子どもに教える「南十字星の見つけ方！」
美しい南十字星（サザンクロス）
私たち北半球の人たちが南半球を訪れた時に見たい星座や星は何ですか？と質問すると、
ほとんどの人たちが「南十字星」（英語名：サザンクロス）と答えます。それくらい北半球の人たち、特に日本人には好かれている星座なんですね。
私も美しい南十字星が大好きです（笑）！
ですので出かける場所も、自然と南十字星が見える場所となっています。最たる場所はニューカレドニア、浜辺から見た南十字星は本当にきれいだった。その他、北半球ですが南十字星が見えるフィリピン・グアムなど。
ですから、南米チリへの赴任が決まった時にはラッキーでした。
チリでの休日は、お酒より好きな「サザンクロスタイム」、体にもサイフにも良く（笑）リフレッシュできる(*^-^*)！
それでは、皆さんが大好きな南十字星を簡単に紹介します。
下の写真の、青白い下のアクルックスと左のミモザが一等星、上の赤っぽいガクルックスが二等星、それから少し暗いが右の青白い星が三等星のイマイ、そして南十字星４ツのクロスの星の右下にある小さな四等星のオレンジ色のギナン。
この５個がみなみじゅうじ座の代表的な星。
小さな星座ですが、南の空で一番美しい星座と言われている。
左下の黒いところは、宇宙のチリやガスが集まった暗黒星雲というもので、後ろの星々を隠しているので黒く見える。この暗黒星雲はコールサック（石炭袋）と呼ばれている。
南十字星とニセ十字の見分け方！
北半球から来る観光客の皆さんは、ニセ十字やダイヤモンドクロスを南十字星と間違えて帰る人もいるそうです。
そうならないように、南十字星とニセ十字などとの見分け方をご紹介します。
下の写真の中に南十字星があります、どれか分かりますか？
ニセ十字もありますから気をつけてください！
この赤い〇が南十字星です。
星のたくさんある広い夜空の中から、南十字星を見つけるのは、慣れないと難しいです。
下の写真のように南十字星の左側に南十字星を指し示していると言う意味のポインターという明るい二つの一等星・ケンタウルス座のα星とβ星があるので、その先にある十字が南十字星です。
次のように考えると、もっと分かりやすく簡単に探せます。
下の写真のように、南十字星がヤッコダコで指し示しているケンタウルス座のα星とβ星がタコヒモとイメージすると直ぐに分かります。
これで間違うことはありませんが、参考までに近くにあるダイヤモンドクロスとニセ十字は下の写真の通りです。
はい、これだけ頭に入れておけば、絶対に間違うことはないでしょう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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