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『サスティナブルなループサービス』

今日は「これはすごい!」と思ったサービスを紹介します。

それは…「ループ」というサービスです!

「ループ」で検索


すると…

最上位に「LUUP」

次に「L o o o p」

「Loop Jp」

というサービスがヒットします!


「LUUP」はお馴染みの電動キックボードのシェアサービスですよね!
余談ですが、このサービスもとても興味深いサービスでして、「歩くには遠く、車や公共機関のような移動手段を使うのは面倒」という「ラストワンマイル」の距離での移動に注目したサービスです。移動手段もますます多様化してますね!

本日、紹介したいのは

「Loop Jp」というサービスです。


このサービスは、私がある大きな素材メーカーで事業に携わっていた際に「競合調査」で見つけたサービスなのですが、内心「このサービスには敵わない」と思ったサービスです。

もちろん事業モデル単体でも素晴らしいのですが、このサービスの素晴らしいところは、「事業モデルと組み合わせることができそう」なサービスで「発展性」が見込めるというところです。

内容としては、

1.再生可能な専用の「ステンレス製の容器」で「商品の内容物」を包装し販売。

2.販売価格に「商品の内容物」+「ステンレス製の容器」を合わせた、割高な価格設定で提供する。

3.ステンレス製の容器の「内容物」を使用する。

4.その後、ステンレス製の容器を購入した場所に設置された返却Boxに返却しにいく。

5.返却時に「割高分の金額」をLoopのポイントにて返金されるという流れです。

今までの概念は物販で物を提供する際「内容物」だけの提供は不可能だと思われており「内容物」+「包装物」での提供で考えられてきました。

しかしこのサービスは「内容物だけの提供」を可能にしてくれるのです。減っているのは内容物だけで、そもそもゴミが発生しないのですから、これ以上のことはありません。

ただ、まだまだ課題はあります。生活者にとって負担が大きい点です。

「なるべく生活者に便益をもたらすのが善だ」という時代から、変わりつつありますが、世の中には多様な価値観があります。おそらくループのサービスだけでは世の中をカバーしきれません。他のサスティナブルなシステムも必要だと思います。

「心理的ハードル」「金銭的ハードル」「身体的ハードル」を下げていくことで一定数受け入れやすくなるのではないかと思います。

またループの事業は「既存のループの事業モデル」の枠の中で物事を考えるのではなく、事業モデルを組み合わせることで、飛躍的に進化を遂げるのではないかと個人的に思っております。

そんな願いも込め執筆させて頂きました。

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