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信越2024 ボラにっき
信越五岳トレイルランニングレースの
ボランティアをしてきました。
昨年自分がお世話になったことや
多くの仲間が100mile/110kmに
エントリーできたと聞いたことで
これは今回ボラしにいったら
めっちゃ楽しいのではと思い、エントリー。
ここ数年はお礼もかねて、年に2回くらいは
ボランティアをしようと思って
いくつかの大会にボラで
参加させてもらってましたが
信越は初めてです。
ボランティアが抽選なんて
さすが信越、人気だなぁ。
抽選結果は比叡山の応援のため
スタート待ちしてる時に受信。
パイプ椅子から飛び上がりました。
ヒャッホウ‼︎╰(*´︶`*)╯
ボランティア活動は
色々あってとても大変でしたが
参加できて本当によかった!と
非常に満足して帰宅しました。
同じくボラをされてたyuzoさんが
活動を詳しくシェアされてるので
違う場所で活動していた自分も
記録として残しておこうと思います。
説明会後の動きが全然違いますね。
yuzoさんのnoteはこちら
家から信越に向かう
遅れず間違えずに乗って降りさえすれば
寝てる間に連れてってくれるので
公共交通機関+大会バスの利用です。
予約する大会バスは選手と同じものです。
公共交通機関の方は
3連休だから指定席を取りました。
指定席は満席。
通路にも立ってる乗客多数なので
おそらく自由席も満席。
うとうとしながら飯山駅へ。
飯山駅からは予約していた大会バスで
受付会場へ連れてってもらいます。
110km選手やボラ当選仲間とも
会えたので一緒に乗車しました。
受付〜ボランティア説明会
自分は100mile/110kmとも
斑尾エリアの林道での誘導班でした。
事前に送られてくる資料があるので
きちんと読み込みます。内容を読んで
・序盤部隊なので活動開始は早め
・100mileも110kmもトップから
スイーパーが来るまでの間隔は短め
・100mile誘導後は宿泊先に戻って
仮眠時間が多少ある
という理解だったので
説明会後は個人行動の時間が
あまりなさそうです。
説明会後すぐに活動開始できるように
受付後はすぐに宿へ移動して
チェックインを済ませ
家から荷物詰め込んだ状態で持ってきていた
行動用ザックを持ってハイジに戻りました。
※ザックは40L推奨ですが
この配置場所および天候では持っている
最大容量の20Lでなんとか間に合いました。
保冷バッグあるとあらかじめ配布される
お弁当を冷やしておけます。これは
ペアの方が持っていてお世話になりました。
活動スケジュールから見て、
寝袋はおそらく不要だろうと思い
持っていっていません。
(というかそもそも持ってないので
とても助かる配置でした)
説明会の開始時間ギリギリになるかなぁ
と思ってたけど十分間に合いました。
慌しいながらも結構な人数には
声かけたり挨拶できたりしたので
ますます高まります☺️⤴︎⤴︎
ボラ応募のきっかけになったメンツたちも
緊張とちょびっと不安が入り混じりつつ、
でもワクワクした顔をしていました。
そうそう、資料の持ち物には書いてなくても
ペンは持ってる方がいいと思います。
これは信越に限らず、ボラに限らず。
活動開始〜100mile選手誘導
説明会後、班長の元へ班員が集まって挨拶。
見事にみんな別々のところからの参加でした。
車で来られてる方がほとんどで、
みんな渋滞にハマったと言うてました。
車移動予定されてる方は
出発時間にはお気をつけて!安全運転!
打合せ後は、配置場所への移動までに
時間が多少あるということで
未チェックインの方はこのタイミングで
宿泊場所にいくことができてました。
(班単位での相部屋のようです)
誘導ポイントまでは大会車両で送ってもらい
コーンや重し、バーなど準備するわけですが
その装備品運搬が割と大変です。
色々と行き違いなどがあり
予定人数より少ない人員で
えっさほいさと車に運び込みます。
これで一気にお腹空いた…
この日の夕飯お弁当は、ボランティアが
ウェルカムパーティに参加できないお詫び、
として豪華な内容をご用意くださいました。
美味しい😋
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(なんで蓋のまま撮った)
装備品設置後、100mile選手が来るまでの間に
この豪華お弁当をお腹におさめ
やる気、元気、ばっちりーです。
それでもまだ時間があるので、ペアと
どんな感じで選手が来るか?
選手から反射コーンなどはどう見えるか?と
シミュレーションしたり
我々の誘導がきちんと見えるか
お互いに立ち位置チェックしたり
おしゃべりしたりしながら待機していました。
そうこうしてるうちに向こうから
キラッと光るライトが!ゾクゾクする!
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
トップ通過後は続々と選手が通過していき
休む間はほとんどなく
ひたすら誘導棒をぶん回して
声がけしていきます。
ライトが正面に来てなかなか顔の判別が
つけられなかったけど
見えたお顔の名前は呼べたかな…
逆にこちらを見つけてくれたりもして
ありがとうございます😊
何かしらの反応してくれる選手が
非常に多く、とても嬉しい☺️
こちらもテンションあがるぅ⤴︎⤴︎⤴︎
ここでの反省点はやっぱペンライト系を
持ってくるべきだった、でした。
途中で電池が切れてしもた誘導棒と
持ってる限りのハンドライト、
パキッと折って光る棒の3種を
ぶんぶん振り回してましたが
ペンライトとか電飾みたいな応援グッズを
用意できればもっとよかったかな、なんて。
光る棒は持っていってよかった〜なやつ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155182268/picture_pc_955e732c4e2d99a3e167e11e15d7f0dd.jpg?width=1200)
光る棒、ハンドライトmini、
お腹には点滅ライト
待機〜仮眠
1時間もかからずにスイーパー'sが通過。
装備品は明日の110kmでも使用するので
そのまま設置しておきます。
このポイント、わりと活動時間短いのでは?
なんて思ったら、待機時間が長かった笑
ヘッデン消して星空の下、ペアと
おしゃべりしながらお迎えを待つ。
暑かったけど、少しずつ
ひんやりしてきてました。
でも選手はどうかな、まだ暑いかな。
座る間なんてなさそうと思ってたけど
待機時間が長いので序盤部隊でも
簡易イスがあるとよいと思います。
自分は地面に体操座りしてました🤪
1時間近く待機して、お迎え登場。
そこから宿に戻りお風呂の時間に
ギリギリ間に合って仮眠です。
寝たかどうかわからんくらいの3時起床。
この時点ではまだ雨は大丈夫でした。
活動再開〜110km選手誘導
110km選手が朝ごはん食べにきてる横で
打ち合わせと準備。ここで我々も
支給された3食の中から朝ごはん🍙
スタートは見送れないけど、
その先で待っとるで!
誘導は夜間は安全のために2人組、
昼間は1人、が基本のようですが
自分のポイントは少し離れたところの
2箇所に人が立つので昼間もペアで活動です。
ポイントへ移動し、改めて立ち位置などを
チェック。暑くなりそうだね、
しばらくはお天気もちそうだね、
なんてお話をしながら待機。
しばらくはまだぼんやりした明るさだったけど
いよいよはっきり明るくなってきた頃に
110kmトップ選手登場!
100mile選手通過時は真っ暗なので
表情もあまりわからんかったけど
110km選手はお顔もBIBも
はっきりわかります。
(そしてもう結構な暑さを感じる)
100mileの選手たちと同じく
こちらの声がけに対して
ありがとう、いってきます、はーい!など
結構な人が反応してくれるうえに
知り合いかなってくらい目を合わせてくれたり
にこっと返してくれたりするので
こちらこそありがとうー!☺️
と返事するなどして誘導棒をぶん回しました。
自分もこうやって誰かに
誘導してもらってたんやなぁ。
挨拶はしてたつもりやけど
これからは自分もちゃんと
顔見て言おうと思いました。
知った顔たちも元気そうに通過!
1時間ほどしてスイーパー'sがやってきて
我々のポイントでの誘導は完了しました。
さ、ここからが長そう。
いや、絶対長いな(予想)。
撤収作業と待機
110kmスイーパー's通過後は
まずポイントの装備品撤収です。
無線から蜂だ熊だというワードが出てきて
マジかマジかと慄きながら、
備品を一箇所にまとめ、
次の撤収作業に移行します。
説明資料に従い、
我々のいるポイントからひとつ前の
ポイントに向かいながら
道中の矢印表示板の杭を抜き、
落ちてるゴミを拾う撤収作業、約3km。
滑り止め付き軍手があるとよいです。
またGPX入れとくと移動時に現在地などが
把握しやすいです。
我々のポイントにおけるスマホの電波は
非常に弱めでした。
逆走しているので矢印表示板の
見落としなどがあります。
我々は1つ見落としました。
(あとで気づいて回収)
そろそろポイントかなってところまで
きたものの、1つ前のポイントを示す杭が
既に抜かれ、備品も運ばれた後のようで
場所がわからん…地図や設営説明を見ると
もう少し先のようなので
さらにその先まで進みました。
そしたら今度は進みすぎたようで
流石におかしい、となって引き返し。
該当ポイントに近いと思われる場所&
車が入って来れそうなところで
集めてきた物をまとめ、班長に連絡すると
長くなると思うが待機くださいとのこと。
ラジャ‼︎🫡
待機(予想通り)お弁当もぐもぐ
待機(予想通り…)おやつもぐもぐ
別メンバーから班長が緊急で
物品運搬しに行ったから
もうちょいかかりそうと連絡が入る。
班長も大変だ…
OK、OK、待機(眠くなってきたな…)
一般の方の軽トラを迎えと勘違いしたり、
鳥の謎の行動を眺めたりして◯時間。
ついにお迎えが。
バンが見えた時は思わず
両手ブンブンふりました。
救助キタ───O(;ω;)O────ウワァーー
みたいな感じだった、とは後ろにいたペア談。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155185071/picture_pc_d41eccbe8545572e531d8273534c407f.jpg?width=1200)
マサルさんのチャームポイント(肩のアレ)に見えてくる
そしてそこからは置いてきた備品の回収、
他の班員お迎えに向かうわけですが、
その細い砂利林道で若干の車酔い🤮
三半規管弱いもんで。繊細なんですよぉ。
片付け〜班解散
車酔いは続き、山の家での片付け時には
打ち上げられたクラゲのように
でろんとしておりました…みんなごめん…🪼
我々より先に山の家に戻っていたメンバーが
ほとんど片付けを進めてくれていたとはいえ
でろんとしてるうちに備品の片付けが終わり、班は解散。(すみませんでした)
この後はフリーです。応援・ゴールへ行く、
渋滞回避のため早めに帰る、
ゆっくりする、など皆それぞれ。
宿泊先に戻る時に雨が降り始めました。
まさかこの雨が…。
再び仮眠し、夜の戸隠エイドへ
夜の戸隠、RWSさんが取り仕切るエイドに
エクストラお手伝いをしに行こう!と
誘っていただいたので、お風呂に入って仮眠。
時々トレイルサーチをチェックして
息をのんだり、その向こう側にある状況を
想像して勝手に涙ぐんだりしながら
起きたり寝たりを繰り返しました。
この間もずっと雨。
19時半出発の時には斑尾エリアは
止んだか小雨かくらいだったけど
戸隠に近づくにつれ、また雨。
戸隠エイドには雨の中、
21時ちょい前に到着しました。
駐車場誘導もボランティア。
同志よ、雨の中マジでお疲れ様です。
エイドの対応自体は他のエイドで
既に活動してきてる慣れたメンバーがいるので
補助的に我々が何かできることは、と
RWSスタッフサチコさんと話していると…
「安全上、ここがゴールになります」
というアナウンス。えええ⁈
一気に雰囲気が変わり、てんやわんや。
雨はというとようやく小康状態に。
戸隠を出た選手も戻ってくるとのことで
2か所にわかれてチップ回収をしました。
なんでルートじゃない方からも
選手が戻ってくるんやろ?と思ってたけど
地図見て納得しました。
瑪瑙山越えて飯綱林道に向かうポイント②は
戸隠までめちゃ近いのです。なるほど。
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2023年も大雨と雷がものすごかったけれど
一時的で、あとは晴れたから大丈夫でした。
大会が開催できることはもちろん、
決めた距離をその通りに走れるって
ほんと幸運なことなんだと思いました。
昨年自分がしてもらったように
いってらっしゃい!って見送りたくて
戸隠へ来たけれど、まさか
お疲れ様でした、と
計測チップをもぐことになるとは…。
こちらに何人戻ってくるかわからないので
しばらくは待機。
回収したチップを数えると約20名分でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155223346/picture_pc_828df091857740be57e8397e139333c0.jpg?width=1200)
これ以上はもう戻ってこないのでは?
というくらい待ってから
報告と次の指示を仰ぎにエイドへ戻りました。
この間、(エイドのエリア的に)奥の端っこで
テントがある方向にずっと背を向けていたので
わからなかったけど結構な人数の選手が
戸隠に入ってきてたようです。
順次バスで移動を始めていました。
バスは一旦フィニッシュ地点へと向かいます。
いつの間にか0時も過ぎてて関門は閉鎖。
撤収作業が始まりました。
雨でダンボールや紙類が溶けている😱
机を運び椅子を洗い、
備品を綺麗にしてまとめ、片付けて…
出走してたら、通過した後のエイドが
どうなってるかなんて考えられないけど、
こうやってたくさんの人のおかげで設営され、
元に戻してもらい、また次も使わせて
もらえるようにしてもらってるんだな。
してもらってることばかりだなぁ。
エクストラのお手伝いのつもりだったけど
リアルに人手が必要な状況になり
多少なりともお役に立てたかなと思います。
2時撤収終了・解散
3時宿泊先到着
お風呂6時までの営業ありがとうございます!
軽く寝ます。起きれるか自信はありません。
雨とヨゴレ対策としてレインの上に
100均のカッパ&レインパンツを重ねました。
半袖の上にレインだと、選手待ち中に
途中から冷えてきたのでレインの下に
エマージェンシーシートを巻いて
カイロを追加しています。
雨は21時以降、強くはなかったので
これくらいで済みました。
最終日の帰り方
お腹空いて無事に起きました。
朝食時間よりも前w
同室の方と、大変だったけど
参加できてよかったよねーと
この2日を振り返りながら朝ごはん。
信越の人気の秘密に迫れた気がします。
来年の信越か、それよりも前か
きっとどこかでまたお会いできるでしょう。
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チェックアウト後、公共交通機関利用の自分は
まずは大会バスで表彰式会場へ向かいます。
ボランティアも任意で表彰式に参加できます。
会場では、ボラ応募のきっかけになった
仲間の何人かとも会うことができました。
自分のDNFも思い出しちょっとうるうる。
みんなそれぞれの挑戦、お疲れ様でした。
表彰式会場からは長野駅まで
大会バスで移動します。
ちょっと早くに出発してくださったおかげで
予定より1本早めることができました。
おやきは駅の売店で購入・レンチンして
ぬくぬくを握りしめて乗車します。
ぬくぬくおやきを食べながら、
楽しかったことやできごと、
思ったことをまとめよ…うかな…💤💤💤
ほとんど寝て移動しました。おつかれ。
来年に向けて
ボラが当たった時、
「ボラやりますんで来年どっちか出ます!」
って話をした方に
「110km完走したなら次は100mile一択でしょ?」
って言われて言葉を詰まらせました。
確かに…うぐぐ。
今回のみんなを見てると自分には
足りないことだらけだと思いましたが
やれることがたくさんあるということ。
前向きに準備していこう٩( ᐛ )و
また、自分が大会に出れるってことは
たくさんの人のおかげなんだってことを
改めてありがたく思いました。
これまでにも感謝🥲
これからも可能な限りいろんな大会に
定期的にボラ参加して、
様々なことを学び取りたいですね。
とてもまじめだな(自分で言う)。
ではまた🍛