18歳でパパになった時、友達はいなくなった。
俺は18歳でパパになりました。
当時お付き合いしていた今の妻との子。
ずっと家族がほしかった俺はものすごく嬉しかったです。
もちろん不安もありましたが、高校三年生の男なんて幸せな未来しか考えていません。
その幸せな未来は妻のおかげでやってきているのですが。
当時の俺は子どもで、自分でも思っていましたが、子どもが子どもを育てているという感覚。
元々バーテンダーになるつもりだった俺は就活もせずぷらぷらと遊び歩いていました。
いざ子どもが出来たと分かった時に、焦って仕事を探すことになったのですが。
とにかく高校を卒業しないといけないのと、アルバイトで頭はパンクしそうでした。高校を卒業した時無事に就職したのですが、そこからばたばた。
当時も何度も友達からの誘いがありました。
ですが飲み会などはいける暇などなく、仕事に明け暮れていました。
何度も言いますが、もう訳も分からなかったです。
俺以上に妻は頑張ってくれていたと後になって気付きましたが、本当に申し訳ない事をしたと反省しても仕切れないくらいです。
あまりに暴走した俺は、夢を叶えるために妻子持ちのくせに夜の仕事を始めます。
完全に自分を見失ってますよね。
正直夜の仕事は楽しかったです。
夢であるバーテンダーになれたんですもん。
本当にバカだったと思いますけどね。
夜は働き、昼は寝る。
家族との時間もなくなり、もちろん友達との時間もさらになくなっていく。
とうとう友達が遊びに誘ってくれなくなりました。
それはそうですよね。
誘ったって来ないんですもん。
すごく身勝手ですが、誘われなくなった途端心が苦しくなりました。
家族がいるのに独りぼっちになった気分。
心にぽっかりと穴が空くとはまさに。
早くして子どもを授かるとこうなるんだと思いました。
その時の自分は絶対にわからないはずです。
未来はどう転んでも明るいとだけ思って進んでいるんですから。
結果未来は明るくなるとは分かっています。
ただこういったことを考えるときは暗い時なのです。
高校三年生の明るかった時から、20歳を過ぎた大人時代。
大人がこんなにもつまらなく暗いものだとは思いませんでした。
今では家族に囲まれ、友達とも少しづつ会えるようになり幸せですが、自分の今の状態が幸せかと言われればまだまだです。
妻や子どもたちがほしいものは何でも買ってあげたいですし。友達が困った時は助けたい。
今はまだそれが出来ない。
これからもっと死ぬ気で頑張らねばならない。
noteでは弱音ばかりを吐いてしまいますが、こんな経験が誰かの役に立てば良いと思っています。
こんなバカでもなんとか生きてます。
家庭自体は幸せです。
全て自分次第ですが。
これからもがんばっていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?