人生について考えさせられるゲーム
こんにちは、FPおたまです。
先日、大阪市内某所で開催された「生活経営ゲーム体験会」に参加してきました。
こちらのゲームは石川県のFP・谷崎由美さんが考案されたもので、まず4人で卓につき、お隣さんを「配偶者」、目の前のペアを「隣家」とする小さな社会に見立てて、それぞれの人生や世帯の生活を疑似体験していくカードゲームです。
ゲーム時に私の配偶者役をしてくれたのは、いつも仲良くしてくださってる先輩FPさん。
新婚時代から紆余曲折あり、最終的に夫婦は熟年離婚することになりました(あ、ゲーム内でね)^^;
なんとなく気安い間柄ということもあり、談笑しながらサクサクとゲームを進めすぎたという反省があります。
ゲーム終了後に配偶者役が口にしたのが
「あそこで仕事辞めてなかったら…」。
私が思ったのが
「よかれと思ってやったけど一人で決断せずに、相手に相談してからにすればよかった」。
ゲームを通して、こうした反省・気付きを得られる。
いかがでしょうか。
本当によく作りこまれたゲームだというのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
人生は常に選択と決断の繰り返しです。
独身時代や若い時の選択。
結婚してからの選択。
子どもが産まれてからの選択。
ゲームでいうなら、それぞれのライフステージに見合う手札があって、自分の人生に関係する人が増えればそれだけ使える、あるいは使わざるを得ない手札も増えていきます。
「あの時、○○していれば/していなければ」
過去の選択を振り返って後悔する。
誰しもが人生で一度は経験することだと思います。
ですが、どれだけ過去の選択を後悔しても、その時に戻ってやり直すことはできませんし、変えられるとすれば未来だけ。
それに、過去にその選択をしたからこそ見られる景色。
今は気付いていないだけで、そんなものもあるのかもしれません。
人間万事塞翁が馬。何がどう転ぶかはわからないものです。
そう考えると、これからのライフプランやお金の動きを知るキャッシュフロー表を作ることって本当に意味があるの?
そんな風に思われるかもしれません。
でも、これから手にできる手札を知っておくだけでも、ちょっと安心できると思いませんか?
また後から必要な手札が前もってわかっていれば、事前に対策を考えることもできます。
選択と判断を繰り返して、たまに立ち止まって軌道修正して。
預言書にはならないけれど、助言書にはなってくれるはずです。
これからの人生について考えたい。
そんな時にやってみたい、カードゲームのお話でした。
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