若石健康法とは

昔むかし、
古代文明の数千年前から

医療分野で足をもむことが着目されていたり
足が人間にとって大切な部分であるとされていたことが
エジプトの壁画や仏足石からも分かります。

中国最古の医学書と言われる
『黄帝内経』が約2千年前にまとめられ
手や足のツボの存在が明らかにされています。

20世紀前半
アメリカの医師、ウィリアム・フィッツジェラルドがゾーンセラピーを確立。ゾーンセラピーの研究は多くの研究者に影響を与えました。

中でもアメリカの理学療法士ユーニス・イングハム女史は
フィットチャート(反射区図表)を作成し
反射区を啓蒙普及します。

イングハム女史の活動は
ヨーロッパにも影響を及ぼし
英 ドリーン・ベイリー(ベイリー式)
独 ハンネ・マルカート(マルカート式)
スイス ヘディ・マザフレなどに受け継がれ
近代リフレクソロジーが幕を開けます。

1970年代
台湾の教会に赴いていたスイス人の宣教師
ジョセフ・オイグスター(呉 若石)神父。
リウマチを患っており、膝の痛みに悩んでいました。

宣教師仲間に紹介され
ヘディ・マザフレの著書『未来のための健康』を入手。
これをもとに足もみを続けたところ
膝の疾患を完治しました。

これをきっかけに
神父は足をもむ健康法の普及活動に励み
台湾全土でブームが起こりました。

その後、神父は赴任により台湾を離れることになります。
その際、陳茂松氏・陳茂雄氏に
健康法の継続と普及を依頼しました。

1982年、陳兄弟により国際若石健康研究会が発足。
本格的に学問としての研究が始められました。

1985年 官有謀氏が来日、日本での若石健康法普及活動が本格始動します。

1988年 国際若石健康研究会の日本支部として
日本分会が設立。

1990年 若石健康法の東京世界大会でWHOの評価を受けます。

1999年 それまで台湾でしか取得できなかったプロコースの開催を、日本でも認められ認定プロコース開始。

現在では、世界約50ヶ国の国と地域で若石健康法が普及しています。

世界三大リフレクソロジーご存知ですか?

ベイリー式(英国式)
マルカート式(独式)
そして、台湾式(若石健康法)です。

欧米では日本よりも予防医学は進んでおり
足もみも保険適応となっているそう。

西洋医学と東洋医学の融合…

昔は野山を裸足で駆け回っていて
それが足裏の刺激になっていました。

今では履物も進化し、良いものが沢山でています。

その反面、足裏への刺激が激減。

昔は、意識しなくても
普通に生活しているだけで足もみしているような
そんな刺激や効果が得られていたのですね。

足は体表面積のたった2%
たったこれだけで全体重を支えているんです。

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