君はサラマンカのカエルを見たか?
こんばんは。スペイン滞在中のやまひだかです。
ちょっと某機動戦士みたいなタイトルになってしまいましたが、今回の舞台はスペイン北西部にあるサラマンカ。
ヨーロッパでも有数の歴史を持ち、「黄金に輝く街」と呼ばれるサラマンカについてご紹介したいと思います。
今回は、サラマンカ出身の語学学校の先生にオススメポイントをたくさん教えてもらったので、充実した旅になりました。
それでは張り切ってどうぞ!
ー サラマンカの街並み
マドリードから電車で約2時間。標高約800mの高地に位置し、スペイン最古のサラマンカ大学を中心に大学街として発展しました。
旧市街にある建物の多くが蜂蜜色の砂岩で造られており、強い光が当たると黄金色に輝きます。街並みもコンパクトで、散策するだけで楽しめるため、年間を通してたくさんの観光客が訪れます。
サラマンカの旧市街は1988年にユネスコの世界遺産に登録されています。
ー サラマンカ大学
1218年に創設されたサラマンカ大学は、スペイン最古の大学として有名で、ヨーロッパでも有数の歴史をもつ大学です。
現在でも3万人以上の学生を抱えており、サラマンカの街は若者たちの活気にあふれています。
日本の多くの大学と協定を結んでいるほか、現在の上皇、上皇后が皇太子、皇太子妃時代に同大学を訪れており、日本との交流も活発に行われています。
またサラマンカでは言語学の研究も進んでおり、スペイン語を学ぶためサラマンカに留学する日本の大学生も多いそうです。
ー サラマンカのカエル
サラマンカ大学の正門のファサードには精緻な彫刻が施されており、たくさんの観光客が写真を撮っていました。
このファサードを訪れる人にとって、数多の彫刻の中からカエルの彫刻を探すことがブームになっています。
肉眼ではほぼ見えないくらい小さなカエルですが、このカエルを見つけることができた人は再びサラマンカに帰ってくることができると言われているそうです。
カエルはスペイン語で「rana」と言いますが、日本で見られるような言葉遊び(「カエル」と「帰る」みたいな)が行われているのは興味深いですね。
この記事を見てくださった方だけに大ヒント。カエルはどこかの骸骨の上に乗っています。
皆さんもぜひ探してみてください!
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少し長くなってきましたので、今回はここまで。
次回はサラマンカでオススメの観光スポットについてご紹介したいと思います!