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田畑の大冒険【富山ソウルパワーアンステ復活企画編】#1
まず最初にアンステとは、
ANTI SOCIAL STUDENTの略称である。
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spaceboysの活動初期、バンド仲間が少ない中、
同年代、メロコア、3ピースということで仲良くなり、共にツアーも多く回って企画もしてきた。
本当に思い入れのあるバンドの一つだ。
スペボの初遠征も富山でのアンステ企画だった。
2011年に解散してしまったが、
富山に遊び行った時にはようへいが家に泊めてくれたり、たくみとなおやはTHE SALIVANSで対バンしたり、交流は続いてた。
自分の中では親友と呼べる存在だったし、
アンステの曲にもあるが1985年世代は自分にとって今でも本当に特別な仲間だ。
spaceboysが今年、11/16のワンマンで活動休止になり、
(これについては別途また語りたい)
仲間のライブを見に行く機会も何回かあったが、
地元富山でアンステの復活ライブがあるとのことで、とても気になっていた。
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しかもスペボとアンステを当初から見てくれているRIDDLEが出るということ、
復活後の富山ソウルパワーにまだ行けておらず、
としおさん含め富山のみんなに会いに行きたかったこと、
いろんなことが重なってどうしても行きたい気持ちを抑えられなくなった。
ただ!1人で移動していくのはつまんないし、
どうしたらいいか悩んでいた。
そこで先輩に頼るしかないと思い、
RIDDLEたかひろさんにすぐに連絡をした。
「富山までご一緒させてもらうのは難しいでしょうか!?できることなんでもします」
とLINEを送ったところ、
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とありがたいお言葉をいただいたが、
すまん!と連絡が入り、久々のみんなでの遠征の夢は儚く散った、かと思われた。
が、ライブ前日に、
「松戸に23時に来れるか?」
と連絡があり、
松戸のスタジオ、ダグアウトに行くことになった。
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スタジオが終わり、メンバーが出てきて、
今回は無理言ってすいません、よろしくお願いしますと挨拶をしたところ、
本来返すはずだった車をお前のために一日延長して乗せてやるから!とのこと!
全身全霊で感謝の意をお伝えして、
たかひろさん、しゅんさん、あっくん、
みやくん、PAのきょうへいさん
との旅が始まった。
まず一行は平野家のご両親が現在お住まいの家に向かうことになっていて、
3時間ほどの道中ではしゅんさんとお話をしながら移動した。
まずはワンマンに遊びきていただいたことの感謝や、過去のRIDDLEの出来事や、楽曲提供についてなど、いろいろお話しが聞けた。
RIDDLEを自分は本当にリスペクトしていて、
メンバーチェンジ、楽器のチェンジなどがあっても、ずっとその編成ごとで最高の音源をつくっていて、ライブをしていて、今もなお現役で、本当にかっこいいバンドだ。
それでいて対バンのライブもしっかり見てくれていて、スペボと一緒の時も、
もうちょっとギター練習しような!とか、この曲はこのリズムが合ってるんじゃない?
とか、対バンのたびにアドバイスも多くもらった。
ツアーで北浦和キャラに行った時は、スーファミを一緒にやって、打ち上げ後百歩ラーメンいって、楽屋に止めさせてもらって一緒に寝たり、
地元が違えど、埼玉の兄貴、そんな気持ちでいた。本当に大好きな兄貴たちなのだ。
そんな先輩がスペボの活休ワンマンにきてくれて、
ライブで飛んでるとこを見て、
自然とライブ中目頭が熱くなって、
泣きながら必死に歌っていたのを記憶している。
また、そんな兄貴達と活動休止後、同じ車で一緒に移動できるのが本当に嬉しかった。
#2へ続く