人間ラブドール生展示(大道芸術館)に行ってきました
2024年5月3日(金)
大道芸術館
東京都墨田区向島5丁目28−4
17:30~人間ラブドール生展示
19:00~21:00都築響一×人間ラブドール製造所トーク&生展示
大道芸術館はオリエント工業のショールームに行った際にも勧められていて、イベントもあったので良い機会だと思い、初めて行ってきました。
なお、私も人間ラブドール製造所さんを利用したことがあります。
そのため、せっかくだからと思って当時使用したキャンマジの黒コンつけて行ってきました。個人的にこれが一番自分の好きなドールのイメージに近い眼球になる気がするんですよね。
私は曳舟駅西口から行きました。歩いて10分くらいかな?道中で素敵な飲み屋さんがたくさんあって、飲みに来たいなという気持ちになりました。
イベント中だからか建物の入り口に看板なども特に無かったため、本当にここで合ってるのか?とどきどきしながら入りました。
1Fが受付、2Fが展示とバーカウンター、3Fが展示でした。
入り口には梱包されるための段ボールが展示されていて、2Fと3Fの展示の中に混ざって人間ラブドールちゃんたちがいました。皆とっても可愛かった!
人間が人工的に作られてるみたいな展示が良かったです。ああいうの好き。
あと、お手洗いにたくさん写真が貼られていて、裸の美しさというか、人それぞれの身体の美しさを改めて感じました。人間においては、細いだけが美しさではないと私は偽善ではなく思います。
都築さんとレイヤさんのトークも楽しかったです。
話を聞いていて、私はかなりの初期勢なんだなと思いました。
開封の儀はインターネットで見て知っていたけれど、配達員さんのようにインターホンを押して入ることにびっくりしました。
また、ドキュメンタリー動画も上手く人間ラブドール製造所の空気感が表れていてとても素敵でした。
経験者の方々の写真もたくさん見られて良かったです。まだありそうだったので、もっとたくさん見たかった!一番心に残ったのは家族写真でした。決してふざけてるわけではないし、とても素敵な写真だと私は思いました。
トークの中で、“人間ラブドール製造所を経ることでより魅力的になる”みたいな話をレイヤさんがされていて、非常に興味深かったです。
人間ラブドール製造所は、人間ラブドールちゃんたちのことを本当に大切にしていて、だからこそあのあたたかな空間を生み出し、リピーターがたくさん生まれるのだと私は思っています。
そんな人間ラブドール製造所の体験を通して、人から愛される感覚を掴み、自信を得ることでより魅力的になるのではないか?と私は思いました。
また、人それぞれ思想は異なるのでそうしない人もいるでしょうけれど、人間ラブドールちゃんたちの中で繋がりが生まれているのもすごく素敵だと思いますし、それも魅力に影響しているように思います。私の矜持で私が人間ラブドールのどの子であるかを開示していないため、それをきっかけに誰かと直接的に仲良くなることは諦めているのですが、私も勝手ながら人間ラブドールちゃんたちの人生を応援していますし、そういう“誰かからなんとなく愛されている”という感覚が得られるようになることも魅力的になる理由なのかな、と考えたりしました。
私は時を経てラブドールオーナーになったので、色々現実と比較して見てしまう部分があり、もちろんドールメーカーによっても作りは色々違うため私の経験則が全てではないのですが、前のように人間ラブドール製造所に対して純粋な感じではなくなってしまっていて、嬉しいような悲しいような気持ちもありました。勿論それで何か人間ラブドール製造所に対する思いが変わるとかは無いのですが、なんだろうな、例えて言うなら好きな漫画で、すごく大人だと思っていたキャラクターの年齢を、そう思わなくなってしまったみたいな感じなので、全然悪いものではないです。
そうそう、関根麻里恵さんがいらしてたようなのでお会いしてみたかったのですが、どの方なのか分からず残念でした。また何か機会があればいいなあ。
人がたくさんでゆっくり見られるという感じではなかったので、通常状態の大道芸術館にも行きたいです。