【スペイン生活】住んで3週間 初めての引越し
タイトルを読んで「?」と思われた方。私も「??」です。同感です。
以前、すこーし記事にしたのですが、バレンシアで起きた大洪水・DANAの影響を受けて、住んでいた家を引っ越すことになりました。
悲しい。。
テラスがお気に入りだったのに。。
広くて陽がよく入る暖かなお家だったのに。。
バスタブがあったのに。。
と、しょげている時間もないので、
「海外で2つの街に住めるなんてラッキーじゃーん」と切り替えてゴーです。
はい、次行ってみよーーー!!
連絡不精な不動産
日本の感覚は日本へ置いてこなければならないのですが、驚くようなことが普通に起こります。
まず、10件コンタクトを取りたい不動産に連絡しても1、2件しか返事がありません。
理由は様々だと思うのですが、憶測に過ぎないので割愛。
めげずに、同じ家屋でも異なるアプリから検索できることに気づいたので、3つのアプリから1つの家を狙ってチャットを送ったり、アプリのチャットで返事がなければWhatsAppで直接コンタクトを図ったりしました。
そして、やっと連絡が繋がった!と思いきや、条件面で断念しなければならないことがほとんど。学生専用、シーズン限定、スペインに1年以上就労している、初めの契約は11ヶ月しかできない、などなど。家を契約するって、確かに重たいことですよね。そう簡単に決めさせてはくれません。
言葉の壁
連絡が繋がって、喜べるのも束の間。
言語の壁が立ちはだかります。
文書で送られてきたものでわからない表現があれば、Google翻訳で即解決なのですが、ボイスメッセージが送られてくることもしばしば。
ボイスメッセージで伝えるって新感覚で面白いですね。
初めて送られてきた時はイタズラかと思ってしまいました。
私のスペイン語力が乏しいまでに、聞き取りやすい発音の方とそうでない方が居り、内容を聞き取るのに苦労しました。ボイスメッセージをGoogle翻訳にかけたときも同様に、不得意な音があるようでおかしな翻訳になることがあります。そんな時は、「こんなこと言ってるの?」と自分で聞き返して何とかしています。理解は100パーセントではありませんが、大体で。
また、こんなことも。
内見の時間の相談をする際に、なるべく遅い時間がいいなと思って「¿Es dificil la noche?(夜は難しい?)」と送ったところ「¡ La noche imposible!(夜は不可能だよ!)」と、何を言っているのかと思われてしまいました。スペインの感覚だと、陽が沈んでからがnocheなので、tardeと送るべきでした。きっとお相手も「そんな夜遅くまで付き合わせるなんて正気じゃない」と思ったことでしょう。文化を捉えて言葉を使うの難しすぎる。。
お家探しは続く
そんなこんなでなんとか内見まで漕ぎ着けましたが、果てして契約、引越しまで至るのか。まだ油断はできません。
引っ越すとはいえ、初めての海外生活を3週間送った我が家も恋しいので、
街の復興と再建に積極的に関わりたいと思います。
活気ある素敵な街がまた築かれますように!
¡ Adios!