元井さん主催の哲学対話に行ってきました
哲学対話が面白いと聞いていつかやってみたいなあと思っていたところ、元々入っていた予定の前に行ける日時・場所で比較的話しやすそうなテーマで元井さんが人を集めていたため、参加するに至りました。
私は今回初めて“哲学対話”と名のつくものに参加しました。こちらの集まりでは
「テーマに沿って考えたことを話す。その中で意見交換もされることがある。」
という感じでした。
無論諸々細かいルールはあった上でね。
ちなみに今回のメインテーマは「恋愛苦手」、
もうひとつのテーマは「対話」でした。
いやー、とにかく楽しかった!勇気を出して行ってよかった!
元々哲学系の文章を読むのも好きだし、答えのない問いを考える良さがあると私は思っていて、だからこそあの空間がすごーく嬉しかった。まだ幼くて色々考えたことを家族にべらべら喋ってしまって「そういう話するのやめて?」と言われていた私が求めていたのはこういう空間だったんだなあと思って、なんかものすごく沁みた。私が考えたことを喋っても、人が困らないどころか聞いてもらってそれにまつわる話も聞けるなんて、楽しすぎる。
あと、話をスルーされるのも安心する。話したことが話しっぱなしになることもあるし、誰かが興味を持てば反応する、という自由さも私が話しやすい理由だった。
話したり聞いたりする中で、新しい考え方を吸収したり知ったり、既存の考え方を広げたり変えたりできて、面白かった。
前述の通り、一人でも勝手に頭の中でぐるぐると様々な事柄について考えている割合が私はどうやら多いようで、そうして練られた考えを文章とすることが楽しくて文章を書いたりしているものの、思考の途中でたまには人と話したいなと思うこともある。そういう時にインターネットで話をするのが簡単なのかもしれないけれど、私は“思考の途中経過をXでポストする”みたいなのは苦手で、現実で考えを練った上で自分にとって納得のできる文章を生み出すことが好きなんだよね。
だから、このような形で思考を練ることができる場があるということを知ることができてよかった。他の場所で開催されているものもどんな雰囲気なのか知りたいから行ってみたい。
あと、これは休憩時間に話していたことなのだけど、お話を聞く中で非モテオフ会も面白そうだなと思ったのと、それをきっかけにしてボドゲ会を開催しているということが非常に興味深かった。マダミスもそういうのにも使えるのかも、という気持ちになりました。