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SOUND OF WHISKY VOL.14 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

【第58夜 ペンダーリン ケルト】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。
この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBEのスタジオからお送り致します。

ということで、5月7日ゴールデンウィークもあっという間でしたか、終盤です。今年のゴールデンウィークは皆さんどのような過ごし方だったのでしょうか。だんだん時代的にもちょっと開けてきたというのか色々出掛ける機会も増えてきてるかなぁと。
まぁ気をつけないといけない部分はあるでしょうけど、結構僕もライブが多かったっていう感じではありましたけども、休みあんまりなかったけど、僕らミュージシャンってむしろゴールデンウィークが働き盛りの時期っていうもんでもあったりするので、この時期あと休みは1日ですかね皆さんは。となれば鉄板の過ごし方はっていうふうに書いてあるんですけど、まぁ最後はゆっくりしたいですよね。最後の最後まで遊び切りたいって時ももちろんありますけど、最後の1日はインドアで過ごしたい、そんな私でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。
この曲は最近リリースされたアルバムで僕はずっと気に入ってずっと聴き入ってしまっている、ずっと通して聴いて気持ちいい、そんなアーティストの曲をご紹介しようかなと思います。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。
Rex Orange Countyで「Keep It Up」。

楽曲:Rex Orange County「Keep It Up」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、 そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

いつも、このコーナーでは、元町WHISKYさんに「ウイスキーを1銘柄」ピックアップしていただいているんですが、 なんと今月は「蒸留所しばり」ということで、5月のテーマは、ウェールズの「ペンダーリン蒸留所」。

昨年の夏に一度、このペンダーリンはご紹介しているのですが、
あらためて「ウェールズ」という地域を含め、「ペンダーリン蒸留所」を紹介していきたいと思います。

まずは、「ウェールズ」ですが、皆さんウェールズってどういう国かご存じですか?
僕はちなみに全然行ったことももちろんないし、どういったものがあるのか全くわからないんですけども、今回ご紹介しながら色々探っていこうかなと思っております。

私たちが、「イギリス」と呼んでいるのは、
【イングランド】【ウェールズ】【スコットランド】【北アイルランド】という4つの国の複合体なんですね。

ウェールズは、東京都と四国をあわせたくらいの国土で、人口はおよそ300万人。
そして、自然や国立公園、お城の数が多く、どこへ出かけても素晴らしい景観を楽しめるそんな国だそうです。スポーツは、サッカーやラグビーがとっても盛ん。
そして、特徴的なのは国旗。ウェールズといえば、【レッド・ドラゴン】。
ということで、このボトルのジャケットにもなんですけど、僕ちゃんとこうやってでかでかと見るの初めてかもしれないですね。赤い勇ましい龍が横向きにすごいポーズであります。
そんな国旗がありますね。

本日、「ペンダーリン蒸留所」の1本としてご紹介するウイスキーが【ペンダーリン ケルト】。


【ペンダーリン ケルト】は、このレッド・ドラゴンをシンボルとした「ドラゴンレンジ」、 というカテゴリーの一つです。名前がかっこいい!
実際、ボトルにもレッドドラゴンが大きく描かれています。

【ペンダーリン ケルト】は、バーボン樽で熟成した後、アイラウイスキーが熟成されていた樽でフィニッシュします。

それによって、樽からピート香やピーティーな味わいをもらって、ピーテッドウイスキーとなっていきます。

香りは、バニラやオレンジの皮などのニュアンスの中にしっかりとピート香を感じ、マイルドなアロマを感じられます。口に含むと最初にコクのある甘さがあり、その後に少しの苦みが合わさって、程良い余韻を演出します。
フレッシュでクリーンでありながら、甘さやピーティーさを味わえるウイスキーです。

そんな【ペンダーリン ケルト】。
おススメの飲み方は、このピーティーな味わいを楽しむためにもストレートがおススメです。

やっぱ「レッド・ドラゴン」というかなりインパクトがあるジャケットもそうですし、国旗のデザインもそうですけど、どういった味わいなんだろうってところを、目の前にありますから、こちら頂いてみようかなと思います。
(ボトル開け中「キューポンッ!」)ありがとうございます(笑)。ラジオ越しに「ありがとうございます」っていうのもおもしろいもんですね。まず香りから失礼します。
(香り嗅ぎ中)ふんふんふん、でも思ったより鼻の中にスーッと通っていくような程よい甘さがあるような気がしますね。かなりキツいっていうことはまったくなく、結構どの方でも自然に香りを楽しめるような感じですね。
(試飲中)おおー!すごい声出ちゃいましたね(笑)。思ったよりさっぱりとした味わいというんですかね、もっと甘いのがグッとくるのかなと思ったんですけど、意外と香りを楽しみながらスーッと舌の上に伸びていく味わいをしみじみ楽しむというんですかね。
なんかこれは飲みやすさもあるんですけど、味わい深いようなそんな印象があります。

さぁこのウイスキーに合わせた曲をと思いまして、色々選んできたんですけども、最初はドラゴン系をなんかないかなと思って探してたんですが、でもこの味わいの感じが自分が思っていた以上に親しみやすいっていうところもあったりとか、ちょっと爽やかさがあったりとか、そんな歌声を思わせるような印象があったので僕が気に入っているシンガーの1人をあてがってみようかなと思います。
私が選んだのはこの曲です。Allessia Caraで「Clockwork」。

楽曲:Allessia Cara「Clockwork」

お聴き頂きましたAllessia Cara。素晴らしい歌声ですよね。ウイスキーもそうですけど、甘いの飲みたいなとか強いの飲みたいなとか気分が変わりますけど、Allessia Caraっていつ聴いても気持ちいいというんですかね。ずっと聴いていたい歌声だなというところで今回のこのペンダーリンに合うんじゃないかなと思いセレクトさせて頂きました。

ということで、今回もキスナーの皆さんからメッセージいただいております。ご紹介しましょう。
KissネームSHOSAN『太朗さんこんばんは!最近はフェスにライブに立て続けでお忙しいことと思います。僕はBillboard大阪2ステージ行きます!! cottonclubでTENDREを体感した時、あの雰囲気が気持ちよかったです。Billboardでライブを見ること自体はじめてですが楽しみです!! 最近の出来事だとコーチェラ配信を見てました。』

ありがとうございます。これは海外の大きいフェスが配信されていて、コーチェラ僕も観ておりました。で、このラジオでよく紹介しているRaveenaというアーティストだったりJapanese Breakfastっていうアーティストもちょうど出てまして、僕も存分と楽しませて頂きましたし、ほんと有名どころ日本人だときゃりーぱみゅぱみゅとかBillie Eilishも海外で人気で、出てましたけど、すごいおもしろいアーティストが今年も多かったので久々の開催ってのもありましたし、こうやって一緒に配信ライブを楽しめるっていうのは非常にいい時代だなと僕も思って楽しんでおりました。メッセージありがとうございます。

キスナーの皆さんの「ウイスキーに合う1曲」を、ぜひメッセージでこれからも教えてください。メッセージを読まれた方には、 私 TENDRE の直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。 Kiss FMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります「Sound of Whisky」のプレゼント応募フォームから、あなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いてご応募ください。お願い致します。

先程メッセージで読ませて頂きました5月21日がBillboard大阪でライブがあります。これは1st・2ndと2ステージありますので、皆さんの良き時間にぜひぜひお越し頂けたらと思いますので、是非ともよろしくお願い致します。
それではTENDREでした。

【第59夜 ペンダーリン マディラフィニッシュ】

ということで新緑の季節ですか。5月14日だんだん夏らしいというのか暖かくなってきて色味なんかも夏に近づいていく感じがしますけれども、好きな色はありますか?ということで書いてありますね、手元に(笑)。好きな色か…新緑っていうのはほんとに清々しいもので、僕元々はすごい緑色が好きだったんですよね。っていうのも緑色ってどういう意味合いがあるっていうと、結局リラックスってことだったりとか落ち着いてるとか、そういう印象があるらしくて、でも大人になるにつれて「意外と赤もいいな」とか「黄色もいいな」とかなんか自分の中で柔軟性が出てきたっていうんですかね。もちろんマインド的には緑のマインドではあるんでしょうけれども、その時々によって色を色んなふうに楽しんでいけたらいいなというふうに考えていたりします。
アー写だったりとかも今年はこういう色でやっていこうとかそういうのがイメージとしてあったりとかその時々によって趣味も変わってきますけども、皆さんはどんな色が好きなんでしょうか。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の 1 曲目にまいりましょう。この曲は、最近みつけて今ぐらいのちょっと暑くなってはないけど、なり始めそうな時に夕暮れくらいに聴くのがすごい好きでよく聴いている曲をご紹介しようかなと思います。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。
Kartellで「Silver Screen」。

楽曲:Kartell「Silver Screen」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

が、今月は「蒸留所しばり」ということで ウェールズの「ペンダーリン蒸留所」が、テーマとなっております。

元町WHISKYさんから教えていただいた情報に基づいて「ウェールズ」という地域、そして「ペンダーリン蒸留所」についてご紹介していきます。

前回は「ウェールズ」の「レッドドラゴン」についてお話しました。
皆さんレッドドラゴン覚えてますか?国旗がインパクトのあるレッドドラゴン。赤い龍が書いてあるそれなんですけども、今回もまずは「ウェールズ」について、掘り下げていこうと思います。
毎回そうですけれども、ウイスキーの話をしていると、地理とか歴史とか色んな国の勉強になるなというふうに改めて思いますね。こういう時代の背景があって、こういう人たちがいたからこういうお酒が造られたとか、そういう背景を知るってのはすごく大事なことだなと改めて思います。

さて、突然ですが、ウェールズの鉱産物といえば、何でしょうか?
僕は聞かれるまで何もわからなかったんですけども、ひとつは石灰。
そして、もう一つはウェルシュゴールド、つまりこちらは金です。
ウェールズの金鉱の歴史は古く、身分の高い人々が権力の象徴として、金を腕輪や首飾りにしていたといわれています。

ウェールズでゴールドラッシュとなったのは19世紀末。
しかし残念な事に埋蔵量が少なく、最後の金鉱も20世紀末に閉じられてしまいました。
備蓄されている金塊が少なく、希少価値の高いウェルシュゴールドですが、その価値をさらに高めているのが、英国王室との絆です。

王室の婚礼では、ウェルシュゴールド100 %の結婚指輪が花嫁に贈られる、というしきたりがあるほどです。

そんな「ペンダーリン蒸留所」から、本日もひとつ、ウイスキーをここでご紹介します。
こちら、【ペンダーリン マディラフィニッシュ】。

【マディラフィニッシュ】は、ウェルシュゴールドがボトルにデザインされた「ゴールドレンジ」というカテゴリーのウイスキー。色んなカテゴリーが今回出てきますね。

【ペンダーリン マディラフィニッシュ】は、バーボン樽で熟成した後、ポルトガル・マディラ諸島で作られるマディラワインの樽で後熟したウイスキー。

クリームやキャラメル、芳醇なフルーツ、レーズンの甘い香りがあり、さっぱりとした中に上品な丸みを帯びた口当たりが特徴的です。

トロピカルフルーツやレーズン等の余韻が心地よく残るペンダーリンのウイスキーの中で最も上品で、バランスが良く、ペンダーリンのフラッグシップウイスキーとなっています。

そんな【ペンダーリン マディラフィニッシュ】のおススメの飲み方は、ストレートです。数滴の水を垂らすとさらに香りが開くとのことです。

なるほど、こちらも今回目の前にちょっとリッチな作りのボトルがあるのでさっそく頂いていこうかなと思います。
(ボトル開け中「キューポンッ!」)ありがとうございます!これはちょっと定番にしていこうかなというね(笑)。前回のレッドドラゴンよりも色が琥珀色に近い印象ですかね。
(香り嗅ぎ中)あっ、甘い。キャラメルっぽいですね。少し甘さの中に香ばしさを感じる香りがすごく印象的です。
(試飲中)うん!あっ、たしかにレーズンみたい。何だろう?甘さ自体もかなりほのかではあるんですけど、ほんとにレーズンの甘さみたいなのが口の中にふわ~んと広がるような、だけど飲み口はさっき説明にもあったように丸みというんですかね、マイルドな口当たりというのか、これ結構甘いものだったりとか好きな方はかなり好きそうなウイスキーなんじゃないかなというふうに思います。なるほど、これは僕結構好きかもしれないですね。

そんな【ペンダーリン マディラフィニッシュ】に合う曲を今回も選んできましたけれども、この甘さっていうのが今回特徴的だなと思いまして、ウイスキーでも色んな甘さがありますけれども、花のようなとか香ばしさとか、そういう中でもキャラメルだったりレーズンのこの甘さっていうところがかなり印象的に歌に近いこんなシンガーがいたなというふうにパッと思い付いたのがあったので、曲名も相まっていいセレクトなんじゃないかなというところでご紹介させて頂こうかなと思います。
私が選んだのはこの曲です。Japanese Breakfastで「Be Sweet」。

楽曲:Japanese Breakfast「Be Sweet」

お聴き頂きましたJapanese Breakfastって名前がまずイイですよね。ひとりの女性シンガーのプロジェクト名がJapanese Breakfastということでご紹介させて頂きました。かなり歌声も印象的ですけども、その中に感じる甘さというんですかね、すごく清涼感のあるような印象だったりとかそんなところが今回かなり近いかなというところで選ばせて頂きました。
いかがだったでしょうか?

今回もキスナーの皆さんからのメッセージをご紹介しようと思います。
Kissネームnikoさん『太朗さん!メジャーデビューから1周年おめでとうございます。私は家族に自分の好きな曲やアーティストを共有することが好きで、TENDREをオススメしたところ家族の皆がTENDREを好きになりました。77歳の祖母の誕生日にTENDREのCDをプレゼントしたのですがとっても喜んでもらえました。コロナ禍で思うような学生生活を送れない中、何度も太朗さんが作る音楽に救われました。これからも応援しています!大阪Billboardライブ母と見に行く予定です。』

ありがとうございます!ちょうど4月にメジャーデビューして1年が経ったというところです。
ありがたいですね、ほんと老若男女に楽しんでもらえたらいいなというふうにすごく思ってます。
ちょっと完全に回復しきったところでもないですし、まだまだ気をつけないといけないところも多いと思いますけど、少しずつ開けてきた場面もあったりもすると思うので、楽しめるものをみんなで探していければなと思います。引き続きこのラジオも楽しんでいってください。

キスナーの皆さんからのメッセージをまだまだお待ちしております。
キスナーの皆さんの思う「ウイスキーに合う1曲」をぜひメッセージで教えてください。メッセージを読まれた方には、私TENDREの直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KissFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります「Sound of Whisky」の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いて応募くださいませ。お願い致します。

先程メッセージでも読ませて頂きました大阪Billboardライブが5月21日に迫っております。ちょうど1週間後ですね。皆さんが座りながら、それこそお酒をちょっと嗜みながら楽しめるいいライブになるんじゃないかなと思っておりますので、ぜひぜひ足を運んで頂けたらなと思います。それではTENDREでした。

【第60夜 ペンダーリン ポートウッド】

ということで5月21日。ちょうどBillboard大阪でのライブが終わったくらいですかね。ほんとにライブもそうですけど、屋外でのイベントもだいぶ色々復活してきたかなと思います。4月はそれこそ服部緑地「SLOWDAYS」というイベントに僕も出たりとか、その時もそうですけど、今ももはや昼間も暑くなってきてるんじゃないかなってところで、なるべく水分摂りながらというところではありますけども。
最近の私の余暇の過ごし方…。あまりこう暇がそんなに無いっていうところがね正直なところはね(笑)ありがたいことに健康的に仕事をやってるところもありますけど、まぁ休みの過ごし方といったらやっぱり元気があれば自転車とかで「久々にあの家具屋ちょっと行くか」とか僕家具屋に行くのがすごい好きなんですけど、家具屋だったり古着屋だったりとか久々に行く喫茶店だったりとかそういうのをなかなか行くタイミングがない時にパッと自転車で行くとかね。天気がそれこそ良くなってくると自転車もだいぶ気持ちよくなってくるので、チャリ乗りながらブラブラするっていうのが僕の休日の過ごし方なのかなと思います。あとは家帰ってボーっとする!それが一番最高です!

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の 1 曲目にまいりましょう。
今夜の曲はそうだなぁ…久々に聴いたな!っていうそんな曲だったんですけど、ジャミロクワイっていうもちろん知っている方も多いと思いますが、そのバックバンドのメンバーでやっていたバンドだったかな?リリースもかなり前なんですけど、久々に聴くとめちゃくちゃかっこいいなというところで、ぜひウイスキーを飲みながら楽しんで頂けたらいいんじゃないかなと思います。ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。
Samuel Purdeyで「Lucky Radio」。

楽曲:Samuel Purdey 「Lucky Radio」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーです。

なのですが、今月は「蒸留所しばり」ということでウェールズの「ペンダーリン蒸留所」がテーマとなっております。今回の週もう3回目になりますけど、ここしばらく「ウェールズ」という国の特色にフォーカスしていたのですが、今回は蒸留所に目を向けたいと思います。
ということで、元町WHISKYさんに色々教えてもらいました。
「ペンダーリン蒸留所」詳しく見ていきましょう。

2000 年に創業したペンダーリン蒸留所。
2004 年にはチャールズ皇太子が同席し、オープニングセレモニーが行われました。
100年もの間止まっていたウェールズのウイスキーが復活を遂げることになります。

ペンダーリン蒸留所の中心人物である、ドクター・ジェームズ・スワン博士。
スワン博士は ペンダーリン蒸留所の【マスターブレンダー】として、様々なスタイルのシングルモルトの作成しました。
彼は飲料業界の世界的なコンサルタントで、その活躍は5大陸にまで及ぶほど。

しかしながら、スワン博士が 2017 年に突然逝去し、その蒸留技術は次世代の女性ブレンダー「アイスタとラウラ」に引き継がれます。
この二人が中心となり、ペンダーリンは数々のコンペティションで受賞。
ペンダーリンの名声は更に大きく確実なものとなりました。
「アイスタとラウラ」この2人がすごいですね。かなりのキーパーソンにここからなっていくわけでしょうね。

そんな「ペンダーリン蒸留所」から、本日のウイスキーはこちら。
【ペンダーリン ポートウッド】。


【ポートウッド】は、「ポートワイン」の樽で「仕上げ熟成」を行ったウイスキーです。

ダークチョコレートとクランベリーを含む、濃厚なドライフルーツのアロマで、トーストしたオークの香りが、焼きたてのナッツのような香りと混ざり合っています。
すごい香ばしそうですね!
味わいは 蜂蜜とスパイスのニュアンスがあり、ポートワイン樽由来の柔らかなオークと果実の甘みが舌の上に優しく残り、滑らかな余韻を楽しむことができます。
そんな【ペンダーリン ポートウッド】のおススメの飲み方は、ストレートです。

今回結構ストレートが多いですね。ということでこちらも前回に続き目の前にご用意してあります。前回のものとパッケージはほぼほぼ一緒。ボトルのデザインも一緒なんですけど、色がだいぶ今回のものの方がかなり濃い~ですね。琥珀色がだいぶ強い。

(ボトル開け中「キューポンッ!」)ありがとうございます!もうね、ありがとうございます(笑)今回も少し試飲をさせて頂こうと思います。かなり前回のものと色がだいぶ違いますからね。
(香り嗅ぎ中)でも前回のものよりも少し抑えめながら結構じわっとくる香りの強さみたいなのものはありますね。香ばしさというか。こちらさっそく頂いてみます。
(試飲中)おお~かなり濃厚!あっ!すごい!でもなんか飲みきった時のじわっとしたこの爽やかさってのがすごくクセになりそうな、蜂蜜らしいなんかスパイスというんですかね、スーッと抜けてくる気持ちよさみたいなのがありますし、ダークチョコだったりクランベリーとかのいわゆるちょっとビターめな、前回のものよりビターな印象があるかもしれません。わぁ!ちょっといいですね、僕は結構これ好きかも。全部好きかもって言ってますけど、より好きですねこれは。

ということで今回【ペンダーリン ポートウッド】ご紹介しておりますけども、そちらに合う曲をもうパッと決めました!これはこれだろうと。この香ばしさ、そして濃厚さ、そしてドライフルーツだったりとか様々な甘さが共存したそんな曲、今回選ばせて頂きました。まずはお聴き頂きたいなと思います。
私が選んだのはこの曲です。Khruangbin & Leon Bridgesで「Texas Sun」。

楽曲:Khruangbin & Leon Bridges「Texas Sun」

お聴き頂きましたKhruangbin、そしてLeon Bridgesのfeatで「Texas Sun」。まさに僕はまだテキサスに行ったことないですけども、テキサスとかにある作りの古いバーとかで嗜むわけですよね、こういうウイスキーとかを。そういうイメージから入っていって、この味とちょっと映像的な部分がリンクするっていうのが面白いなと思っていて、かなり曲の相性も良かったんじゃないかなと思います。皆さん楽しんで頂けたかなと思いますがどうだったでしょうか。

今回もキスナーの皆さんからのメッセージご紹介しようと思います。
Kissネームゆかさん『番組が4月からも継続でとてもとても嬉しいです。元町ウイスキーさんでTENDREさんのイベントなど何か企画してほしいです!シーズン2も楽しみにしています。』
私もとても嬉しく思っております。イベント?どうしましょうね?イベントたしかにないですね。一度六甲山蒸留所にお邪魔したり、ロケみたいなのはありましたけど。
なんかこうウイスキーが絡まった上でそこに音楽があってみたいなイベントがそろそろあってもいいんじゃないかなと僕も薄々は思ってはいたのでぜひスタッフのみなさん企画のほどよろしくお願い致します。なんか出来たらいいですね。

キスナーのみなさんからのメッセージまだまだたくさんお待ちしております。
キスナーの皆さんの思う「ウイスキーに合う1曲」をぜひメッセージで教えてください。メッセージを読まれた方には、私TENDREの直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KissFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります「Sound of Whisky」の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いてご応募ください。

5月21日、今日はBillboardでライブでしたけども、ちょうど明後日もライブですね。5月23日、服部緑地野外音楽堂「BOB ROCK FESTIVAL」という美容師の方々のためのフェスということでかなり面白いラインナップになってますのでぜひそちらでまた会えることを楽しみにしております。それではそれではTENDREでした。

【第61夜 ペンダーリン ディラン・トーマス】


ということで5月28日。気候的には春の中でも段々暑くなってきているそんな時期かなと思いますけども、この季節に食べたくなるものor飲みたくなるものだったりとかありますか?ということでこれを書いてくださったスタッフの方は「私はわらび餅」ということで、なるほど(笑)と思いながらですけど。
そうですね、でも段々暖かくなってきましたから、ちょっと冷たいものも食べていいかな。冬とかはやっぱり温かいそばとかうどん食べたいって思ってしまうんですけど、ざるそば食べたいなとか。先程他のスタッフの方もおっしゃってましたけど、冷やし中華はそろそろ始まってるのか…みたいな時期でもあるかもしれないので冷やし中華意外と最近食べてないかもとか、狙い目を色々付け始める。ちょっと梅雨とかはジメッとするのでさっぱりとしたものを食べたいかなというような気持ちになっているそんな夜中でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。この曲は、このラジオとかだとちょっとリズムが重ためだったりとかR&Bとかそういうのを中心に流してきたのかな。色んな音楽を流してるつもりなんですけど、僕がすごく好きでちょっとヨーロピアンなサウンドなんですけど、ダンスミュージックの中でも小気味いいそんなバンドがいまして今回ご紹介させて頂きたいなと思います。
ウイスキーと過ごす時間に、こんな曲はいかがでしょうか。Parcelsで「Somethinggreater」。

楽曲:Parcels「Somethinggreater」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、 そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私 TENDRE が選曲する、というコーナーなんですが、
今月は、「蒸留所しばり」ということで ウェールズの「ペンダーリン蒸留所」が、テーマとなっております。
いっぱい紹介してきましたね、ウェールズのことだったりとかペンダーリンだったりとか皆さん段々身近にはなってきたでしょうかね。今回もご紹介致します。

100 年もストップしていた「ウェールズでのウイスキー生産」を再開させた 「ペンダーリン蒸留所」。
2000 年の創業から発展しつづけ、2021年には海沿いの風光明媚な街『スランディドノ』に第2の蒸留所を建設。2022年にはウェールズ第2の都市である『スウォンジー』に新たな蒸留所を建設予定です。

ペンダーリン独自の「ファラデー式蒸留器」や 伝説のマスターブレンダー「ジム・スワン博士」の技術を活かした多彩な商品ラインナップは、ウェールズ唯一と言っても過言ではありません 。

今日は、「ペンダーリン蒸留所」しばりのラストということで いきなりペンダーリンからの商品の紹介にいっちゃいます。

その名も、【ペンダーリン ディラン・トーマス】

「ペンダーリン ディラン・トーマス」は ペンダーリン蒸溜所が展開する 「THE ICON OF WALES」 というカテゴリーです。

ウェールズ史上、重要な人物や実績、出来事、神話などをモチーフに作成された 限定商品です。現在、第8弾まで作られていて、この「ペンダーリン ディラン・トーマス」 は第3 弾として制作されました。
ディラン・トーマス、明らかに名前な感じはしますけど、誰なんでしょうね。皆さんは何者かご存知でしょうか。

ディラン・トーマスは、ウェールズの作家、詩人です。ディラン・トーマス氏の生誕100周年を祝うために、2014年にリリースされたのがこのウイスキーということです。

なんとあの「ボブ・ディラン」の「ディラン」はここからきているということだそうです。知らなかった!「ボブ・ディラン」は改名して、「ボブ・ディラン」という名前になっているみたいなんで、本名は全然違うんですね。
ロバート・アレン・ジマーマンという名前だそうで全然僕も知らなかったんですけど、そういう名前だそうです。それくらい影響を与えた詩人がこのディラン・トーマス氏だったようですね。

で、肝心のウイスキーはというと、バーボン樽熟成の原酒を、オロロソシェリー樽でフィニッシュしたウイスキーです。クリーミーなタフィーと、バニラの香りが漂う砂糖菓子や、新鮮な青リンゴ、茹でたベリー系果実の香りが感じられます。
オロロソシェリーと、繊細な白すぐりや、ハネデューメロンのような甘さが印象的です。
何度言ってもウイスキーの表現って難しい。ハネデューメロンってなんだ?とか色々新しい言葉がたくさんありますね。なんだそれ!みたいなことがありますけども、
そんな【ペンダーリン ディラン・トーマス】のおススメの飲み方は、 やはりストレート。 数滴、水を垂らすとフルーティ且つ甘い香りが広がります。

この数滴水を垂らすっていうのが今回ご紹介した今月のウイスキーの中で特徴的な飲み方だそうですね。パッケージがそれこそ何も知らないで見たら、ボブ・ディランなんじゃないかなという白黒の写真が印象的ですが、こちらはおそらくディラン・トーマス氏の顔写真が貼ってあります。さっそく頂いてみましょう。

(ボトル開け中「キューポンッ!」)ありがとうございます!ディラン・トーマス。
色の感じがまたちょっと前回かなり濃ゆい色のペンダーリンとは違って、2週目3週目の間くらいの色味に近いですかね。
(香り嗅ぎ中)えっ!なんでしょうね。匂いとしては鼻に入った時に親しみやすい甘さのような香りがしますけれども、たしかにフルーティーっていうんですかね。前回のレーズンに近いような甘さの香りがするような気がします。
(試飲中)おお、比較的飲みやすいんですけど、正当なバニラのような程よい甘さみたいなものが最初の印象としてあって、その後にさっき言った茹でたベリーとかりんごってたしかに表現として当てはまってますけども、お酒として明るいというよりかは親しみやすいながらスーッとこう真ん中くらいにストーンと入ってくれるような程よさを感じるような印象があります。なるほど、今回ご紹介しましたペンダーリンの中でもかなり一個一個キャラクターが全然違うのですごいおもしろいですね。

今回もこちらのディラン・トーマスに当てます曲を選んできましたけど、これはもはや一択なのではないかというところで選ばせて頂きました。
私が選んだのはこの曲です。ボブ・ディランで「Like a Rolling Stone」。

楽曲:ボブ・ディラン「Like a Rolling Stone」

お聴き頂きましたボブ・ディラン「Like a Rolling Stone」でした。
いやもう言わずもがなと言いますか、しみじみ聴くにもそうですけれども、やっぱり歌詞からしても色んなことを教えてくれるボブ・ディランなわけですから、ウイスキーを飲みながら言葉を噛みしめるという意味では一番適切なセレクトだったんじゃないかなと思います。
改めていかがだったでしょうか。

今回もキスナーの皆さんからのメッセージをご紹介しようと思います。
Kissネームララさん『太朗さん、スタッフの皆さんこんばんは。いつも素敵な時間をありがとうございます。』
ということでこのララさんは質問が3つくらいきておりまして、ありがとうございます。
その中で『太朗さんが最近凄く笑った出来事など』そして、『最近某魔法学校のアトラクションに行かれたようですが太朗さんはスピード系のアトラクションはスッと乗るタイプ?それともテンションあがるタイプ?』
そうなんですよ。4月に友人達とUSJに初めて行きまして、いやちょっと衝撃的でしたね。何の情報もなく行ったわけですけど、アトラクションのスピードというか強烈でしたね。全部スゲーみたいな。映像とか感動しっぱなしだったんですけど、スッと乗るタイプではあまりないんですよ。ないんですけど、でも意外と好奇心はある方なので、「もう乗ってみるか!」みたいなね。あの飛ぶ恐竜ってね日本語で書いてってそういうアトラクションがあったんですけど、逆さっていうか足宙づりのやつ乗った時とか「なんだこれ!」みたいな、相当なインパクトありましたけれども、すごく楽しませて頂きました。ぜひ皆さんもタイミングがある時に足を運んでみてはいかがかなというふうに思います。ララさん改めてメッセージありがとうございます。

キスナーのみなさんからのメッセージまだまだお待ちしております。
メッセージを読まれた方には、私TENDREの直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KissFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります「Sound of Whisky」の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いてご応募ください。

5月はたくさんライブをやってきました。服部緑地だったりもそうですし、ここからちょっと色んな情報がリリースされていくつもりでいますので、皆さんもTENDREの今後の情報を引き続き注視して頂けたらなというふうに思っております。かなりおもしろいNEWSもあったりするのでぜひそちらも合わせて楽しみにしていてください。
それではまたTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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