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Chelsea Zone2 Attack Play Idea
21-22シーズンChelseaについてです。
監督は昨シーズンチャンピオンズリーグを制したトーマストゥヘルです。
↓↓動画↓↓
フォーメーションは1-3-4-3です。
前線の3は1人のFWを頂点に2シャドーを置く形になっています。
相手のエバートンのフォーメーションは1-5-4-1です。
チェルシーのFWと2シャドーとWBはマンツーマンで見ることが可能です。
(厳密にはボールサイドのみ)
なので5秒あたりのシーンでジェームズが受けた時アプローチを受けています。
このシーンは少ないタッチと早い判断で密集から脱出します。
その後のジェームズの動きに注目です。
ボールはもう一度RCBに戻ります。
その時ジェームズはwideに戻るのではなくCenterのスペースに位置します。
この動きはジェームズはスペースを見つけ動いていますが、
その動きは決して個人の自由のみで動いているわけではありません。
ジェームズ24番は”何か”を見ています。
これはおそらく味方のシャドーを見ています。
シャドーとパスコースが被らないことを確認してこのスペースに入ってきています。
これこそが個人の動きのみではないと言える所以です。
シャドーと重ならないことで生まれたスペースで前を向くことに成功しています。
この動画で素晴らしいシーンは
◉味方とスペースを共有しながら動的に立ち位置を取っている。
◉決められたスペースの共有がおこなわれている。
→ジェームズとアロンソ(逆のWB)がこのような動きを見せることはありません。瞬間的にいろんな人といろんなスペースを共有しているわけではありません。