まほろ駅前多田便利軒 感想


 俺の好きな映画の一つの『まほろ駅前多田便利軒』
 なぜ観ようと思ったのかは忘れてしまいましたが、確か小説が先だったと思います。

 金町駅の改札近くに、おばあちゃんのやっている小さな服屋さんがありました。
 俺がバスの運転士だったころ、毎日が辛く、休憩中ふらふらと色々な場所を歩いたりしていたのですが、その時偶然見つけました。

 そのお店の前にカートが置いてあり、大量の本が。
 中古だったのですが、状態も良く、値段も半額だったので何冊か買ったんです。

 その中に『まほろ駅前多田便利軒』の小説が。
 たぶん運命だったのでしょう。
 なぜか買ったんですね。

 それと一緒に東野圭吾さんの本も何冊か。

 そこから自分も小説を書くようになったというのは、また今度話します。
 過去記事でも書いていると思うのですが改めて。


 そしてまほろの感想。

 多分今日見終わったので三回目。

 俺、結構映画は何回も観てしまうタイプなんです。
 流し見をよくするので。
 今の時代、映画一本をじっくり観る時間が作りづらい。
 今後は絶対にその時間は作りたいんですけどね。

 そしてこのお話。
 題名の通り、便利屋のお話。
 ただこの便利屋、なんと親切過ぎ!
 見ててほっこりするのですが、便利屋の相場が崩壊してしまう! 
 ってくらい親切。

 優しい気持ちになれるのですが、始まり冒頭のシーンは注意が必要です。
 映画監督が映画に惹き込みたいからか、冒頭から突然死してしまった赤ちゃんの前で泣き崩れる母親の姿。

 全然身構えてなかったので、序盤から心をえぐられました。
 一応ここで忠告しておきます。

 その後の話も淡々と進んで行き、物語も良い感じ。
 ただ小説から入った俺としては物足りなさが。
 こればかりは仕方ないんですけどね。

 もし映画を観て大好きだと思えたなら、是非小説を読んでみるべきです。
 とても内容が濃く、しっかりと収まってます。おすすめです。


 何度見てもおもしろいし良い作品。
 

 続編やドラマもあるのでぜひ!

 では今日はこのくらいで。

 おやすみなさい。


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