北沢夕芸 少女時代 X -Genaration Girls X-
北沢夕芸さんの個展「少女時代 X -Genaration Girls X-」では、とてもシンプルに軽やかになった少女たちがこれ迄の北沢さんのシュールな感覚はそのままに表現され、以前から北沢さんの作品に触れている方々を驚かせ、そして楽しませて下さいました。
今回の個展では、これ迄の立体作品が平面作品となって表現されたような感覚があって、北沢さんの心境の変化や進化のプロセスに参加させて頂いている様な楽しみ方ができたと思います。
また水沢そらさんの作品展の時にも、男性の中の女性性についてという興味深い話題が出ましたが、北沢さんの個展では更に掘り下げられたファンキーなお話を聞かせて頂きました。その辺の部分は北沢さんご自身のコメントでご紹介させて頂こうと思います。
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「ありえない話だけど、僕の少女時代を思い出させてくれるような展示でした。」
これが昨年のスペースユイでの個展「白日夢探偵」を見に来てくれた、デザイナー真舘嘉浩さんの感想でした。
少年時代というよりも少女時代の方がニュアンスが近い、そんな子供時代を過ごしたのかもしれない。
それは僕もそうだったのかも、少なくとも部分的にはそうだった。
僕たちが過ごしたかもしれない少女時代、だから「少女時代X」
ヒントをくれた真館さんは去ってしまったけれど、その煌めきはまだ僕の胸に燃えている。R I P
北沢夕芸
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