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老後のことって不安だけど、何とかなりそうな気がするんですよね。

こんにちは、FPおたまです。

老後のことって不安~!
でも、なんだかんだで、何とかなりそうな気がするんですよね。

セミナーに参加された方から、たま~に聞きます。

実は、私もそう思う時があります。

ほかの国の社会保障制度は聞きかじる程度で詳しくは知らないのですが、日本の社会保障制度はスバラシイ!ってよく聞きますよね。

リバースモーゲージといって住んでいる不動産を担保に融資を受けることができるかもしれないし、生活保護を受けることだってできるかもしれない。
ひょっとしたら、見かねたお子さんが援助してくれるかもしれません。

自分がそれでええわ~って決めたなら、問題なしです。

でも、夢があるなら話は別。
例えば老後は夫婦で旅行したいとか。
退職したら○〇にチャレンジしたいとか。
子どもの結婚資金は○万円用意してあげたいとか。
お金がすべてではないけれど、人生終盤に差し掛かって、お金がないから夢をあきらめなければいけない状況って辛くないですか?

合同会社フィンウェル研究所の「60代6000人の声レポート2023」によると、
60歳以降の保有資産額が少ない人ほど「生活費を切り詰めて支出を抑え」て資産を延命しようとする傾向があるようです。
「生活費を切り詰める」=何かを我慢することだとしたら、先ほど述べたような「夢をあきらめる状況」にあるともいえます。
それがたとえ、スーパーで国産のお肉が高かったから外国産を買うという、ささいなことだったとしてもですよ。

レポートでも取り上げられていますが、やはり多くの人にとって老後の生活を支える収入は年金であり、築き上げた貯蓄や投資の取り崩しです。
足りないから働こうと思っても体力がそれを許さなかったり、足りないから借りようと思っても借入先が見つからなかったりする可能性もあります。

だから私は、現役時代の1年に数時間でも、老後のお金について「やりたいことやるためのお金、ホンマに足りるんかなー?」と考える時間を、すべての人にとってほしいと思っています。
考えてみて「お、いけそうやん!」ってわかったら、いま気兼ねなく使ったらいいんですよ。
ただ、足りなさそうな場合でも、現役時代の楽しみを削って老後資金を用意しろとは言いません。
お金は使ってナンボですから。
いましかできない家族旅行や自己投資は惜しむべきではないと思います。
さすがに毎月赤字垂れ流し状態なら家計を見直した方がいいですが、ちゃんと貯め時がわかっていたら、臆することなく使えるはずです。

どうやったら老後のお金がわかるの?
どうやったら貯め時がわかるの?
それはライフプランですよ、奥さん。


そういえば昔、理想の老後をどこかに書いたな…と思って探してみたら、結婚式の席次表でした。
理想の老後は「手をつないで散歩」だって♡
可愛い時もあったんやな(遠い目

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