服を手作りするようになったきっかけ
はじめまして。Rumiです。
50年代〜60年代のレトロファッションから
インスパイアされた洋服を手作りして、
コーディネートすることが大好きです。
今日は自己紹介がてら、
わたしが洋服を手作りするようになった
きっかけの3冊の本をご紹介します。
本格的に洋裁を始めたのは、
2020年です。
コロナ禍により自宅で過ごすことが
推奨されていた時期ですね。
ちょうどそれまでの派遣の仕事が
終了になったことも重なり、
自宅で過ごす時間が格段に増え、
お料理やカルトナージュなど、
「手を動かして作ること」に目覚めた
わたしの目に留まった1冊の本。
”ワードローブ100%手作り服”
このワードが最高にキラキラと輝いて見え、
無性にワクワクしたのをよく憶えています。
実は、わたしは昔から洋服が大好きで、
高校生の頃は、
母や祖母が若い頃に着ていた
70年代の古着を漁ったり、
Tシャツやスカートを
リメイクしたりしていました。
ただ、家にあった古いミシンは
すぐ糸が絡まったりして
扱いづらかったせいか
熱はいつの間にか冷めてしまいましたが。
その後も度々思い出したように
洋服づくりにチャレンジするのですが、
続かず挫折を繰り返しました。
続かないのは、
市販の洋裁本の類いには
そもそもわたし好みの洋服がなかったことも
大きな理由のひとつでもありました。
だから「もっとこうしたい!」
「もっとこういうのがいい!」
を叶えてあげられるほどの知識や技量を
身につけるため
パターン作りから学んでみようと思い立ち、
通信教育を受けたこともあったのですが、
ややこしくてこちらもあっけなく挫折。
”洋服は好きだけど、
わたしは作るのは向いていない・・・”
そう思っていました。
でも”家庭科3だった”、”シロウト洋裁”、
など、著者の飾り気のない素直な言葉が
「わたしにもできるかも・・?」
という気持ちにさせてくれて、
凝り固まっていた
わたしの洋裁に対する固定観念を
崩してくれたのだと思います。
そして追い風が吹くように2冊目の本が目の前に現れました。
手芸屋さんで出会ったこの本、
表紙のワンピースに一目惚れ。
著者のmoiponさんと同じく、
わたしも50年代や60年代の
フランス映画の女優さんたちが着ているような
レトロな洋服が大好きだったので、
これまでの洋裁本とは一線を画すデザインに
とても嬉しくなりました。
そして、「わたしも作ってみたい!!」
という情熱が沸々と湧いてきたのでした。
そして3冊目。
moiponさんのように、
こんな可愛い洋服を
自分でデザインできたら
すごく楽しいだろうな…
そんな素人のわがままな要求に応えてくれた
「誌上・パターン塾」。
今では全シリーズ
・トップス編
・パンツ編
・コート・ジャケット編
・スカート編
・ワンピース編
持っています。
これがなくてはわたしの服づくりは
はじまりません。
「原型」のパターンが付録としてついていて、
そこからどのように様々なデザインを
派生させていけばいいのかが
本の中で解説されているので
ある程度自分の好きなデザインのパターンを
自由に作ることができるのです。
これら3冊の本に背中を押され、
洋服づくりをまたはじめてみることにしました。
2020年の夏の終わり頃のことです。
丸襟にレモンの刺繍の入った
ノースリーブのシャツをデザインし、
3冊目の本についていた「原型」のパターンから
パターンを作って縫製してみました。
出来上がったシャツは、
とても人に見せられる
出来栄えではなかったけれど、
嬉しくて嬉しくて、
それを着て鏡の前に立った
わたしの姿は最高に輝いて見えて、
自分でも驚いてしまいました。
本当にずっとわたしは洋服を作りたかったんだね、
自分でデザインしたかったんだね、
と気がつき、
涙が溢れました。
それからはすっかり夢中になり、
時間があればミシンに向かう日々が
続きました。
昨年は別件に時間を取られて
洋服づくりから遠のいていたのですが、
今年の4月、再開することができ、
一緒にnoteも始めてみることにしました。
洋服作りの記録として、
その時その時に感じことを自由に
書いていきたいなと思っています。
よろしくお願いします。
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