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【スペイン生活】唯一の敵、超硬水に負けるな!

スペインの水は硬水、日本は軟水で硬度が異なることを知っていますか。硬度は、水に含まれるマグネシウムやカルシウムの割合で決まります。では、水の違いが生活にどのような変化をもたらすのでしょうか。


苦い水

バルセロナとバレンシアを訪れた際、はじめに水質の違いを感じたのは、うがいをしようとした時です。

「んん?苦い!」

日本の水道水は、慣れもあるのか味を感じることはほとんどありません。しかし、硬水はミネラル分が含まれるため若干の苦味を感じました。旅行であればペットボトルの水を使い、気にならない方はそのままでも大丈夫だと思います。

最も気をつけたいのは「シャワー」!!!

まず石鹸、シャンプーが泡立ちません。2倍の量を使ったり、2度洗いをしてやっとです。トリートメントをしてもなんだかゴワゴワ。スッキリ洗った気持ちにはなれません。特に夏場、私は日焼け止めを惜しみなく使うため、水を弾く感じがなくなるまで洗うことに苦戦し、ゆっくり楽しいバスタイム、は叶いませんでした。絶対落としきりたい己と、全く協力的ではない硬水のどちらが勝つかの勝負で、出る頃にはヘトヘトに。

さらに追い討ちをかける乾燥

スペインの湿度はかなり低く、海から上がってすぐに水滴がなくなるほどです。
お風呂上がりも例外ではなく、あっという間に肌の水分が空気中に吸い取られていきます。まって〜泣
私自身、気候や体調に肌質が左右されない方なので大丈夫だろうと思っていましたが、たった1日でかかとがガサガサになりました。侮ってはいけませんね。

髪も、トリートメントをつけてからドライヤーをしてもゴワゴワ。訪問前にバッサリ30cmカットしていってよかったと思いました。長い髪を洗うことも大変ですし、何より、毎日時間をかけてケアした髪が一瞬でたわしのようになる悲しみに耐えられそうになかったからです。「日本の夏の湿度に比べたら大したことない!」と考えることにしました。
変化は前向きに捉えるのが楽しく生活する上で大切ですね♪

こんな対策おすすめです

他に、硬水対策として実践されているものを紹介します。私も全てを実践しているのではなく、時間とお金がちょうどよく負担にならないものを日々模索中です。

  • クレンジングは拭き取りタイプを使い、極力水道水を顔につけない。

  • 朝洗顔はなし。コットンに化粧水をつけて拭き取る。

  • 毎日パックをする。

  • クレンジングのみで、洗顔料は使わない。男性もその方がよいようです。

  • シャワーの際に顔は水につけない。

  • ペットボトルの水を桶に溜めて洗顔する。

  • お風呂上がりにベビーオイルを塗る。

オーバーかなと思うものもあるかもしれませんが、水が肌に与える影響が大きいことが分かります。硬水は、石鹸類の成分と相性が悪く、しっかり洗い落とすことができずに毛穴に残ってしまうため、石鹸の使用量を増やすことはおすすめできません。毛穴に残ってしまうと抜け毛が増え、髪が少なくなってしまいます。こちらは男性にもかなりのリスク。
長期滞在予定の方は何か対策をすると良いと思います!

ここで救世主!!!

「硬水を軟水にすれば問題ないでしょう? 」という方に朗報です。

硬度を軟水化してくれるグッズがあります!

イオナックHPより

こちらを導入しました。
広告のようになってしまうので、詳しくは検索していただけると幸いです。
まだ効果が分かりませんが、希望の見えるものを頼りに生活していきたいと思います。

水質は、バルセロナは超硬水、バレンシアは硬水、マドリードは日本より軟水と地域によっても異なるようです。
知っておくと役立つかもしれません。

最後に

水質の変化は、生活に大きな影響を与えます。しかし、幸運なことに現代社会では様々な策を取れば日本の生活に近づけることができます。
大丈夫!
食べ物が美味しい、大らかで社交的な国民性、太陽に愛された国スペインを楽しみましょう!

Adios!


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