関ヶ原で 『うらぎりサイダー』を味わいながら
6月に関ヶ原に行ってきました。
関ヶ原といえば天下分け目の戦いと言われ、石田三成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が戦った有名な戦いです。世界三大古戦場の一つです。
関ヶ原の戦いは17万の軍勢が集まった日本の合戦史上で最大規模とされていますが、東軍が6時間ほどで勝利し天下統一を成し遂げました。
関ヶ原の戦いは非常に興味深い戦いで兵力というストックをどちらに動かすかの勝負なわけです。
結果的に短期決戦になったわけですが、それだけ短い間に心と戦況が激しく揺れ動いた戦いであったということです。当時の光景を上から見ていたら(小早川陣営から見ていたら)凄まじい戦いだったんだろうなぁと思ってました。
最終的に小早川軍の判断で東軍の勝利が決定的なものになったわけですが、裏切った小早川秀秋はどんなことを考えていたのだろうと思いながら、うらぎりサイダーを飲みながら考えていました。
飲んでみると分かりますが まずびっくりします。
後味はサッパリとした味わいでスッキリ感があります。
小早川の大将もこの裏切りサイダーのようにどこか虚しさや空疎感が漂うようなサッパリした気持ちだったのではないかなぁとか思っていました。
こんな大きな戦に自分の裏切りありきで勝利したわけですから、「あぁ、やってしまった」というような罪悪感とスッキリ感が混じったような背徳感を感じていたのではないかなぁとか思っていました。
なんだか最近の政治も「誰と組むか」「どこを味方につけるか」ということがあったかと思えば、県議会を追いやられた知事が市民から支持を集めていたりと、全体の傾向として戦国時代のようだなぁと感じておりました。
上記の件についての個人的な意見は差し控えますが、客観的に言えることとして、考え方が多様化するなかで時代が大きく動いていると感じております。揺れ動く時代の中で今を良くすることはもちろんですが、豊かさの前借りをして将来を厳かにすることも同時に避けたいものです。だからこそバランスが大事だと感じる次第です。