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気球に乗って
「気球に乗ってゆらゆらとどこか遠くへ」
そんなことを思い描いた幼少時代。
そんな子どもの頃の妄想は実現することなく大きくなってしまうものです。
しかし思いがけずに機会というものは訪れるもので、ひょんなことから、今年の6月にラグーナテンボスで気球のイベントの開催が決定し、忘れてしまっていた幼少期の願いと巡り合わせました。
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なかなか巡り合わせられなかった景色との出会いの瞬間はやはり特別なもので、遠くに見える気球に高揚感を抱きながら撮った一枚。
ロマンスとともに膨んだ気球は多くの人を惹きつけ、開演前のテーマパークに賑わいをつくりました。
2月に蒲郡を離れ、東京に戻っていたのですが
気球を囲んでみなさんとお会いできたこと、それが何より嬉しかった。
たとえ私がよそ者であったとしても「そのひとときは同じ時間を過ごせたこと」これが私にとってはとても嬉しいのです。
どこか人のぬくもりを感じる気球は、忘れかけていた子どもの頃のロマンや人の温かさを思い出させてくれます。気球はせわしない世の中からどこかに連れ出してくれる乗り物なのかもしれません。
今年のコナンの映画『100万ドルの五稜星』でも気球が描かれており、パリオリンピック2024の聖火台でも気球が使われるなど、今年はさまざまなところで気球が登場しました。
今世界に必要なのは『気球』なのかもしれません。
映画「プーと大人になった僕」の場面で興味深い場面があります。
「(風船は)必要ないだろう」(なんの意味があるんだ)とプーに問い詰めるクリストファーロビンに対して「風船は持ってるだけで幸せになれるよ」と答えるプー。
あぁそうか「意味なんてなくていい。」これが必要なのかも。
そんなことを考えている時点で僕はクリストファー・ロビンなのです。
みなさんも子どもの頃の心を思い出して
気球に搭乗してみてはいかがでしょうか。
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