児童手当の拡充案
こんにちは、FPおたまです。
えー、先日noteを書いてから、すぐ病みました(笑)
今回は子どもより私の方が重症で、土曜日は台風一過のいい天気のなか、布団かぶって悪寒&のどの痛みと戦っていました。
子どもの風邪、大人がもらったらひどくなるのホンマなんなん…
おかげで今週末のCFP試験(いくつかあるFPの資格試験の中で難易度高めの試験です)の貴重な勉強時間が減ってしまいました。ヒー!
先日、2022年の日本の1人の女性が生涯に産む子どもの人数(合計特殊出生率)が過去最低の1.26であったと報道されました。昔、社会の教科書で日本の人口ピラミッドは「壺型」だと習いましたが、ますます下が細くなってきて…何型っていうんでしょう?ゆゆしき事態ですね。
さてさて、これに先がけて政府からは児童手当の拡充案が出されています。拡充案では①支給対象を高校生まで延長すること、②第3子以降の支給額を増やすことなどを盛り込んでいます。
①高校生まで支給延長
現行の制度だと、0歳から中学卒業までに約200万円が支給されます。
拡充案では高校生の間も毎月1万円が支給されるとのことですので、
1万円×12カ月×3年間=約36万円が、そこにプラスされます。
ありがてぇ、ありがてぇ…
でも手放しで喜べるわけではなくて、同時に扶養控除(38万円)の廃止も検討されています。元々あった年少扶養控除が児童手当(子ども手当)のスタートで廃止されたという経緯があるので、高校生のいる家庭が受けられる扶養控除もなくなることが予想されます。
②第3子以降の手当増額
現行の制度では、3歳から小学生の間だけ、第3子以降の手当が増額されていました(第1・2子が1万円に対して、第3子は1万5千円)
拡充案は、これを0歳から高校生までのすべての期間において、第3子以降の手当を3万円にするというものです。
たとえば、3人きょうだいの場合だと、第1子と第3子の年の差によっても受給額は大きく変わります。というのも、第1子が高校を卒業すると第3子が第2子の扱いになるからです。
例)
長男が18歳(高3)、三男が8歳のとある家庭では、翌年にお兄ちゃんが高校を卒業するため、三男の児童手当は3万円→1万円になります。
長男が12歳、三男が8歳の別のとある家庭では、お兄ちゃんが13歳になった翌年も三男の児童手当は変わらず3万円です。
ちょっと極端な例かもしれませんが、受給額全体で見ると、かなり差が出てきそうです。
制度が拡充するのは大変ありがたいこと。
ただ…たしかに3人目以降を育てやすくなるのかもしれませんが、精神的・体力的なことも考えると、私はなかなか一歩踏み出せないです^^;
またお腹切るのイヤ~(←2人目帝王切開でした)
子どもの成長プライスレスですが、しんどい思いをしたのもまた事実。
私はこんな感じなのですが、すでにお子さんがいらっしゃるお母さん方はどういう環境になったら、もう1人子どもを産みたいと思われますか?
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