斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)によるレギュラー番組 「斎遊記」第5回目のゲストはDISH//の北村匠海! 貴重な対談に加え、DISH//の『僕らが強く。』をセッション!
3ピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」のギターボーカルとして活躍しながら、2019年に結成したバンド「XIIX」でも精力的に活動する斎藤宏介。そんな彼がいま気になっているものの紹介やゲストを招いてのトーク、大変貴重なスタジオセッションなど、盛り沢山の内容で毎月お届けしています。第5回目の放送となる今回は、DISH//の北村匠海がゲストとしてスタジオに登場!ほぼ初対面という2人だったが、それを感じさせないほどの盛り上がりを見せた収録現場のレポートが到着しました。
スペースシャワーTVで今年8月からはじまったレギュラー番組「斎遊記」。VJに斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)を迎え、各回ごとにゲストを招いてトークやセッションを繰り広げるプログラムだ。
これまでに登場したのは、宮崎朝子(SHISHAMO)、牧達弥(go!go!vanillas)、片岡健太(sumika)。この番組でしか見られない&聴けないトークや演奏は、音楽ファンの大きな注目を集めている。12/19放送の「斎遊記#5」のゲストは、DISH//のギター&ボーカル、俳優としても活躍している北村匠海。お互いの音楽観、ボーカリストとしてのスタンスなどを語り合い、2人でDISH//の楽曲とカバー曲を披露するなど、貴重なコラボレーションが実現した。
数年前、北村がUNISON SQUARE GARDENのライブに足を運んだ際に挨拶したことはあるものの、“ほぼ初対面”という二人のトークは、「アルバム(最新アルバム『X』)、めっちゃ良かった!」(斎藤)という言葉からスタート。「(北村さんのボーカルは)言葉を歌っている感じがする」と斎藤が投げかけると、北村は「いちばん意識していることなので嬉しいです」と笑顔を見せた。
その後は“役者としての経験が歌にどう活かされているか?”“歌っているときに、心のなかで思い描いている景色”“ライブの際の観客との向き合い方”といったテーマで展開。北村が斎藤に対して、“あの凄まじいフレーズを弾きながら歌っているのはすごい。ギターとどう向き合ってるんですか?”と質問するなど、興味深い音楽談義が交わされた。
また、北村がカレー作り(彼いわく、“カレー作りは音楽に似てる”のだとか)や10代の頃からハマっているというサウナの魅力、斎藤が卓球の奥深さを説明するなど、プライベートが垣間見えるようなトークも。“ほぼ初対面”とは思えないほどディープな対話が繰り広げられた。
続いては2人のセッション。まずは「ずっと大事にしていて、今、伝えたい言葉が詰まっている曲」(北村)というDISH//の「僕らが強く。」。斎藤がアコギでコードとビートを響かせ、両者の表情豊かなボーカルが重なることで、この瞬間にしかない音楽が生まれる。
さらに北村がよくカラオケで歌っているという「メロディー」(玉置浩二)も。25年前に発表され、いまやJ-POPのスタンダードとなったこの曲を、斎藤、北村が叙情豊かに歌い上げるシーンはまさに必見だ。
収録後、2人は「すごく充実した時間でした」(北村)、「一緒に歌うことで、“言葉を大事にして歌う”ということを肌で感じられました」(斎藤)とコメント。両者にとっても意義深い“初セッション”となったようだ。
その他、斎藤が松田聖子の1982年の名曲「赤いスイートピー」(作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂)の“心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー”というフレーズを深堀りして解説するコーナーや、斎藤の強い希望でスタートした“卓球プロジェクト”の第2回(今回のテーマは“必殺サーブ”)も。見どころ聴きどころ盛りだくさんの「斎遊記#5」、お見逃しなく!
(文・森朋之 / photo by 関口佳代)
■斎遊記
ゲスト:北村匠海(DISH//)
12/19(日) 23:00~23:30
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