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【撮影】即興ふたり芝居#with OSHOW 第三回「マスターピース」
インプロ(即興芝居)をやりたいと思った出演者が忍翔に「一緒にショーをしましょう!」とお誘いする企画。
第一回はShall We Impro?に憧れてオファーした
「キノミキ」🌱
第二回は忍翔と初めて出会い、インプロにハマった筆者(私)が2度目の共演「Reunion 再会」🍂
そして今回はインプロ歴5年の人が師匠に贈る
「マスターピース」⚒
マスターピースとは・・・
見習い職人が一人前になったか師匠に見てもらうための試作品。
写真と共に振り返っていきます。今回もステキな物語が生まれました。
世界が少しでも伝われば嬉しいです!
本編「マスターピース」
お客さんに「僕たちの関係性はどう見えますか?」と聞き、いくつか出てきた中の「叔父と激変した甥」を選ぶ。それ以外は全て即興、何も決めずにノンストップで紡いでいく。
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右:忍翔(おしょう)
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甥の聡(忍翔)が突然東京から訪ねてきて、叔父の貴明(おだかずや)は驚く。叔父もお金に困っていたため口がうまい甥の才能を活かして人を騙して金儲けを思いつく。
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叔父の提案により、金儲けは口の旨い聡により軌道に乗っていた。
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ところが、聡の父からかかってきた一本の電話で2人の人生は狂い始める。
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しばらくして、聡の父・浩二(忍翔、二役)が貴明を訊ねてくる。聡が警察に捕まったと告げ、預かってきた手紙を貴明に渡す。
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貴明は聡からの手紙を読み自分の代わりに聡が捕まってしまったことを後悔し、自首する決意をする。
聡を釈放させ、人生をやり直すことを選んだのだった___。
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これからも活動応援しています!
こちらはおまけ。
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カズさんが「ドラマ」だと思っていたのを「ドラマーだよ」と忍翔さんに劇中で訂正された瞬間。
悔しがる姿にはお客さんも思わず笑いが。
ハプニングが起きるのも即興ならではのシーン。
失敗してもいいとわかってるから、隠さずオープンにできる。
ひとりごと
インプロはけもの道に似ている。最初は道がないけれど、誰かが通り同じ道を誰かが通り続けて道ができる。
その道は誰も通らなければ塞がってしまう。
道は開かれすぐに閉じる。その後には何事もなかったように草花が戻り、誰かが通るのを静かに待っている。
同じ道を誰かが辿るとしても同じ道はできない。
やってみたかったことだけど、
もうやってる人がいるよね。
帰り道につぶやく。
当たり前だよ、と聞こえた気がした。私自身の声。
それでも、いいんじゃない。
誰かに呟いたら、気軽に言ってくれる人がいてくれる。ありがとう。
インプロは「とりあえずやってみよう」「失敗してもいいじゃん」と日常では真逆なことに気づかせてくれる。
でもいつの間にか、日常でも「とりあえずやってみよう、言ってみよう!」と行動できるようになっている。
人生が開けたのは間違いなくインプロのおかげ。
出会うまでの25年は足掻いても滑り落ちる穴の中だった。何かを掴みかけたら離れていった。
今ならわかる。
一番やってみたかったことを諦めていた。
それでも、人生が変わったのは「これで終わるわけがない」と知っていて足掻き続け、一番予想外な角度で演劇の世界へと入っていったから。
本当にワクワクすることだけを選んで生きていけるようになった。
今は「繋げる、繋がる」に喜びを感じている。恩人である忍翔さんを含め、私の周りにいる人がどんどん繋がってほしい。
そして、まだ実現できていない数多くの夢たちを想う。今は妄想。いつか形になる日を私が一番楽しみにしている。
妄想通りに叶うこともあるし、予想以上に大きく膨らんで現れる可能性もある。
さぁ、次の夢へ。
おしらせ
次回の撮影はこちら。初めましてのお客さんと作る即興ふたり芝居!
【忍翔からのメッセージ】
『Shall We Impro?』というショーを過去に3回やりました。これは初めましてのお客さんを舞台上に上げ、一緒に1時間弱の即興二人芝居を作るといったものです。
(中略)
そもそも『Shall We Impro?』自体は大好きなショーなので、何度でもやりたいのですが、舞台上に上がるお客さんももちろんリスキーなので、結構エネルギーを使ってしまいます。それをもっと気軽に出来ないかと考えた末に出来たのが、このスタイルです。
先述した「一つになる」もそうですが、「人を自由にする」という僕の生き様もこのショーには反映されています。
このショーが面白いのは、一緒に演じてくれる人が、時間が経つにつれてどんどん自由になっていくところです。
第1回では人と触れ合うことがそもそも苦手な人とエンディングで強く抱き合い、第2回では演劇なんか全くやったことない主婦の方が僕を(物理的に)引き摺り回して物語を動かし、第3回では今まで溜め込んでいた自分自身の想いを泣きながら打ち明けるという美しい瞬間がありました。
今回はそんな奇跡に3人分出会えるんじゃないかとワクワクしています!
あ、もちろんプレッシャーに感じる必要はないです。全て僕に任せて、委ねてくれれば、とても楽しい体験になること間違いありませんから!
『Shall We Impro?』は去年、私が忍翔さんと出会った思い出の企画。1年後に撮影で関われるなんて、人生何が起きるかわからない。自分でも時の速さに信じられません。
演劇経験はなくても大丈夫。ただ忍翔さんと話すだけで俳優になっています。不思議な世界へ、飛びこんでみませんか?
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![中島早紀](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111934314/profile_c6be1f31472cfec903d769314d983911.png?width=600&crop=1:1,smart)