ノノガ(No No Girls)にハマってます
日プ女子を観て以来、オーディション番組を観るのが趣味の一つになっているんですが、今ハマっているのは「No No Girls」(ノノガ)です。
ちゃんみなが主催しているガールズオーディションで、日プ女子からは高畠百加ちゃん(MOMOKA)、中野心結ちゃん(KOKONA)、古橋沙也加ちゃん(SAYAKA)が出演しています。
毎週、YouTubeに加えてHuluで完全版を配信していて、今は(最終審査の1つ手前と思われる)5次審査の練習風景までの配信が終わったところです。
これまでいくつか、オーディション番組を観てきましたが、個人的にノノガが一番観ていて面白いし、不快感がないなと感じています。
ここからは、ノノガの好きなところを紹介していきたいと思います。
悪編や分量格差が少ない
これまで観たオーディション番組では、パフォーマンスでのミスが審査員のしかめっ面と共に何度もリプレイされていたり、練習風景が明確な悪意を持って編集されたりしていて、観ていて不快になる演出がありました。
さらに、結果として特定の参加者にヘイトが集まって、誹謗中傷につながったりと、練習生の心身にも大きな影響が出ていたと思います。
また、分量(映像に写っている時間)が多い少ないでも、ファンの間で揉めることが少なくなく、過度に分量が少ない練習生のことをこちらがほとんど知ることのできないまま脱落してしまっているケースもよくありました。
ノノガは、その点で比較的フラットな編集がされており、それぞれの練習生の頑張りや良さが伝わりやすい構成になっているように感じます。
また、分量も完全に平等とは言えませんが、ほとんどの練習生がこれまでに1回はフィーチャーされている状態なので、観ているこちら側も人柄やバックグラウンドなどを把握しやすいです。
クリエイティブ重視の審査が新鮮
大体のオーディション番組では、部分的な振り付け・歌詞の創作や編曲などはありますが、基本的には与えられた課題の完成度を高めることに重きが置かれているように思います。
ノノガでも、3次審査までは課題曲通りのパフォーマンスが中心でしたが、4次審査からは、メロディー・歌詞から振り入れまで参加者が自分たちで考えてやる場面が多くなりました。
ほぼゼロから1曲を作り上げる過程を観られるのはすごく面白いし、歌詞からそれぞれの個性が垣間見えたり、いわゆるチームワークという観点でも、課題曲をやるのとでは全然違う役割分担をしているので、すごく新鮮です。
何より、練習生たちが色々苦悩はありながらも、自分たちで作った曲を披露するのが楽しくてたまらないという様子で、観ている側も嬉しい気持ちになります。
主催者・トレーナーの人柄
オーディション番組はやはり視聴者を惹きつけなければいけないので、過激な演出が取られることもあります。
その一環として、トレーナーが罵倒→練習生が号泣→乗り越えて本番で感動のステージを披露みたいな図式はよく見られるのですが、指導を超えて人格否定になっているケースが少なくなく、観ていてあまり気持ちのいいものではありませんでした。
ノノガでも課題に関する厳しい指摘は当然あるものの、あくまで指導の範囲にとどまったもので、指摘を受けて泣き出すような練習生もほとんどいません。
なぜそれを指摘するのかも明確に言語化されているし、練習生のことをよく考えていることが伝わってきます。
そして、私が何よりも感動するのが、通過者発表の場面での、ちゃんみなから脱落者1人1人への言葉です。
脱落者がすぐ受け入れるには厳しい言葉もあると思いますが、一言一言に、これまでちゃんみなが経験したこと、悩みながらも乗り越えてきたこと全てが詰まっているように感じられて、自分がちゃんみなと同じ年齢になった時に同じ深さの言葉を発せられるだろうかといつも考えてしまいます。
特に、4次審査での
といった講評には、一般人の私にも思い当たる部分があり、思わず涙を流してしまいました。
これだけ素晴らしい主催者のもとで、切磋琢磨している練習生から生まれるガールズグループはきっと素晴らしいものになると確信しています。
1月にKアリーナ横浜で行われる最終審査にも行けることになったので、新たなガールズグループの誕生を見届けられるのが今からとても楽しみです。
この記事を見た方の中から、ノノガに興味を持ってくださる方が1人でも増えるといいなと思っています。