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SOUND OF WHISKY VOL.6 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

TENDRE写真①

【第23夜 シングルモルト 余市】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。
この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBE のスタジオからお送りします。

ということで9月4日。夏も少し落ち着いてくるのかなと、まぁ世間はなかなかね落ち着かない日は続きますが、先週もお話しましたが、8月22日に私は「フジロックフェスティバル」苗場で行われたフェスにこの度出演をしてきました。さまざまな意見が飛び交う中で、そして色んなが想いが交差する中でのステージでしたが、会場に実は今回この番組のスタッフが行っていたみたいでして、その中でお客さんの色んな感想だったりとか直接現地の声というのをどうやら拾ってきてくださったみたいで、それを後ほど後半にご紹介しようかなというふうに思っております。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Yazmin Laceyで「Morning Matters」。

楽曲:Yazmin Lacey「Morning Matters」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、本日は、こちら。 【シングルモルト 余市】  

ウイスキー①

今回から9月に入りまして、また新たなジャンルがやってまいりました。
そうJAPAN!ジャパニーズウイスキーです。いいですね、自分の国のウイスキーをご紹介するのはちょっと嬉しいなと思います。
 
このジャパニーズウイスキーは、
世界5大ウイスキーに属していて、スコッチに近い特長を持っています。
近年、シングルモルトをはじめとするプレミアムウイスキーの人気や、ハイボールブーム、さらには国際的なコンテストでの連続受賞から、国内外でのジャパニーズウイスキーの人気が急激に高まっています。
ということで、たしかにそうですね、僕そんなにお酒強くないんですけど、身の回りはハイボール飲む人めちゃくちゃ多いかもしれないですね。最近飲めてないけど、ハイボール好きな人はたしかに多いかも。

というところでそんな本日のウイスキー、【余市】をご紹介します。

"日本のウイスキーの父”と呼ばれるニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。
自身のウイスキーづくりの理想郷を求め、たどり着いた場所。それが、北海道・余市です。

スコットランドに似た気候や、豊かな水源を求め、
さまざまな候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。
モルトウイスキーの原料である大麦や、スモーキーなフレーバーを加えるためのピートが豊富であることも好条件でした。

1934年に、ニッカウヰスキーの前身である「大日本果汁株式会社」が余市に設立され、2年後には、ウイスキーづくりの第一歩が刻まれます。
重厚で力強く、複雑で深みのある味わい。そして、やわらかな樽熟成の香りと、穏やかで心地よいピート感が特徴です。

飲み方は、トワイスアップまたは、オンザロックがおススメで、
よくスモークされた魚介や肉類、香りの強いナッツにもよく合います。

なるほど素晴らしいですね、自分の理想郷を求めて北海道積丹半島を見つけるというところは、やっぱり音楽も同じことが言えますけれども、理想郷っていうのはほんとどこにあるのかわからないし、もしかしたらすごく近くにあるかもしれないし、その視野を広げながら自分の理想郷を見つけ出すというのは、ほんとに色んなものを探求する上では素晴らしいことというのか、ずっと終わりのない旅というのか、何か自分の中で感じるものがありました。そしてやっぱりよくスモークされた魚介や肉、ナッツに合うというところでこのスモーキーさだったりとか香ばしさだったりとか、そこが今回の音楽選びのポイントになるかなと思いまして、シンガーではないのですが、ひとりすごく紹介したいドラマーがいまして、すごくスモーキーで香ばしくて力強いそんな方をご紹介させて頂きたいなと思います。
私が選んだのはこの曲です。石川晶とカウント・バッファローズで「大地-THE EARTH」。

楽曲:石川晶とカウント・バッファローズ「大地-THE EARTH」

お聴き頂きました石川晶さんという知る人ぞ知る激渋ドラマーなんですが、ほんとにコアなところでたぶんドラマーの方だったら知ってる人多いかもしれないですが、もうほんとにスモークさ、そして香ばしさといったら、このドラミングだったり音楽作りも非常に趣向を凝らしていて聴き応えのあるダイナミックな楽曲でもありますので、そちらも聴いて頂けたら私なんとなく嬉しいなというふうに思っております。

さて冒頭でもお話しましたが、フジロックフェスティバル出演してまいりました。その中で現地に番組のスタッフが行っていたみたいで、現地の声だったりをどうやら聞いてきてくれたり、色々聞こえた声を拾ってきてくれたということで、ちょっとご紹介しようかなと思います。
こちら30代キレイ系女子2人組と書いてありますが(笑)「お酒飲みたくなりましたね~(キャピキャピ)」と書いてあります。まぁフジロックは今回厳重なガイドラインを強いていたというところで、私もそこを信じて今回出演を決めたんですが、お酒は当然無しというところで厳しいところもありましたが、まぁほんとそうですね、従来のフェスだったら、お酒飲みながらユラユラしたりとか、まぁTENDREのステージは特にそういうの合うんじゃないかなというところで、すごく実直なコメントを頂けたかなと思います。そしてこれ番組スタッフがこのコメントすごい良かったんですよねとご紹介をしてくださったんですが、20代前半男子大学生2人組「まっすぐな感じって伝わんねんな…」こう話しながら歩いていたそうです。いや~そうですね、自分で言うのはすごく恥ずかしいものがありますが、あのステージはすごくまっすぐな姿勢で臨めたかなと思います。
ご覧頂いた方もご存知な方多いかもしれないですが、フジロックに向けて私は手紙を書こうというふうに思ってまして、本番前夜なども何を書こうかなとずっと頭を悩ませる部分もありましたが、まぁあの手紙自体もですね、ほんとに音楽好きな方っていうそれだけではなくて、もちろん見知らぬ全国にいる色んな意見を持った方、色んな選択をした方々がいらっしゃると思うわけですよ。その選択1個1個がそれぞれ考え抜いた結果ということでそれをひとつひとつ僕は尊重したいということをすごく考えまして、冒頭に会場では「親愛なる音楽好きの皆さん」というふうに付けたんですが、まぁそれだけではないんです。ほんとにこれはもう日本全国、言うんだったら海外の方にも僕なりに思う気持ちというものをあのステージでちゃんと伝えたいというところから書かせて頂いた手紙ということで、恥ずかしさを無しにちゃんとまっすぐに伝えようという想いがもしかしたらこの男子大学生2人に伝わったのかなぁとちょっと嬉しく思っております。他にも様々な意見頂きましたが、ほんとにフェスっていうものが少しずつ回復というのか、みんなで話し合った上でちゃんと少しずつ現場の活気だったりとか、それが難しい時はちゃんと難しいってことを判断することだったり、みんなで考え抜いてちゃんと作り上げていければいいんじゃないかなとアーティストとしても人間としても、そして一人の音楽好きとしてもすごく考えさせられる出演になりました。色々ご心配をお掛けしてしまった部分もありますが、見守ってくださったみなさま、そして全国の方、ほんとにこの度ありがとうございます。
ということでそんなお話もありましたが、また引き続きこのスタジオから色んな音楽を発信していきたいなと思っております。
それではまたTENDREでした。


【第24夜 シングルモルトウイスキー 山崎】

TENDRE写真②

9月も始まりましたね。いよいよ秋になってくるそんな季節になってきたわけですが、私は秋がとにかく一番好きですね。夏も楽しかったんですけど、今年の夏はなかなか旅行だったりとかそういうのも行けない中でですけど、家の近所でひっそり線香花火をやったりとかそういうちょっと微かな夏の思い出も作れましたし、ここから涼しくなってくるのかなってことを考えると、食の秋だったりとか涼しいからこそ、そんなに遠くはちょっと出掛けられないけど、家の近所を自転車で出掛けたりとかそういう秋の楽しみを心待ちにしながら、この9月も楽しんでいこうかなと思っております。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Ria Moranで「You’ll Stay Down」。

楽曲:Ria Moran「You’ll Stay Down」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、本日は、こちら。 【シングルモルトウイスキー 山崎】 

ウイスキー②


山崎に力が入りましたね。 
今月に入りまして、ジャパニーズウイスキー特集ですね。
では、【シングルモルトウイスキー 山崎】 紹介してまいりましょう。

「日本人の手で、世界に誇る日本のウイスキーをつくりたい」。
サントリーの創業者・鳥井信治郎はその大きな夢とともに、
1923年、山崎蒸溜所の建設に着手。日本のウイスキーの歴史が歩み出した瞬間でした。
以来、山崎蒸溜所の歩みが日本のウイスキーの歴史を創り、
シングルモルトウイスキー山崎をはじめとする多くの銘柄を生み出してきました。

京都の南西、天王山の麓、山崎。
蒸溜所周辺には、日本名水百選にも選ばれる「離宮の水」が今もこんこんと湧き出しています。この清らかで良質な地下水は、仕込水として使用されています。
山﨑蒸留所では、発酵、蒸溜、熟成に至るまで、すべての工程で
多彩な原酒の「つくり分け」を行なっているという特徴があります。
なんと、約100種類のモルト原酒をつくり分ける、世界でも類をみない蒸留所なのです。

シングルモルトウイスキー山崎は、これらのモルト原酒をもとに、
ブレンダーの匠の技によって誕生します。

「ワイン樽熟成のモルト原酒」が、やわらかく華やかな香りに潜むイチゴのような香りをもたらし、そこに「ミズナラ樽熟成のモルト原酒」が加わることで、甘く煌めくようでなめらかな広がりが生まれています。

より繊細で複雑、深みのある味わいの「山崎12年」や、奥行きのある圧倒的な熟成感の「山崎18年」。ミズナラ樽をはじめ、スパニッシュオーク樽やアメリカンオーク樽で
超長期熟成を重ねた大変希少なモルト原酒を厳選し、丁寧にブレンドした「山崎25年」などもあります。

和食と合う上品なテイストの水割りや、ソーダで割った爽やかなハイボールがおススメです。

でもやっぱり、山崎12年・18年・25年それぞれ年月によって、まったくその味わいが変わってくるっていうのはすごく興味深いというか、これもほんと熟成の醍醐味というんですかね、やはりこう年を重ねるからこそ深みが出てくるというのはひとつ音楽も近いところがあるんじゃないんですかね。現代では新しく聴こえてもその数年経ったその時の時代によって聴こえ方が変わってくるなど、それは共通してるものはあるんじゃないかなと思いましたし、そして何より日本のシティポップというジャンルがあると思うのですが、そのシティポップも聴く年代だったりとか世代によって全然聴こえ方が変わってくるというか日本の中でもおもしろい文化かなと思いますが、そんなシティポップと呼ばれている中でも僕はずっと個人的に好きな方で、みなさんにも改めて聴いてもらいたいなという一人のシンガーの曲をご紹介したいなと思っております。
私が選んだのはこの曲です。池田典代で「Dress In The Street」。

楽曲:池田典代「Dress In The Street」

はい、お聴き頂きました池田典代さんという、もう何年も前のシンガーの方なんですが、おそらくニュアンスとしては山下達郎さんだったりとか俗に言われているシティポップというようなニュアンスを感じた方が多いんじゃないかなと思います。それこそ昔のバンドですが、はっぴいえんどいうバンドがものすごく好きでして、はっぴいえんども元々アメリカのロックだったりとかそういうところを抽出して、それを日本語でやるんだっていうような意気込みを持って活動していたバンドですが、やはり海外のその時期の流行りだったりとか色んなものを吸収して日本の新しい音楽を作るっていうところだったりとか、やっぱりこの世代の中でいうとその辺の表現っていうのがすごく顕著に出ているんじゃないかなと思いまして、池田典代さん自体はもしかしたら知っている方もちょっと少ないかなと思うんですけど、僕は実はベルリンにいるジョニーっていう友達がいるんですが、そのジョニーから教えてもらったんですよね。だからこうやって逆輸入で知ることもあるんだなぁってことを思いましたので、日本にもこういうおもしろい音楽まだまだ昔にもそして今にもたくさんあるんだなということをすごく考えさせられ今回チョイスした次第でございます。

そして9月8日もう過ぎましたが、この度SIRUPというシンガーがいますが、そのSIRUPと一緒に作りました「ENDLESS feat. SIRUP」という楽曲がTENDREが9月にリリースするアルバム「IMAGINE」より先行リリース致しました。この曲はSIRUPという盟友と呼ばせて頂きますが、2人で去年から色んなことをシェアしたり、色んなことをお互いが考え抜いて、アーティストとして活動をしているわけですが、その中ですごく共感することだったりとか色んなことを話し合ったりとか、そういう意味での盟友として呼ぶわけですけど、その彼と改めてこの時代だからこそ作ろうと思って出来た曲が「ENDLESS」という曲でして、ドラムには石若駿という今ほんと時代を煌めくドラマー、そして普段TENDREのバンドでサックスを吹いてくれている小西遼、そして真砂さんというトランペットの方、様々なミュージシャンに参加してもらって、この曲が出来上がったわけです。非常にアルバムどの曲もすごく大事なんですけど、一緒に曲を作るって中ではこのアルバムの中ではキーになるというすごく大事な曲になりましたので是非とも聴いて頂けたらなというふうに思います。そしてアルバム「IMAGINE」もどうぞお楽しみということでまた来週お会いしましょう。
それではまたTENDREでした。

【第25夜 富士山麓 シグネチャーブレンド】

TENDRE写真③

ということで、ねっ!みなさん秋が近づいてきてますが、どんな夜をお過ごしでしょうか。
秋が来たなと思う瞬間ということを台本に書いてあるわけですが、秋私すごい好きでして、何回も言ってしまうんですが、やっぱり秋の匂いっていうのがありますよね。どことなくこう少し涼しくなってきた時のヒヤッとした匂いだったりとか、おそらく街の中でも色んな食べ物が変わってくるだったりとかそういう変化もやっぱりあるでしょうけれども、秋のなんて言うんでしょうね、ちょっと寂しげな匂いっていうのかな、なんかそれを一瞬鼻に感じた時に、『あっ、秋来たしちょっと自転車でも乗ってどっか茶でも飲みに行こうかな』みたいなことを思うのが大好きなTENDREでございます。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Asher Rothで「Spaceship feat.Buddy」。

楽曲:Asher Roth「Spaceship feat.Buddy」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【富士山麓 シグネチャーブレンド】  

ウイスキー③


さぁジャパニーズウイスキーですから、気合が入ります!
今月にはいりまして、ジャパニーズウイスキー特集ですが、
前回までは、シングルモルト、そして、今回は「ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー」をご紹介していきます。
それでは、【富士山麓 シグネチャーブレンド】 ご紹介してまいりましょう。

1973年に静岡県御殿場市の富士山麓に蒸留所を開設。
富士御殿場蒸溜所が位置する御殿場は富士の豊富な伏流水、
年平均気温13度の冷涼な気候と、一年を通して立ちこめる霧による湿潤な気候等、
ウイスキー造りに適した条件が揃っています。

富士御殿場蒸留所のウイスキーは、多彩な原酒の中から、熟成のピークを迎えた原酒を厳選しブレンドしています。この熟成のピークを「マチュレーションピーク」というのですが、
それぞれのウイスキー原酒が本来持つ「香味的特長・個性」が、最も良く表れている状態を指します。いわゆる、円熟期、ですね。

原酒の熟成状態をブレンダーが見守り、“熟成年数”に捉われることなく、
それぞれの原酒が個性を発揮したタイミングを見極めて絶妙なバランスでブレンドした逸品がこの【富士山麓 シグネチャーブレンド】。

洋梨やパイナップル、そしてオレンジピールを想わせるフルーティで華やかな香りが立ちのぼり、黒糖や焼き菓子のような甘く芳ばしい風味が織り重なる、複層的で円熟した味わいが特長です。ほのかに感じるピートフレーバーも味わいに深みを与え、
気品のある熟成香と共に、複雑で奥深い余韻が心地よく続きます。

熟成のピークに達した原酒の香り、味わいを楽しんで頂くために、まずはストレートがおススメです。次にウイスキーの5分の1位の水を足して、立ち上がる香りを感じてみて下さい。肉料理にもぴったりで、特に熟成させたベーコン等と「富士山麓シグニチャーブレンド」の相性は抜群、とのことです。

ということでこの洋梨やパイナップル、オレンジピールというフルーティーっていうのが曲選びの肝になってくるかなというところで、私の友人でもある1人のシンガーがいるのですが、そのフルーティーというようなことを思わせる芳醇な歌声、そして何よりすごく聴いて欲しいというところから、この彼女の曲を皆さんにぜひお聴き頂きたいなと思います。
私が選んだのはこの曲です。MALIYAで「HOT SPOT」。

楽曲:MALIYA「HOT SPOT」

お聴き頂きましたMALIYA、僕彼女の声がめちゃくちゃ好きなんですよね。ちょっとこうあんまりいい言い方ではないかもしれないですけど、日本人離れしてるというんですかね、結構、日本人女性シンガーほんと色んな方いらっしゃると思いますけど、MALIYAの温度感というのが僕めちゃくちゃ貴重だなというか、このフルーティーというところで形容しましたけど、温かさもあるしスムースさもあるし、これはウイスキーとの例えとしてはめちゃくちゃいいんじゃないかなと個人的にすごく好きな1人のシンガーをご紹介させて頂きました。
この円熟期という言葉が出てきましたウイスキーの中でそんなのもありますけど、「◯◯期みたいなものって感じますか?」と書いてあるんですが、個人的には最近感じたのは姪っ子がいるんですね、4人姉妹ですね、もう4人とも女の子。その中の三女が最近イヤイヤ期というのがきまして、そっかこういう時期ってあるんだなって、まぁ私は叔父ということになるわけですけど、たしかに自分もそういう時期があったのかということを考えると自分も大人になったんだなぁとか、もしいつか自分にも子供に恵まれたらきっとそういうイヤイヤ期みたいなものもきっとあるんでしょうし、なんか人間のおもしろさをそこで感じたかなということを最近思いました。そんなのもありましたね…。
それではまたTENDREでした。

楽曲:TENDRE「ENDLESS feat. SIRUP」

【第26夜 イチローズモルト モルト&グレーン・ホワイトラベル】

TENDRE写真④

9月25日そして4日後が9月29日。肉の日…。TENDREの3rdアルバムないし、メジャー1stアルバム「IMAGINE」がいよいよリリースされるということで、オープニングですが、去年の11月から作り始めていたところでして、長かったようで短かったようで長かったなぁっていうことをこの秋がね近づくにつれて、ちょっと噛み締めてる次第ですが、まぁそんな秋の気持ち良さも吸収しつつアルバムも目の前に迫ってるなという高揚を噛み締めてるそんな夜でございます!
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Jaeden Camstraで「Open Window」。

楽曲:Jaeden Camstra「Open Window」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、本日は、こちら。 【イチローズモルト モルト&グレーン・ホワイトラベル】  

ウイスキー④

なにやら、ユニークな感じが漂ってる銘柄ですね。
メイドインジャパンが今月続いていますが、これも同じくそうなんでしょうか。

では、【イチローズモルト モルト&グレーン・ホワイトラベル】 
ご紹介していきましょう。

まずは、名前の由来からいきますと、、
数々の危機を乗り越えてきたベンチャーウイスキーの創業者、
「肥土伊知郎(あくといちろう)」氏の名前に由来している、とのことです。
ベンチャーウイスキー、ベンチャー?インディ?ということなんでしょうか。

創業者の「肥土伊知郎」は、祖父が設立した東亜酒造でウイスキーを製造していましたが、経営が悪化し、埼玉県羽生市にあった蒸留所は売却されることに。
その際に残っていた400樽相当を自ら引き取り、その原酒にウッドフィニッシュを施し、ボトリングした「イチローズモルト」を企画。これがウイスキーファンの間で話題を呼びました。このウッドフィニッシュとは、蒸溜した原酒を一旦樽熟成したあと、違う種類の樽に詰め替えて、さらに熟成を行うことだそうです。

本場スコットランドにも視察に出向き、2007年には故郷である埼玉県秩父市に念願のモルトウイスキー蒸留所を設立。それが「ベンチャーウイスキー秩父蒸留所」です。

現在は埼玉産の大麦を使ったフロアモルティングを行う等、絶えずチャレンジを続け、
なんと樽も自前でつくる域に達しています。「売れば即完売」と言われるほど国内に限らず、世界でも圧倒的な人気を誇り、“世界のイチロー”と称賛されています。
“世界のイチロー”!素晴らしいですね。

この「イチローズモルト モルト&グレーン・ホワイトラベル」は、秩父蒸溜所の原酒をキーモルトに、海外のモルト原酒と、グレーンウイスキーを複数、ブレンドしており、
ワールド・ブレンデッドウイスキーとなります。

洋梨やレモンの様な爽やかな柑橘系の香りと、華やかで上品な蜂蜜の甘さを感じられる味わいです。また、無着色で冷却濾過もされていない為、ウイスキー本来の味わいを楽しめるウイスキーです。

なるほど!世界のイチローと称賛されるのは色んなことがリンクして素晴らしいことですね。ベンチャー、やっぱインディーズだからこそ持つ情熱だったりもきっとあったんでしょうが、そういうちょっとした熱さを感じるものでございましたね、このお話は。そしてこのやはりジャパニーズウイスキーに共通してることなのかはちょっと定かではないですが、洋梨だったりレモンだったりっていうフルーティーに全てが属することではないですけれども、爽やかさっていうんですかね、甘みというのか柑橘の雰囲気というのかそういうものが共通するのかなぁというふうに今月は思いましたが、改めてそういう匂いを感じさせるこれもやはり日本のジャパニーズウイスキーですから、今月は日本人の方を中心に選ばせて頂きましたが、やはりこの人はウイスキーに例えられるものとして歌声としていちばん適しているんじゃないかなというそんな方を今週は選ばせて頂きました。
私が選んだのはこの曲です。荒井由実「あなただけのもの」。

楽曲:荒井由実「あなただけのもの」

はい、お聴き頂きました荒井由実様でございます。僕はこの夏というか暑い中ずっと荒井由実さん、松任谷由実さん両方ずっと聴いてましたね。それこそ8月の話になりますが、フジロックに出演した帰りの車の中もずっと荒井由実さんを聴いていたような気がします。まぁ「ひこうき雲」という曲だったりとかほんと名曲はたくさんありますが、とにかくこのフルーティーという形容が適切かどうかわかりませんが、唯一無二の歌声といいますか、これはほんとに“世界のイチロー”という今回のお話にも出てきましたが、世界に誇るべきシンガーの歌声なんじゃないかなというところで、このタイミングでご紹介させて頂けたかなというふうに思いました。僕も聴けて嬉しいですね、はい!

さぁそして冒頭でもお話しましたが、9月25日の4日後ですね、9月29日TENDREの3rdアルバムまたはメジャー1stアルバム「IMAGINE」というアルバムがこの度リリースされます!昨年は「LIFE LESS LONELY」という孤独に向き合ったそんなアルバムを作ったんですけども、そのアルバムのリリースがあって、リリースライブをやって、それが11月だったんですが、それが終わってからすぐに着手してたものでして、今年のアルバムに向けて作りましょうってとこで、色々考え抜いて作ったものではありますが、「IMAGINE」というアルバムを最初から付けてたタイトルがそれっていうわけではなくて、昨年から色々感じて時代の空気だったりとか自分の心模様を映し出したものが結果それぞれその時代に書いていった曲となって、その中でたぶん必要なことが想像力なんだろなってことを自分の中で思いまして、昨今色んな声が飛び交ったりとか色んな賛否両論なことがあったりとか、すごく考えさせられるような時代にはなってきましたけど、ひとつの目の前の実像だったり目の前の真実だけに囚われずに、その背景に何があるのかとかその相手が何を思ってその話を聞いてるかとか、やっぱ僕らには想像力というのが必要でして、これはもう例えて言うなら、ウイスキーもですね、想像力があるからこそこういう表現があったりとか、色んなことに繋がることだと思うんですね。そんな気持ちを込めた「IMAGINE」というアルバムが4日後にいよいよリリースされます。ほんとに色んな思いを込めました。これが2021年の話だったりとか、これが5年、10年、何十年もずっと聴かれるようなアルバムになったらいいなという思いで作りましたので、ぜひこのラジオTENDREを知ってる方も初めてTENDREの名を聞いた方もぜひ一度聴いて頂けたらなというふうに思っております。是非とも注目しておいてくださいませ。
それではまたTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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