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【シティリーグ優勝】可能性は無限大! ロストツールボックス!

《 はじめに 》

 はじめまして、スパーダ(@spada_pcg)と申します。
まずはじめに、私みたいな無名プレイヤーのnoteに興味を持って頂きありがとうございます。
 私は家庭の事情もあって、あまり大型の自主大会や公認大会に参加することができないため、普段はリモート対戦を中心に活動させて頂いております。
そのため対面での対戦を中心に活動されている方には私のことを知らない方も多くいらっしゃるかと思います。

 私は7月15日にロストアビスが発売されてから約三か月間、ひたすらLTBというデッキタイプを使い続けてきました。
これまで多くの方に構築を質問されてきましたが、シティリーグもこのデッキで挑むことが予想されていたため、あまり語らずにおりました。
(申し訳ございません。。。)
 そして10月8日に開催されたシティリーグで幸運にも優勝することができたことから、ここで一区切りとして請謁ながら記事とさせて頂きたいと思います。
 note自体初めて書くため拙い所も多々あるかと思いますが、まずは無料部分だけでも読んでいただければ幸いです。


《 LTBというデッキ 》

 このデッキには現状様々な呼び方がありますが、私はかねてよりLTB、すなわちロストツールボックスと呼ばせていただいております。
状況に応じて様々なポケモンを使い分けるという意味ではバレットよりツールボックスのほうがしっくりくるからです。
といっても強いこだわりがあるわけではありませんので、好きに呼んで頂ければと思います。
 さて、ひとえにLTBといってもその構築によって様々な戦い方に分かれます。
まずはこちらのツイートをご覧ください。

LTB Ver1.0

 このツイートは7月15日、まさにロストアビスが発売された日にしたツイートです。
私のLTBの原点ともいえる構築になります。
この構築では「先攻2ターン目(後攻1ターン目)からウッウのおとぼけスピットを連打する」ことに重きを置いております。
 それではつづいてこちらのツイートをご覧ください。

LTB Ver2.0

 これは7月24日に行われたリモートサーバー対抗戦時のツイートです。
この時使用した構築が以下になります。

 このデッキは先ほどのウッウで戦うことより、中盤以降は「ヤミラミのロストマインを連打する」ことに重きを置いています。
また、この頃から流行りだしたエンペルトへの回答として、あなぬけのヒモと頂きへの雪道を手厚く組み込んでおります。
 今でこそ、あのTord選手が「頂きへの雪道」や「クロススイッチャー」を採用したことにより割と見慣れた光景となりましたが、当時はあまり採用している方も少なく、環境にかなり刺さったことを記憶しております。
 このように同じLTBというデッキタイプであっても、その構築により基本プランが大きく異なります。
そしてそれはnoteなどで詳しく解説されない限りはデッキの作成者にしかわからないことであり、それを理解していない者が同じ構築で握っても100%の力を発揮することは困難であると考えます。
 横浜CLまでLTBというデッキタイプがあまり流行らなかった理由はそのためと私は考えております。

シティリーグ使用デッキレシピ

そしてこちらがシティリーグ当日に使用したレシピになります。
このデッキについては後程解説させて頂きます。



《 LTBを取り巻く環境 》

 一般的な環境考察はおそらく多くの方がされているため、今回は省略させていただきます。
なぜならLTBは殆どのデッキタイプに対し有利、または五分以上に渡り合えるからです。
しかしながら、以下の2枚が採用されているデッキタイプに関してはかなりの苦戦を強いられることとなります。それは

・ミュウツーVunion
・クワガノンV

の二枚です。
LTBはそのデッキの性質上、どうしても非Vポケモンを並べたり、大量のグッズを使用して展開していきます。そのため上記二枚が採用されているデッキと対戦する場合は、運と的確な判断力が必要となります。
 特にミュウツーVunionがシティリーグ直前で流行する兆しがあったため、LTBを握るべきかどうか本気で悩みました。
しかしこれまで3か月間で培ってきた経験と思い入れ、友人からの後押しにより、最後は覚悟を決めてLTBでシティリーグに出場する決意をしました。
 結果としてLTBで良い結果を残せたので、最後まで背中を押してくれた友人にとても感謝しております。

読み進める前に

 さて、前置きが長くなってしまいましたがここからは私が実際にシティリーグで使用したデッキ構築、その採用理由、各対面への戦い方、デッキの回し方、実際のマッチングなどについてお話させて頂きたいと思います。
もし興味があれば引き続き読んでいただけると幸いです。

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