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SOUND OF WHISKY VOL.13 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

【第53夜 キルホーマン マキヤーベイ】

4月始まりましたね。ということはそういうことなんです。シーズン2が始まりました!
いや~新年度皆さまいかがお過ごしでしょうか。ちょうど去年の今くらいに番組が始まりまして、僕も1年くらいかなというふうに最初考えていたんですけども、まさかの続編があるとは思いもしなかった。ドラマとかでもあるじゃないですか。シーズン1で終わりかなと思ったら、シーズン2あるんかいっていうあの喜びを私自身が噛み締めております。
外もだいぶ暖かくなり始めてきてるでしょうし、花粉とかもちょっとすごいかもしれないですけど、穏やかな気持ちで過ごしていけたらなと思います。
シーズン2もよろしくお願いします。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】
今夜の1曲目にまいりましょう。
この曲は、最近僕がすごく気に入って、よく聴いている曲なんですけども、
まずは聴いて頂きたいなと思います。Dweleで「Hold On」。

楽曲:Dwele「Hold On」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。 【キルホーマン マキヤーベイ】

今月のテーマは「2000年以降に開かれた蒸留所」。ルーキー特集っていうことなんですかね。
新米というか若手ウイスキーをご紹介する形になるのかなと思います。

【キルホーマン マキヤーベイ】さっそくご紹介していきましょう。

スコットランド・アイラ島が産地の
シングルモルト・スコッチウイスキー、「キルホーマン マキヤーベイ」。

キルホーマン蒸留所の歴史はまだ浅く、創立が2005年。
アイラ島に124年ぶりに誕生した新しい蒸留所です。

アイラ島で唯一、海に面していない蒸留所であり、1キロほど内陸に入った場所に蒸留所があります。アイラ島の蒸留所の中では、非常に珍しい立地となっています。

キルホーマン蒸溜所の特徴は、今では珍しいファームディスティラリー、つまり農場型蒸留所であることです。
アイラ島で唯一、大麦の栽培から瓶詰めまで全ての行程を自社で行っています。
内陸部の立地は、この大麦栽培の農場を併設しているからなんですね。

【キルホーマン マキヤーベイ】は、ヘビーピートの大麦麦芽を使用し、
バーボン樽で熟成した原酒をメインにヴァッティングしています。

香りは、アイラらしい力強いピートスモークに、やわらかい果実のアロマがあります。
味わいはフレッシュなシトラスフルーツ、バニラの甘さ、そして骨太ながらも洗練されたピートスモークが三位一体となり、奥深い仕上がりとなっているウイスキーです。

そんな【キルホーマン マキヤーベイ】、おススメの飲み方はストレートです。
まだ熟成年数が若いので、加水するとややぼんやりとした味になってしまうかもしれません。

ということで今日は久しぶりに試飲が目の前に用意されています。
立派なボトルなんですけども、この音ね、失礼します。聞こえるかな?
(ボトル開け中「キュー、ポンッ」)ありがとうございます。ほんとお酒好きな方はありがとうございますって言っちゃうんでしょうね、ついつい。それでは失礼致します。
(香り嗅ぎ中)うんうんうん、たしかに香り自体はピートスモークってのは言っていましたけど、結構強烈にカッときますね。だけどその中に香ばしさがすごく立ってくるような香りがします。
(試飲中)なるほど、口当たりは意外とやわらかいですね。さっきやわらかい果実のアロマってありましたけど、香りが香ばしい感じかなと思って飲んでみると思ったよりバニラらしい甘さが舌の上でスッと溶けてくような印象がありました。美味いな!美味いです!
このキルホーマン マキヤーベイに合う曲を今回考えてみましたけども、アイラらしい力強いピートスモーク、力強いというところがまず最初の印象にくるのがすごい特徴的かなと思いましたので、それは歌声にもしかしたら当てはめられるんじゃないかと、そしてこの甘さっていうのが曲調の甘さだったりとかちょっとスウィートな感じ、それをちょっとイメージして今回選んでみた曲をご紹介しようと思います。
私が選んだのはこの曲です。Lalah Hathawayで「That Was Then」。

楽曲:Lalah Hathaway「That Was Then」

聴いて頂きましたLalah Hathaway。このHathawayって名前を聞いてわかる人はもちろんわかるかもしれませんが、Donny Hathawayというすごく有名なミュージシャンがいるのですが、その娘さんということで親子代々でやられてるわけですね音楽を。歌声やはりスモークさってところに近いものがあるかなと力強さというのか、そういった印象の中でやっぱこういうR&Bを聴くとますますウイスキー飲みたくなっちゃうんだろうなっていうところで今回はこんな曲を選ばせて頂きました。

ここでメッセージをご紹介しようかなと思うのですが、こちらからご案内がひとつあります。
皆さんにたくさんのメッセージ送って頂きまして非常にありがとうございます。
こちらステッカーをお送りしますよというお話をしたんですけども、実はフルネームというのが必要になってくるわけでして、番組でのフォームが若干分かれていたりっていうこともあるんですけども、改めて「Sound of Whisky」のプレゼントフォームからフルネームを書いて、こちら送って頂けたらステッカーをプレゼント致しますのでぜひぜひたくさんお送りください。
ということで3月26日ご紹介した「藤紫さん」こちらメッセージご紹介したんですけども、差し支えなければフルネームを再度送って頂けたらステッカーサインしたものをお送りしますのでぜひぜひお待ちしております。

ひとつメッセージをご紹介しようと思います。
北海道のしらたまさん『私は昔30年くらい前かな、飲み方を間違え失態を犯してしまったトラウマがあったりとか。でも太朗さんのウイスキーの説明、試飲の感想、セレクトした曲を聴いて、少しチャレンジしたくなりました。フルーティーという言葉に弱いかも。』
なるほど、ウイスキーでちょっと飲みすぎちゃったんですかね。そうですね、まぁほどほどにというところで、僕もちょっと舐める程度に試飲させて頂いてますから、ちょっと舐めて香りを楽しんでみるとか、そういうのもすごく楽しいんじゃないかなと思います。
しらたまさんありがとうございます。こちらのしらたまさんもぜひフルネームを再度送って頂けたらステッカーお送り致します。

さぁライブですが、TENDREのライブが解禁されました。5月21日大阪はビルボードでこの度ライブをすることになりました。詳細などはWEBなどにもあがってるでしょうからぜひそちらからチェックして頂けたら嬉しいです。結構ライブが決まってきているので注視して頂けたら嬉しいなと思います。
それでは、TENDREでした。

【第54夜 ウルフバーンラングスキップ】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBEのスタジオからお送りしております。

4月9日ですね。シーズン2が始まりまして、それに伴って皆さんの新生活が始まってるんじゃないかなというところでいかがお過ごしでしょうか。新社会人、新学期、色んな『新』が、新しい出来事がここから始まるわけですけども、新生活の思い出は?何だろうな...やっぱり一人暮らしを始めた時のことをなんとなく思い出すんですけども、ほんとに右も左もわからないまま、僕は神奈川県横浜が出身だったので、そんなに東京が離れてる場所ではなかったんですけども、一人暮らしするのってこんなに色々手続き大変なんだなとか、なんかそういったことを思い出しますね。家具とかもこれを置きたいとかすごい考えてても意外と置けないっていうね、スペースがほんと限られたりするんで。ついつい夢を抱きがちですけど、色んな現実をいい意味で知るすごいステキな新生活を迎えていたと思います。非常に懐かしいなと思います。さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】今夜の1曲目にまいりましょう。今夜の曲はSpotifyでたまたまみつけて、まだちゃんとディグれてないですけど、一聴した時にこれめちゃくちゃいいなと思ってすごい気に入ってる曲をご紹介しようかなと思います。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。RickExpressfeat. Topazで「Not As Blue」。

楽曲:RickExpress feat. Topaz「Not As Blue」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲するというコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいております。本日のウイスキーはこちら。【ウルフバーンラングスキップ】

今月のテーマは「2000年以降に開かれた蒸留所」。
比較的新しいルーキーな蒸留所から生まれたウイスキーが登場していきます。

では、【ウルフバーン ラングスキップ】ご紹介していきましょう。

スコットランド・ハイランド地方が産地のシングルモルト・スコッチウイスキー、「ウルフバーン ラングスキップ」。
「ウルフバーン」というのは、「狼のいる小川」という意味だそうです。
ラベルにも「狼」が描かれています。昔、野生の狼の生息地だったとか。

2013年、スコットランド最北の町「サーソー」で誕生したウルフバーン蒸留所。
厳密には、1800年代に存在した「ウルフバーン蒸留所」へのオマージュとして、この「ウルフバーン」という名がつけられたようです。

ウルフバーンは、新しい蒸留所でありながら、
「NO AUTOMATION」を掲げ、コンピューター管理等を極力取り入れず、可能な限り、人の手を使うようなアナログな製造方法を取り入れています。
なるほど、アナログな製造方法。でもそうですよね、人の手で造るからこそ温もりを感じるとかそういうものもありますし、コンピューター管理って今では必要ですけど、音楽でも生楽器だからいいとかそういうのもあるのかな?

【ウルフバーン ラングスキップ】は、「熟成に初めて使用するバーボン樽」で5年間熟成させた原酒を使用し、58度という高いアルコール度数でボトリングされています。

香りは爽やかなビターオレンジ、プラムやあんずのフルーティさ、
ややオイリーでキャラメルのようなトロリとしたリッチなアロマを感じることができます。口当たりはフルボディ、度数なりの強いアタックを感じます。
味わいはメープルシロップ、バニラクリームのどっしりとした甘みがあり、加水するとレモンピールなどの柑橘系が顔を出し、違った一面を楽しめる日本でも人気の高いウイスキーです。

そんな【ウルフバーン ラングスキップ】おススメの飲み方は、トワイスアップもしくはハイボールです。

おもしろいですね、このニュアンスが段々変わってくるというか、先週ご紹介したのもそうですけど、香りで香ばしいと思ったら意外と飲んでみると結構甘いとか、今回のウルフバーン ラングスキップは色んな表情を持った、でもその中でもちょっと爽やかさってところが際立つような印象なのかなと思いますね。

そして私が今回選んだ曲は前にも一度ご紹介したアーティストなんですけど、このフルーティーとかアロマとか爽やかさとか、そういうところでいうとやっぱこの人なんだろうなと僕が毎回結構気に入って紹介してますと口を揃えて言ってしまう方なんですけども、改めて最近聴いていて『ほんとに華やかだなこの人の歌声は』と思ってご紹介したいこの方を流そうと思います。私が選んだのはこの曲です。Raveenaで「Rush」。

楽曲:Raveena「Rush」

お聴き頂きましたRaveenaで「Rush」でした。いや~何でしょうね。やっぱ気に入ったアーティストって何回も繰り返し聴いてしまう癖が自分にもあるんですけども、でも今回ご紹介したお酒もそうですが、聴く時のシチュエーションだったりタイミングだったり、もちろん体調とかその時々によってお酒ってニュアンス、まぁもちろん馴染みの味はあるでしょうけど、結構印象が変わったりするんだろうなってことが、今回のお酒もそうですけど、かなり表情が色んなふうに変わってくるというのか音楽もたぶん聴くタイミングによってほんとになんか抱き方だったり、あっこういう気持ちで今聴けるなぁとか色んな変わり方がすごくあるのかなと今聴いていてしみじみ思いましたね。色んなシチュエーションで楽しんで頂けたらいいんじゃないかなと思います。

今回もメッセージをご紹介していきましょう。Kissネーム静岡県はもじゃもじゃさん『太朗さんこんばんは。毎週この時間を楽しみにしています。太朗さんのチョイスする曲と紹介されるウイスキーがバチッとハマっていて週末の楽しみになっています。先日小学校の娘がギターが欲しいということで誕生日プレゼントにギターをプレゼントしたのですが、私含む家族みんなギターにほとんど触ったことがないくらいでどのように練習したらいいかまったくアドバイスをしてあげることができません。』
たまにほんとにバチッとハマっているのかなぁと思う時があるんですが、こういうこと言って頂けるとありがたいですね。
なるほどね、でもなんか色んな曲をコピーすることが一番いいでしょうね。例えば好きな曲がもしあったら、その曲をまずコピーしてみるというのがほんとに一番入り口としてはいいんじゃないかなと。だって自分が好きな曲を自分で弾けたら一番楽しいじゃないですか。僕もそういう形でそれこそピアノを弾き始めたのもあったので、みんなでこの曲練習してみようよってところで色んな楽譜とかも色々あがっていたりとか、もちろん販売もしてるでしょうから、まずは好きな曲を弾けるようになってみると。童謡とかでもいいし、そこからチャレンジしてみましょう。ぜひぜひ練習頑張ってください。
そして、もじゃもじゃさんこちらステッカーお送りしますのでフルネームを番組のプレゼントフォームからお送り頂けたらと思います。

そして3月にメッセージご紹介したユカさんもぜひこちらからステッカーお送りしたいのでよろしければフルネームを番組のプレゼントフォームよりお送り頂けたらと思います。
ぜひぜひよろしくお願い致します。

先週もご紹介しました5月21日はTENDREビルボード大阪でライブが決まっております。5月はまだアナウンスしてないものもあるんですけど、ライブがめちゃくちゃ多そうでたくさん色んな場でもちろん安全にですけど、お会い出来る日を楽しみにしております。
ぜひぜひライブにもお越しください。
それではTENDREでした。

【第55夜 アーストン10年 シーカスク】

ということで4月16日。新生活も始まって、色々見えてきたかなという時期になったと思いますけれども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。だいぶ季節は春めいて、ほんと暖かくなってきたりとか桜も今どんな感じなんですかね?もしかしたらちょっと早いところだと段々散っててる所も多いのかもしれないですが、まぁ春っつたらね、何だろうな?ピクニックしたいですね(笑)ご時世も色々あるとは思いますけども、寒い時期相当長かったですから、冬って毎回長いですけども、ちょっと広い公園とかでピクニックしたりとか、なんかそういう春らしい行事というのかそういうのをみんなで楽しんでいけたらなと思うそんな夜でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】
今夜の1曲目ですが、この曲は海外の若手ジャズ界隈というんですかね。バークリー大学っていうのがあるんですけど、そこに通っている色んなミュージシャンが最近めちゃくちゃおもしろいっていうところで結構その辺をディグってるんですけど、そんな中からめちゃくちゃかっこいい若手のマルチプレイヤーのミュージシャンをご紹介しようかなと思います。ということで、ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。
Cisco Swank & Luke Titusで「Nothing's Changed」。

楽曲:Cisco Swank & Luke Titus「Nothing's Changed

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。 【アーストン10年 シーカスク】

今月のテーマは「2000年以降に開かれた蒸留所」。
やはり若い蒸留所というのは、若いなりの特徴、色、まぁ若いからこそできるなんか特徴があるんですかね。今回はどんな特徴があるのか非常に楽しみです。

では、【アーストン10年 シーカスク】 ご紹介していきましょう。

「アーストン」は、スコットランド・ローランド地方が産地の、シングルモルト。
蒸留所は「アイルサ・ベイ蒸留所」です。

「アイルサ・ベイ蒸留所」の特徴は、「ウイスキーを科学する」というところ。
品質を科学的に管理するために、スモーキーさや、ピートの風味の指標である【フェノール値】だけでなく、甘さの測定指標である【SPPM値】も導入しています。

科学的で緻密な熟成管理は、フルーティ/ナッティー/エステリー。これは熟成が放つ香りですね。スモーキーなど各テイストの原酒を、必要に応じて「造り出す」ことができるといわれています。

2016年には、待望の「アイルサ・ベイ シングルモルト」をリリース。
その後、初の熟成年数表記が入った「アーストン10年シーカスク」を
リリースすることになります。

香りは、軽やかで花のような香りと、ほのかなナッツの香りが特徴。
味わいは、軽くトーストしたアーモンド、甘い綿菓子、優しいバニラオーク、タンニンのタッチとバランスが取れています。
「シーカスク」と名がついているように、海岸近くの貯蔵庫で熟成された事による、ほのかな潮風がアクセントのウイスキーです。

すごいですね!科学的という言葉がウイスキーにも入ってくると。ここまで色々1年間ご紹介したものって伝統あるものだったりとか、年数が結構物を言うっていう印象がありましたけれども、色々分析されたからこそ作れる味っていうものがあるんでしょうね。
だからこそ色んなバランスが取れる、軽くトーストしたアーモンドとか綿菓子とか色んな味がその中にバランス良く組み込まれているというような印象なんですね。

そんな【アーストン10年 シーカスク】のおススメの飲み方は、
バランスの取れた味わいを感じるために、ストレートがおすすめだそうです。

たしかに。このバランス良く作られたものを均等に味わうっていうのはストレートが一番わかりやすいんでしょうねきっと。ということでこの科学的っていうところは置いといてですけど、今回のこの軽やかで花のような香りだったりとか軽くトーストしたアーモンドとかちょっと素朴さの中に潮風ってところがあったりとか、そういった印象のところでこの歌声はまさにフワッと風が吹くような爽やかさもあるし、ちょっと花のような素敵な香りもするしっていうような印象を受けたアーティストが1人いまして、その方を今回選んでみました。私が選んだのはこの曲です。Lizzy McAlpineで「Same Boat」。

楽曲:Lizzy McAlpine「Same Boat」

お聴き頂きましたLizzy McAlpine。この人も冒頭で紹介したCisco Swankというアーティストがいるんですけど、このLizzyもたしかバークリーに通っていた気がする。最近ほんとにバークリーのみならず音楽学校に通っている学生?学生といっても20~22歳くらいとか色んな人がいるんですけど、この辺の人たちがめちゃくちゃおもしろいというか、最近結構あって、探れば探るほどめちゃくちゃかっこいい人、それがまだ有名なのかまだ無名なのかにもよらず、ほんとにめちゃくちゃセンスあるなっていう人が多いんですね、ほんとに。ウイスキー色々探るところもそうですけど、音楽もより掘ってみると、ここにいる人達ってこういう界隈でこういう音楽やってて、こういう友達いてって結構探り甲斐があるので、ぜひディグってみたらおもしろいんじゃないかなというふうに思います。

そして、キスナーの皆さんからのメッセージまだまだお待ちしております。どういうことでも大丈夫です。もう何ならウイスキーに関わることのみならず、相談とかね、そういうものもあったらぜひお答えしたいなというふうに思いますので、こちら「Sound of Whisky」のプレゼントフォームからフルネーム、住所をぜひ書いてメッセージをお送りください。
メッセージを読ませて頂いた方にはステッカーをお送りさせて頂きますので、ぜひぜひたくさんお待ちしております。

そして4月23日は「SLOW DAYS」というイベントが出演決定しております。TENDREは3人編成で今回臨もうかなと思っております。私TENDREとドラム松浦大樹、そして小西遼と同世代の3人でやっていこうかなと思っておりますので、ぜひぜひ会場でお会いできることを楽しみにしております。
それではまたTENDREでした。

【第56夜 ロー&コー ブレンデッドアイリッシュ】

4月23日、そう実は今日ライブをやってきまして「SLOWDAYS」というイベントで3人編成でライブをお送りしました。会場でお会いした方もそうでない方もいかがお過ごしなんでしょうかね。でもやっぱライブっていうのはほんとにいつやっても思いますけれども、レコーディングで今年は結構色んな曲を作ってる段階なんですけど、やっぱレコーディングで作った曲を皆さんの前でというのか人前で歌うからこそ、そこでようやく完結できるというのかそういうライブのありがたみというのか、そういうのをひしひしと感じているそんな夜でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
今夜の1曲目ですが、今夜はそうですね、これもほんとに基本的に最初にお届けしているのは最近気に入ってよく聴いている曲が主に多いんですけども、シンガーソングライター・マルチプレイヤーでもあるんですね、この人は。結構音数が多い音楽より、こういうミニマルでちょっと小躍りできるような音数少なめの曲いいよな!っていうことをなんとなく思い出して、この曲を流そうかなと思って選びました。
ということで、ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。
Sam Willsで「Undercover」。

楽曲:Sam Wills「Undercover」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。【ロー&コー ブレンデッドアイリッシュ】

今月のテーマは「2000年以降に開かれた蒸留所」。
ということで、今目の前にボトルがあるんですけど、たしかにちょっとシャレてる。
なんかレトロな感じするんだけど、デザイン的には今っぽいというか、色の感じもいいですね。そんなボトルデザインからも今っぽい感じがするこちらですが、
【ロー&コー ブレンデッドアイリッシュ】ご紹介していきましょう。

「ロー&コー」は、アイルランドのダブリンが産地のアイリッシュ・ウイスキー。
「ロー&コー蒸留所」は2017年から商品のリリースがはじまった新しい蒸留所です。
スタイリッシュなウイスキーと、細部まで美しい設計で注目されている蒸留所です。

ブランド全体の美意識は、かつて存在した「ジョージ&ロー蒸留所」からインスパイアされたもので、「ロー&コー蒸留所」の設計やボトルのデザインのみならず、
ビジターセンターやギフトショップにもそのブランド力を感じることができます。

いや、そうなんですよ。ほんとデザイン見てみると、伝統的なパッケージとかだといわゆるセンターにラベルが貼ってあって何か絵柄があってまわりに模様みたいなのがあってっていうのが結構ウイスキーの印象にあるんですけど、かなり洗練されたデザインになってますね。ぜひWEBなどでも見て頂けたらなというふうに思います。

「ロー&コー ブレンデッドアイリッシュ」は、アイルランドのいくつかの蒸留所の「モルト・ウイスキー」と「グレーン・ウイスキー」をブレンドしています。
熟成には、バーボン樽を使用。

香味はなめらかで、クリーミー、スウィートなフルーツとバニラの味わいを感じられる口当たりの良いウイスキーです。

そんな【ロー&コー ブレンデッドアイリッシュ】のおススメの飲み方は、
ストレートやロック。カクテルベースとしてもおススメです。

ということで、このデザインかっこいいんですよーっていうところ、これをちょっと開けてみましょう。
(ボトル開け中「キュー、ポンッ!」)ありがとうございます。恒例になりそうですね(笑)このいい音がするものに関してはね。でもデザインがいいとほんとなんかお酒自体も美味しそうにみえるというのか、さっそくいただきます。
(香り嗅ぎ中)うん、あっ!香りからクリーミーというかなんかちょっとミルクではないんですけど、ほのかに甘い香りがします。ミルキーな匂いっていうのかな。
(試飲中)あぁ非常に美味しいですね。飲みやすいは飲みやすいんですけど、口当たりはスーっと入ってくるものの舌の上で先程話したバニラだったりとかクリーミーさってのが口の中でほわーんと残る感じ。だけどその後にフルーツってのがこう色々まとめてくれる感じがあるのかな。そのミルキーさを感じた後にフルーツの甘い香りがスッとまた入ってくるので、後にも爽快感を感じるというのか、わぁ結構好きかもしれないです僕これ。

というところで、そういう余韻に浸っておりますけども、今回はこのなめらかさ、クリーミー、そういったところから、この歌手の歌声はまさにクリーミーでなめらかでバニラの味わいするんじゃないかなというところで、これは一発で決めた曲でございます。
私が選んだのはこの曲です。Joesefで「Comedown」。

楽曲:Joesef「Comedown」

お聴き頂きましたJoesef。いや~いい声なんですよね、ほんとに。ギターだったりピアノだけでも声だけでも美味しい。美味しいって食事みたいな感じで言っちゃいますけど、そういうやっぱちょっと近い、もうメインディッシュがまず美味しいっていうか、やっぱ声の良さっていうのはそれくらいほんとに影響大きいなってことを改めて思いましたけど、今回頂きましたものも、一口目からこれはなんかなめらかだってインパクトがすごいわかりやすかったので、そういったところは歌声だったりとすごく例え方が近いのかなというふうに改めて感じました。声の良さっていうのはすごく大事ですから、自分自身もいい声をちゃんと磨いていきたいなと、なんとなくこれを飲みながらちょっと感じたところもあります。

さぁ今日ライブをしてきました。冒頭でもお話しましたけど「SLOWDAYS」。非常に楽しかったなという思い出もありますが、ちょうど1ヶ月後、5/23(月)こちらもまたライブが決まっておりまして、「BOB ROCK FESTIVAL」というイベントに今回お呼び頂きまして、服部緑地野外音楽堂にてライブがあります。
BOB ROCKっていうのはBOBは髪型のボブのことを言っているんでしょうけど、美容師の方でも来れるよっていう、平日開催ではあるのでそういった意味合いのあるフェスになっているそうです。共演の方もおもしろそうな方が多いのでぜひ足を運んで頂けたら嬉しいなと思います。

そして、まだまだメッセージもたくさんお待ちしております。キスナーの皆さんもぜひご自身が思うウイスキーに合う曲がもしありましたら、こちら是非とも教えて頂きたいなと思います。KISSFMホームページの「Sound of Whisky」のプレゼントフォームからフルネーム、住所をぜひ書いてメッセージをお送りください。
メッセージを読ませて頂いた方にはステッカーをお送りさせて頂きますので、どしどしお待ちしております。
それではTENDREでした。

【第57夜 クロナキルティ シングルバッチダブルオーク】

ということで4月30日、実は私今日ライブがありまして、「VIVA LA ROCK 2022」がありましたが、無事に演奏も終えて、今このラジオで喋ってるというのか、喋ってるというのか、喋っているというのか…という感じです。5月はまだアナウンスされていないのもあるかもしれないですけども、結構ライブが増えてきまして、この春先ってフェスも増えてきますし、夏に向けてどんどんイベントも増えてくかなというところで…。そうか!ゴールデンウィークは29日から始まってるってことですね。ちょっと仕事だったり勉強だったりバタバタしてる方もこの休みを謳歌して頂きながら今夜も楽しんでいければなというふうに思っております。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】
今夜の1曲目にまいりましょう。
この曲はそうですね、またまた僕がずっと気に入って聴いているアーティストなんですけども、なんかウイスキーに合う曲っていうのはスムースな曲を中心に結構選んできましたけど、スーッと入ってくる歌声といったらこの人なんじゃないかなというところで選ばせて頂いたこんな曲でございます。
ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。Sunni Colonで「Provide」。

楽曲:Sunni Colon「Provide」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいております。
本日のウイスキーはこちら。 【クロナキルティ シングルバッチダブルオーク】

今月のテーマはたくさんご紹介してきました「2000年以降に開かれた蒸留所」です。
では、【クロナキルティ シングルバッチダブルオーク】ご紹介していきましょう。

「クロナキルティ」は、アイルランド・コーク州が産地の、アイリッシュ・ウイスキーです。

まさに町の名前が由来になっているようですが、アイルランド南部のコーク州にある海沿いの町クロナキルティで、8世代に渡り農場を営んできたスカリー家によって、2018年に設立。それが「クロナキルティ蒸留所」です。

2019年より蒸留を開始し、農家の蒸留所らしく、自らの農場や近隣で栽培した大麦を使用。
大麦麦芽(モルト)に加えて未発芽の大麦なども原料とし、銅製ポットスチルで3回の蒸留を行う、アイルランド伝統の「シングルポットスチルウイスキー」を生産しています。

スコットランドと同様に、アイルランドでも3年以上の熟成が義務付けられているため、
「クロナキルティ」で蒸留されたウイスキーが飲めるのは2022年以降の予定です。
なるほど、時間がちゃんと経たないといけないんですね。

現在発売している「クロナキルティ シングルバッチダブルオーク」は、他の蒸留所で造ったシングルモルトとグレーンをブレンドし、改めて2種類のオーク樽で後熟させたウイスキーです。自社蒸留のウイスキーが飲めるのはもう少し先になりますが、
既に「クロナキルティ」は注目を集めるほどの実力です。

香りは、やわらかなスパイスの香り、バニラ、かりたての芝生、わずかに感じるリンゴや洋梨の香りとレザーのニュアンスがあります。
そして、ヘーゼルナッツやアーモンドのオイリーかつ、香ばしい味わい。
甘いバニラとスパイスの余韻が長く続くウイスキーで、アイリッシュらしい軽やかさが好印象です。
なるほど、結構色んな要素がありますね、スパイスもあるしバニラもあるしリンゴ、洋梨、そしてレザーってところがまた気になるニュアンスになってますね。

そんな【クロナキルティ シングルバッチダブルオーク】のおススメの飲み方は、アルコールの刺激も少なく、フルーティさもフルに感じられるため、ストレートがおすすめだそうです。

残念ながら試飲は今回はないそうですが…。なるほど、結構レザーっていうのが僕の中で引っ掛かったところもありましたけれども、スパイスの余韻が長く続くってところがヒントになるかなと思いまして、スパイスさも感じられるし甘さもあるし、そんな歌手ぴったりな人がいるじゃないかということで選ばせて頂きました。
さっそくご紹介しましょう。私が選んだのはこの曲です。Kali Uchisで「Tyrant」。

楽曲:Kali Uchis「Tyrant」

お聴き頂きましたKali Uchis。いや~いいんですよね。夏とかになると結構聴きたくなる、ちょっとエキゾチックさがあるからなのかな。ついつい聴きたくなってしまうアルバムからの1曲だったんですが、この曲はJorja Smitというもう一人シンガーが参加している曲でして、2人とも色気がめちゃくちゃすごいというのか、エキゾチックさっていうところもそうですし、その歌声を聴くとなんか飲み込まれてしまうというのか、ついつい浸ってしまうような歌声に皆さんも酔いしれたかもしれませんし、いかがだったでしょうか。
非常にウイスキーに合う1曲だと思います。

4月30日、今日TENDREは関西ではないですけど、ライブを無事に終えて、5月まだまだライブがたくさん増えてきそうなところがありますが、改めて5月21(土)ビルボード大阪、そして5月23日(月)が服部緑地野外音楽堂で「BOB ROCK FESTIVAL 2022」、関西のみならず様々なところでライブも決定しているのでぜひSNSだったりWEBだったりをチェックして頂けたら幸いに思います。ぜひライブでもまたお会いしましょう。

そしてキスナーの皆さんからのメッセージまだまだたくさん募集しております。
キスナーの皆さんが思うウイスキーに合う曲、この曲すごいウイスキーに合うんですよね~って曲があったらぜひメッセージで教えてください。
KISSFMホームページの「Sound of Whisky」のプレゼントフォームからフルネーム、住所をぜひ書いてメッセージをお送りください。
メッセージを読ませて頂いた方にはステッカーをお送りさせて頂きますので、どんどんお待ちしております。
それではTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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