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季節外れの桜
マロンです。
実家にちょっと帰省しています。
親父がひとりで住んでいるので、月に一回くらい帰って親父といっしょにご飯をたべ、家をひととおり掃除しています。
親父と一緒にご飯を食べると言っても、二人とも口数が少ないので、とくに何を話すわけでもなく、静かに時間をともに過ごしている感じです。
親父ももうすぐ米寿になりますが、比較的元気でいてくれるので、ありがたく思っています。
実家には、一年中花を咲かせている山桜の老木があります。
すでに冬囲いをすませた周りの木に囲まれて、冷たい雨の中でも花を咲かせている姿には違和感がありますよね。
マロンが子供のころは春にしか咲かなかったと思いますが、気が付いた時には秋にちらちらと咲くようになり、今では一年中花をつけています。
老木になり、花を咲かせるだけでも大変だとおもいますが、年中咲かせるためにどんな力がこの木にはたらいているのか、不思議に思っています。
メロンに話したら、花咲か爺さんの家だねって、うきうきすることを言ってくれました。親父は花咲か爺さんだよね~。
今日の一言
21. どんな出来事も受け入れる
親父もだいぶ年となりましたが、両親の兄弟姉妹もみんな年を重ねて身体の故障をいつも話すようになりました。それでもそれを受け止めて、お互い励ましあいながら暮らしているように思います。
兄弟姉妹の中で一番若いおじさんが、今がんの治療中なのですが、これまでの登山と写真の趣味を生かし、自費出版で本を作りました。
その中で自分の気持ちを書いているのですが、この癌を受け入れることができてから、また生きる力が湧いてきて、この本を作ったり、また山に登るようになったと書いていました。
人生は、何があるかはわからない。いまを生きていくには、今の状況を受け入れ、今できることをやっていく。
そしてできれば、それを楽しんでいければいいなって思いました。
いまこうして元気に過ごせていることにも、感謝です。