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【宇宙ニュース】30年ぶりの大型国産ロケット「H3」1号機、13日宇宙へ 打ち上げ費用の「低価格化」で世界に

【挨拶】

こんにちは。宇宙地球館です。

さて、本日も宇宙に関する投稿がさせていただきたいと思います。

本日はH3ロケット一号機宇宙へというニュースをお届けいたします。

日本の新たな大型基幹ロケット「H3」1号機が13日、

鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられる。

フルモデルチェンジした国産液体燃料ロケットの打ち上げは30年ぶり。

エンジン不具合による2度の打ち上げ延期など困難を乗り越え、

宇宙を駆ける。


H3は、安定的な打ち上げによる「高信頼性」、

打ち上げ費用の「低価格」、

利用者の注文に合わせ機体サイズやエンジンを変更する

「柔軟性」をコンセプトに掲げる。

運用中のH2Aと比べて推力は1.4倍。

打ち上げ費用は半額の約50億円を目指す。

2014年から宇宙航空研究開発機構(JAXA)と

三菱重工業が開発を手がける。

 国産の大型液体燃料ロケットの系譜は1994~99年に

打ち上げたH2にさかのぼる。

1機当たりの打ち上げ費用が約190億円と割高のため、

基本能力やサイズは大きく変えず、

輸入部品を使うなど低価格化を図ったのがH2Aだった。  

H2Aは2001年から今年1月の46号機までの成功率が97.82%。

世界的にも高い信頼性を誇る。

国際宇宙ステーション(ISS)へ補給機「HTV」(こうのとり)を

運ぶため打ち上げ能力を増強したH2Bも09~20年まで運用された。  

H2Aの打ち上げ費用は約100億円に抑えたものの、

それでも世界水準からは割高だった。

さらなる低価格化を目指してH3の開発が進められた。

現在開発中で23年度の打ち上げを目指す固体燃料ロケット

イプシロンS」との2本柱で、日本の宇宙開発を支える。

 H3の1号機は地球観測衛星「だいち3号」を載せ、

その後の機体ではISSや米国主導の月周回基地ゲートウエーに物資を

届ける新型補給機「HTV-X」を搭載予定。

国際貢献の役割も担い、

JAXAの岡田匡史プロジェクトマネジャー(60)は

「多くの人の期待に応えられるよう、まずは1号機を着実に成功させたい」

と話した。

ではまた次回の投稿でお会いしましょう。


宇宙から見たスノームーン

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