙ってます。
いいですね! でも、先輩メンバーの中でも飛び抜けちゃってもいいんじゃないですか?
細田:いやー、そうですよね。それはちょっと目標ですね。まず新人メンバーの中で一番になって、先輩方と肩並べて、その中でもトップに立って。「ハンサムと言えばこの子だよね」って言われるくらいまではいきたいなって思います。何年かかるかわからないですけど(笑)。
そうしたらますます2月15、16日の東京・両国国技館が楽しみですね。
細田:東京国際フォーラムやパシフィコ横浜以上の最大キャパと聞いても、想像できないんですよ、全然。自分がステージに立って周りにお客さんがいてっていうのが全然想像できなくて、信じられないですけど不安とかよりは楽しみだなって。とにかくお客さんに感謝を伝える場なので、それを第一に楽しめたらなって思います。想像できない分、緊張とか恐怖とかがなくて楽しみですね。
「ハンサム」以降の今後の目標も聞かせてください。
細田:それこそ「ハンサム」で歌とかダンスをたくさんやらせていただいているので、そこでレベルアップして、今後映画や芝居に活かせるようにしたいと思っていて。実はあんまり、これっていう目標がまだはっきり決まってなくて。何かの賞を取るとかが自分の中ではまだ最終目標になってないんです。なので、この「ハンサム」で学んだことを芝居や映画とかに活かしていけたらというのは一つの目標ですね。
役の幅も広がりそうですね。
細田:そうですね。舞台のお仕事もいつか絶対やりたいと思っているんですけど、この「ハンサム」が初舞台になるんです。映像と舞台じゃ声の出し方やお芝居の仕方も違いますし、ここで学んだり経験できることもすごくありがたいなって思います。
ファンの方、「ハンサムライブ」を楽しみにしている方に一言お願いしてもよろしいですか?
細田:とにかく皆さんに感謝を伝えて、ライブで一体感が生まれるように、皆さんと一緒に盛り上がれるように、僕自身全力で楽しんで、皆さんと全力で楽しめるように頑張りたいと思います。なので楽しみにしていてください。
ほそだ・かなた 2001年12月12日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、ドラマ「FINAL CUT」、「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」映画『町田くんの世界』など。2020年初夏に映画『子供はわかってあげない』の公開を控える。
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応募方法は
①Sparkle公式Twitter(@Sparkle_stage)をフォロー
②Sparkle公式Twitterに「細田佳央太さんチェキ希望」とDM
※応募締切:2020年2月20日(木)23:59まで
※当選者にはDMの返信にてご連絡差し上げます。
15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE「JUMP↑ with YOU」
SCHEDULE
2020年2月15日(土)①13:00開場・14:00開演 ②18:00開場・19:00開演
2020年2月16日(日)③12:00開場・13:00開演 ④17:00開場・18:00開演
会場
両国国技館 〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目3−28
JR総武線 両国駅西口下車 徒歩2分
都営地下鉄大江戸線 両国駅下車 徒歩5分
http://www.sumo.or.jp/Kokugikan/access/
CAST
石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、田川隼嗣、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、正木郁、松岡広大(16日18:00公演のみ出演)、三船海斗、渡邊圭祐
15th Anniversary Guest
2月15日(土)
青柳塁斗、植原卓也、風間由次郎、平間壮一、水田航生、吉村卓也(19:00公演のみ出演)
2月16日(日)
青柳塁斗、猪塚健太、植原卓也、風間由次郎、神木隆之介、桜田通、松島庄汰、水田航生
TICKET
座席指定席引換券:8,000円(税込・お土産付き)
販売プレイガイド
チケットぴあ : https://w.pia.jp/t/handsome/
LINEチケット : https://ticket.line.me/sp/SHL_15th
※ご注意:詳細はプレイガイドの購入ページの案内をご確認下さい。
写真:増田 慶
テキスト:田代大樹
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