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SOUND OF WHISKY VOL.12 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

【第49夜 ポートエレン 40年】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBEのスタジオからお送り致します。

ということであっという間の3月ですね。もう2022年が始まって2ヶ月か!あっという間に3月、そしてもう春が来たということで、ちょっと時の流れの早さにびっくりしながら暖かい春が近づいてるなぁというところですけれども、出会いと別れの季節ということで卒業がもうまもなく控えてたりするんでしょうか?聴いてる方の皆さんは。なのかなぁと思うんですけども、う~ん…なんでしょうね、やっぱ春って匂いが変わってきますから、なんていうか花の匂いが少ししてきたりとか。僕は地元が梅を推してるみたいなところがあって、その梅が2月くらいから咲いてくるんですけど、だんだん景色が変わってくる春の訪れっていうのはいつになってもいいなと思うそんな夜でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】今夜の1曲目。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲を選んでみました。Alex Isley,Masego & Jack Dineで「Good & Plenty」。

楽曲:Alex Isley,Masego & Jack Dine「Good & Plenty」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

本日も、元町 WHISKY さんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。 【ポートエレン 40年】。

なんと、3月は「閉鎖された蒸留所特集」ということです。
ついに、そんなテーマがきましたか!
今までは現役というのかそういうウイスキーを紹介してきましたが、閉鎖された蒸留所特集ということで、こちらの【ポートエレン40年】ご紹介していきましょう。

種類はシングルモルトのスコッチウイスキー。産地は、スコットランド・アイラ島です。 アイラ島の地主の支援により、1824 年、ポートエレン蒸留所が設立されます。
約100年の稼働が続くも、1930年に閉鎖。1967年には蒸留所を拡大し再稼働しますが、まもなくスコッチウイスキーが不況となり 1983年、ポートエレン蒸留所はふたたび閉鎖に追い込まれます。

蒸留所が閉鎖した後も、ここで造られた「原酒」は何度か商品としてリリースされますが、限られた量ゆえに、その希少価値は年々高まりをみせています。

そんな、幻のウイスキーと称されるポートエレンの中でも、「ポートエレン40年」は、もっとも長い熟成期間です。

蒸留所閉鎖直前の1979 年、“当時は”ポートエレンに不適合とされて保管されていた「原酒」から40年後に新たにブレンドされたのがこの「ポートエレン40年」。

香りは、繊細で生い茂った草やハーブ、焦がしたタンジェリンの皮、おだやかな煙、クリームキャラメル、焙煎珈琲、熟成した桃の皮の香りが漂い、長くかすかな煙の余韻が残ります。

2021年6月に、全世界で1,380本だけの限定販売となりました。
こちらスタッフが調べたところによると、価格は80万円、だそうです。なんたる!!

そんな「ポートエレン40年」。 おススメの飲み方は、ストレートで、穏やかな煙を感じつつ、わずかに加水することで、熟した桃の皮の香りを楽しめます。

80万円…さすがに今日は試飲はありませんが、まぁどんな感じかなと色々考えてみたんですけれども、『繊細で生い茂った草やハーブ、焦がしたタンジェリンの皮』このスモーキーみたいなところが結構キーワードになってくるかなというところで、スモーキーながらクリームキャラメルとか桃の皮の香りとか少し甘さを感じるっていうところがまたこの絶妙さをきっと表してるんじゃないかなというところで今回も曲を選んでみました。
私が選んだのはこの曲です。Chet Bakerで「I Fall In Love Too Easily」。

楽曲:Chet Baker「I Fall In Love Too Easily」

お聴き頂きましたのはChet Bakerでございました。ご存知の方も多いかなと思うんですけれども、トランペットを吹きながらシンガーもやる往年の素晴らしいジャズシンガーになります。結構このラジオで現行のソウルだったりR&Bを流すことが多かったんですけど、意外とこの手のかなりスモーキーなのってあんま流したことがない、まぁあるかもしれないけど意外と選んでなかったなってところで、このスモーキーさってところがまさにChet Bakerすごく相まってるんじゃないかなというところで選ばせて頂きました。

今日は40年熟成のポートエレンというウイスキーでしたけれども、楽器だったり人もそうですけど、この熟成が生み出すものっていうのもあるんじゃないかなというふうに台本に書いてありますけども、でもやっぱあるでしょうね、楽器だったりもビンデージの楽器っていうのがよくいわれますけど、その時代に作られたからこそ今の技術では作れない良さだったり、でもそれが時間が経ったことによってすごく深みを増してきたりとか、特にこの音楽と熟成というのは非常に関係するんじゃないかなと思います。曲も昭和の歌謡が今聴いたらすごい新鮮だったりとかそれもある種の熟成っていうことなんじゃないかなというふうに思います。

今週もメッセージをご紹介しようと思うのですが、ここで番組スタッフよりお詫びのご連絡でございます。ステッカーご希望の皆さんのメッセージはちゃんと届いております。
なのですが、ステッカーをお送りしようにも実は送付先とお名前がわからないという事態が起こっておりまして、こちらKissFMのホームページのリクエスト&メッセージから「Sound of Whisky」を選択して頂き、フォームに必要事項をご記入頂けますと幸いに思います。
こちらお送りする先を書いて頂けたら、的確にお送りさせて頂きますよということで、12月にメールを頂いていた大阪市のルーシーさん、東京都のたかこさん、このお二方ステッカーをお送り致しますのでこちらのフォームからご記入をお願い致します。
すみません…何卒よろしくお願い致します。

ということで今週もちょっとだけご紹介しましょう。
神戸市のユカさん『太朗さん、スタッフの皆さまこんばんは。毎週末、素敵な番組をありがとうございます。先日、元町ウイスキーさんに行ってきました。お店に入ってまずウイスキーの数と種類の多さにビックリ。』
いやほんとにそうなんですよ。これはもう行ってみたらウイスキー好きな方はすごい感動するでしょうし、お酒ここから詳しくなりたいという人でもパッケージがほんと色んなものがあるのでぜひそういうのも色々見て楽しんでみたりとかちょっと試飲出来るものもあるかもしれないのでそういうのもちょっと嗜んでみたり、ぜひぜひ足を運んでみてください。
というところで3月はライブもあります。「Grooving jam」というイベントで大阪城野外音楽堂でTENDREライブがありますので、そちらでまた再会できることも楽しみにしております。それではTENDREでした。

【第50夜 ローズバンク 12 年 UD 花と動物シリーズ】

なんとですね、今回この放送が記念すべき50回目の放送となります!
いや~50回か。意外とあっという間なもんですね。ほんとにウイスキーの銘柄ももちろん音楽もかなりの量を紹介してきたような気がしますけれども、1年もうちょいで経つかってことでこの1年っていうのが52週ということですので、まもなく1周年。いや~ちょっと先週も春が近づいてきましたね、時間の流れ早っ!っていう話していたんですけど、1周年早っ!そっか…1年ってほんとに早いですね。最初の放送とかまだ聴き返してないですけど、後でちょっと聴き返してみようかなと思いながら、その時よりは少し声の喉の調子もやわらかくなってきたのかなっていうふうに思いますし、最初とかはちょっと緊張が見えてたんじゃないかなというふうに思うんですけど、楽しくやらせて頂いております。
まもなく1周年!

ということで、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】
放送50回目の今夜の1曲目。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲を選んでみました。
Full Crateで「A Storm On A Summers Day」。

楽曲:Full Crate「A Storm On A Summers Day」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

いつも、元町 WHISKY さんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。【ローズバンク 12 年 UD 花と動物シリーズ】

3月に入って、前回に引き続き「閉鎖された蒸留所特集」なんですが、このブランド名が複雑というかすごい名前ですね。少しずつ紐解いていきましょう。

では、【ローズバンク 12 年 UD 花と動物シリーズ】をご紹介していきます。

種類はシングルモルト・スコッチウイスキー。 野ばらが咲き誇る土地に由来して、 「ローズバンク」と呼ばれる蒸留所が1840年に設立されます。

設立後、順調に拡大し、20世紀には大きな名声を誇ったローズバンク蒸留所ですが、排水処理設備の改修でコストがかさみ、1993年に閉鎖。

実は、ローズバンク蒸留所は水道水を使用していることで有名な蒸留所で、「水道水で良いウイスキーができるの?」と思われますが、多くの愛飲家から高い評価を得ていました。

「ローズバンク12年」はその名の通り、華やかな香りが特徴の可憐なスタイルのウイスキー。 蒸留所が閉鎖した後も、残った貯蔵樽から販売は続いていましたが、2002年には終売となっています。

ちなみに、あの複雑な名前ですが、【ローズバンク12年 UD 花と動物シリーズ】という名前ですね。これは、当時、スコットランド最大手の酒造メーカーである 「ユナイテッド・ディスティラリー社」のUD。

で、そのUD社が所有していた数々の蒸留所の土地にちなんだ「花や動物」をラベル化したのが「花や動物シリーズ」、ということみたいですね。

この「花や動物シリーズ」は全26種類あるようですが、このローズバンクのように終売もあって、全種類をそろえるのはかなり難しいとのことです。

さすがに今日も試飲がないんですね!すみません!
この名前が何より面白いですね。「ローズバンク12年」っていうのはわかるんですけど、その後に「ユナイテッド・ディスティラリー社(UD)」と会社名が入って、「花と動物シリーズ」。まぁこれは何でしょうね、クラシックでいう組曲の名前みたいなニュアンスにも聞こえてきますけども、やっぱこの「花と動物シリーズ」っていう愛らしさもあったりとかそのお酒の名前っていうのはすごく重要なもんでして、曲名とかもそうですけど、今回選んできた曲はこれとちょっと近い感じでこのシンガーの名前面白いな、で聴いてみるとちょっと可憐な感じ、可憐なスタイルの歌声だなって、ちょっと相まった方が実はいらしたので今回選んでみました。私が選んだのはこの曲です。J.Lamottaすずめで「You And Me」。

楽曲:Otis Junior&Dr. Dundiff feat. J.Lamottaすずめ「You And Me」

お聴き頂きましたのはJ.Lamottaすずめというこのシンガーもまた名前がすごい面白いんですけど、このJ.Lamottaすずめはイスラエルがルーツのシンガーソングライターで、実は
SNSではちょっと繋がってはいるんですけど、まだお会いしたことはなくて、歌声はすごく素敵っていうのもありましたし、色々SNSとかを見てるとやっぱ日本に結構由来することが好きだったりとか日本人の知り合いにすずめという言葉を教えてもらって、このJ.Lamottaすずめという名前を付けたりとか、結構日本にまつわるエピソードも彼女にいっぱいあるらしくって、そういうところでシンパシーっていうのかな?曲のジャンルだったりとか風合いも似てるところもありまして、これはいいなぁと思って、ぜひご紹介したいというところから今回流させて頂きましたJ.Lamottaすずめ。なんか名前言いたくなるっていいですよね、可愛らしいというのか。ぜひチェックして頂けたら嬉しいです。

ということで、前回もちょっとご案内があったのですが、ここで番組スタッフより改めてお詫びのご連絡です。ステッカーご希望の皆さんのメッセージはちゃんと私達のもとに届いております。ですが、ステッカーをお送りしようにも実は送付先とお名前がわからないという事態が起こっておりまして、こちらKissFMのホームページのリクエスト&メッセージから「Sound of Whisky」を選択して頂き、フォームに必要事項をご記入頂けますと嬉しいです。こちら是非ともよろしくお願い致します。

今日もメッセージを何通かご紹介しようかなと思います。
こちら大阪府のnicoさん『太朗さんこんばんは。初回から欠かさず聴いています。始まりと別れの季節である春が近づいてきていますが、2022年太朗さんが新たに始めたいことは何かありますか?ぜひ教えてください。』
そうですね、新しく始めたいと思ってなかなか始められないことが結構多いじゃないですか。前から僕ハープをやりたいってことをいつかにも話をしたんですけど、ポロポロポロとキレイな音が鳴る。まぁ新しい楽器をやりたいなってことも思いますし、これも前々からずっと言って全然出来てなかったんですけど、暖かくなってきたしっていう勝手なきっかけ作りとして茶道をやりたいなってことを最近思ってます。通うところからまずスタートしないといけないんですけども、そういうちょっとゆっくりひとつのものに向き合うみたいな、そういう趣味を始めたいなってことを最近考えてたりします。

もう一通、こちら神奈川県茅ヶ崎市のよもぎさん『たろうさんこんばんは。今回が初めてのメッセージです。ウイスキーの香りや味から連想した曲選び、そしてたろうさんの小話、いつもとっても楽しく聴いております。来週はバレンタインですね。たろうさん甘いものはお好きですか?』
これはバレンタイン前に届いたやつですね。甘いものが私はとても大好き!
ということでこちらのお二方にもステッカーをお送りします。
ぜひぜひメッセージたくさんお待ちしております。
それではTENDREでした。

【第51夜 ブローラ 30年】

ということで3月19日。世の中だと三連休が始まってるということで、春休みの人も多いんですかね。三連休、春になってまだそんなに暖かくないかもしれないけれども、厚着じゃなく1枚羽織るくらいになってきたら春だったら色んな所に許される限り出掛けたいところでしょうけれども、ピクニックとか公園とかね。すごくスタンダードですけども、そういうところに出掛けたいなって思ったりとか、少しずつ春もライブが増えてきそうなところもあるので、色々気をつけながら少しずつみんなで楽しく過ごせたらいいなと思う、そんな春の始まりでございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】
今夜の 1 曲目。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲を選んでみました。
Joy Crookesで「Poison」。

楽曲:Joy Crookes「Poison」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

本日も、元町 WHISKY さんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。【ブローラ 30年】

そうです、3月は「閉鎖された蒸留所特集」ということで、この閉鎖されたっていうところにドラマチックな部分があったりとか、色々想像を掻き立てられるものがありますが
こちらの【ブローラ 30年】をご紹介していきましょう。

種類は、シングルモルト・スコッチウイスキー。
産地は、スコットランドのハイランド地方です。

ブローラ蒸留所はかつて、「クライヌリッシュ」という名前で稼働していました。
しかし、増産体制のため、1967年に同じ敷地内に新しい蒸留所が設立され「クライヌリッシュ」という名を、新しい蒸留所に譲ることになります。

そして、古い方の「元クライヌリッシュ」が「ブローラ」という名前になりました。
どういう変化なんですかね。「クライヌリッシュ」から「ブローラ」に変わったということで、時はスコッチウイスキーの不況の時代、1980 年代に突入。
新しい方の「クライヌリッシュ」は生き残りますが、「ブローラ」は 1983年に残念ながら閉鎖となります。「ブローラ」の名前で操業されたのはわずか14年間でした。

「ブローラ」は、まだ「クライヌリッシュ」の名前のころから、古典的な美酒として、すでにその名声は揺るぎないものになっていました。
シングルモルトを代表する「グレンリベット」と肩を並べるほどの人気で、生産が注文に追い付かなかったというエピソードも残されています。

【ブローラ30年】は、アプリコットやリンゴ、梅のジャムのような甘い香りが漂う中に、 クヌギの樹液、ほのかにスモーキーなピートスモークが香ります。
なめらかでありながらもパワフルで重厚感あふれる余韻が特徴的です。

おススメの飲み方は、ブランデーグラスやワイングラスのような「香り」を楽しめるグラスに注ぎ、手のひらで温めながら「香りと30年の年月」をストレートでお楽しみ下さい、とのことです。

こちらも残念ながら今回試飲はないのですが、この味わいですよね、アプリコットやリンゴだったり、この程よい甘さというところなのかな。甘さと最後になめらかでありながらもパワフルで重厚感。これは歌声にちょっと例えた時に僕の中での王道かなというところなんですが、これはもうこの歌手なんじゃないかということでお一人選ばせて頂きました。
私が選んだのはこの曲です。Lianne La Havasで「Bittersweet」。

楽曲:Lianne La Havas「Bittersweet」

お聴き頂きましたLianne La Havas。ご存知の方ももしかしたら多いんじゃないかなと思うんですけども、まさに重厚感、なめらか、だけど少し甘い。そんな雰囲気を漂わせてるのがこの方の歌声なんじゃないかなというところで、もうまさにイメージ通りの選曲になったんじゃないかなと個人的には思っております。もし知らない人いたらぜひこの番組で色々新しい歌手だったりとか今まで聴いたことのない音楽をもしかしたら知ることも多いかもしれないのでぜひぜひそこからこの人はどういう曲作ってるんだろうとかディグってみるっていう、色々掘り下げてみるのも面白いかなと思うのでお酒と同様色々探ってみてください。

さぁここでいいお知らせがありますということで、この「Sound Of Whisky」が来週で52週ちょうど1周年になるのですが、4月以降の継続が決定致しました!ということで、引き続き私 TENDRE がサウンドクルーとして、4月以降もこの番組を担当させて頂きます。
ということで意気込みが何なのかというふうに書いてあるんですが、リラックスできる時間にできたらなというふうに思ってますので、お酒片手に聴いていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、そうでない方でも落ち着いていられる時間になるように、そういう時間の寄り添いとして自分らしくこういうトーンで楽しんでいこうと思いますので、4月以降も何卒よろしくお願い致します。

メッセージご紹介していきましょう。
神奈川県川崎市のKeiさん『毎週楽しみに拝聴させていただいております。TENDREのステキな声とステキな選曲は毎週の癒やしとなっています。いつかはウイスキーを飲みながらTENDREさんのLIVE演奏を聴いてみたいものです。』
それこそビルボードだったりとか普通のライブハウスもお酒ありますけど、座りでお酒たしなみながらウイスキー飲みながらみたいなそういうライブもぜひお越し頂けたら嬉しいなと思います。

もう1通、静岡県浜松市のマサキさん『TENDREさんこんばんは。TENDREさんの声のトーンとウイスキーが大好きで、毎週末の楽しみとして欠かさず拝聴しております。ウイスキーの話を聴いていると無性にウイスキーが飲みたくなりますし、TENDREさんの選曲も私に刺さりまくります。携帯のプレイリストはTENDREさんがおすすめしてくれたアーティストばかり。』
ありがたいですね~。でも色々派生して音楽を探すって面白いことだと思うので、ぜひぜひその調子で色んな音楽を枝分かれする感じというのか色々手探りで探ってみたら面白いと思います。

4月以降の継続もありますから、ますます色んな音楽を紹介していけるように私も精進してまいろうと思いますので、これからもぜひぜひメッセージたくさん送ってほしいですし、仲良くしてください!よろしくお願いします。
それではTENDREでした。

【第52夜 キャパドニック 21 年】

ということで3月26日になりましたが、3月26日は番組が始まって52週目。今日でちょうど番組開始から1年が経ちました。ありがとうございます。あっという間の1年ですが、前回の放送の最後にお伝えした通り、4月以降の番組の継続が決定したということで引き続き私TENDREがこれからも担当していくことが改めて決定したといいますか、まぁ1年ってほんとあっという間だねっていうことを何度も言ってしまうのですが、神戸に月イチでお邪魔して1年が経って、四季を神戸で感じることが出来てるってことはすごくありがたいことですし、録ってる今はまだ寒さが続いておりますが、ここからまた神戸の春、神戸の夏、秋、冬を感じられるそんな1年を迎えられることが非常にありがたいなと思いますし、ますます楽しんでいこうと思っております。どうぞこれからもよろしくお願いします。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
今夜の1 曲目。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲を選んでみました。
Moonchildで「Get By feat. Tank and The Bangas」。

楽曲:Moonchild「Get By feat. Tank and The Bangas」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

本日も、元町 WHISKY さんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。 【キャパドニック 21 年】

今月は「閉鎖された蒸留所特集」が続いていますが、どんなウイスキーなんでしょうか。

【キャパドニック 21 年】 ご紹介していきましょう。

スコットランド・ハイランド地方が産地のシングルモルト・スコッチウイスキー、「キャパドニック」。

キャパドニック蒸留所は、1898 年に「グレングラント蒸留所」の第2工場として建てられた蒸溜所で、当初は「グレングラント No.2」として知られていました。

しかし 1900年に入り、需要が低迷。なんと、設立からわずか4年後の1902 年には閉鎖となります。再び好景気が訪れたのは、1965 年。
「グレングラント」とイタリアとの貿易が急増し、操業を再開。
ここで、「グレングラント No.2」から「キャパドニック蒸留所」へと名称を変更します。

キャパドニックは、小さい規模ながらも、作り手の意思と情熱を重視したモルトで、ウイスキー愛好家からかなり人気の高い銘柄でしたが、2003 年に惜しまれつつも閉鎖され、2010 年には完全に解体されてしまいました。現存しないのでまさに幻の蒸留所です。
現在はシングルモルトウイスキーだけが残っています。
ほんとに幻ですね。デッドストックっていうのはこういうことを言うんでしょうか。

「キャパドニック 21 年」は、オレンジの果皮、洋梨のコンポート、リッチなバニラを想わせるフルーティーで甘い味わいに、長く続くスムースな余韻にはフローラルなハーブが感じられるウイスキーです。
おススメの飲み方は、ストレートやトワイスアップがおすすめです。

まさに幻ということで今日も試飲はございません。
なるほど、幻…。でもほんとにデッドストックというのか、もう造られてないものとして残るもの、あとはウイスキー愛好家から人気が高いっていうのはすごく大事なことというんですかね。音楽で置き換えるなら、愛好家?音楽愛好家だったり同業だったりとか、そういうところからちゃんと評価を得ているっていうのは重要なポイントかなということも思いまして、今回のデッドストックだったりってことにはちょっと由来はしないのですが、このオレンジの果皮だったりコンポート、リッチなバニラだったり、少し甘さとスムースな余韻とフローラルってところから、同業といったらちょっとおこがましいんですが、僕が音楽ある種愛好家としてすごく気に入っていて、ずっと聴いていて、好きな、スムースな少しフルーティーな、そんな歌手を今回ご紹介しようかなと思って選ばせて頂きました。
私が選んだのはこの曲です。Leon Bridgesで「Bet Ain't Worth the Hand」。

楽曲:Leon Bridges「Bet Ain't Worth the Hand」

お聴き頂きましたLeon Bridges。いや~最高なんですよほんとに。ちょっと往年のソウルの匂いもするんだけども今っぽいみたいな。だけど歌声は何ていうんですかね、ほんとちょっと誰にも真似出来ないような天性の声っていうのか、そこの中にスムースさだったり少し甘さだったり、色んな要素を感じられる僕がすっごい大好きなシンガーを今回ご紹介させて頂きました。

ということで今日もメッセージをいくつかご紹介しようと思います。
富山県のニシコさん『太朗さんこんばんは。いつも太朗さんの選曲する「今宵の1杯に合う1曲」とその選曲理由にそうくるか!と感心して聴いています。ほとんどが初めて聴く曲なので、その出会いもうれしいです。これからも楽しみにしています。』
そうですね、ありがたい!そうくるか!ってもし言って頂けるのであれば、いちばんそれがもう本望というかありがたい。そういう色んな角度から攻めてみようかなとか、ウイスキーの味わいが歌声に近いだったりとか、あとは色んな由来がミュージシャンのこういう歴史があってだったり、なんか色んな角度で攻めてみようかなというのは今後もちょっと狙っていこうかなと思ってます。

もう1件、神奈川県横浜市の藤紫さん『お酒は飲めないのですが、太朗くんのお話と選曲を毎週愉しみに拝聴しています。TENDREの曲は夜やウイスキーにぴったりなものも多いですが、私はもし飲めたら「SELF」を聴きながらゆっくり過ごしたいです。』
ということでこの方は「SELF」という私の曲なんですけど、リクエストしてくださって、実は番組が4月以降も継続するってことで、いってみれば「シーズン2」ってことになるんですね。ここで「シーズン2」ちょっとずつ何やってみようかとかこういうことやってみようかとかトライを入れてみようかなと思うんですけど、度々この曲をリクエストしてくださってるそうで、何が出来たら面白いかなってことで、僕の曲でもいいし、他の気に入ってるアーティストの方でもいいし、ウイスキーに合いそうな曲をぜひリクエストとして送ってください。そしたら僕はそれを見ながら、「これたしかにウイスキー合うっすね、じゃあこの曲リクエストにお応えして流します」みたいな、そういうことをちょっとやってみようかなというふうに考えました。そんな考えるきっかけを与えてくださった出身が一緒の藤紫さんありがとうございます。

ということでシーズン2始まるわけですけども、そういうリクエストにお応えして曲を流すとか新しい試みも少しずつ入れながらウイスキーの魅力を引き続きお伝えしていこうと思っております。

そして、TENDREのライブ実はちょっと嬉しいのが決まって、5月21日これウイスキーに合います。大阪のビルボードライブでのライブが決定しました。これはまさにウイスキーを飲むため、まぁ飲めたらいいなというふうに思うんですけども、そんなライブが決定したり、あとは4月23日に「SLOW DAYS」というイベントが決定していたり、この春も少しずつ大阪でのライブが増えてきております。そちらも番組と一緒にライブも楽しみにして頂けたらと思いますのでぜひぜひよろしくお願い致します。
それではTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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